紅い眼鏡のブログ一覧

今度のUpdateは、これまた少し注意が必要なんです。
と言うのも、メーカーが公開した推奨動作環境の内容が

・ＣＰＵ　４コア以上
・メモリ　４ＧＢ以上
・ＵＳＢ　３．０以上
・空きストレージ　１ＧＢ以上
・ＧＰＵ　DirectX １２以降対応
と　それ程高くないスペックと言える。

となっているのですが、この中で見落としがちな注視する点が　このＧＰＵに関する項目なんです。
ＧＰＵ＝Graphic Processor Unitは、簡単に言うとパソコンの画面に動画・映像・図形等等を表示させる為に必要とされる各種演算・コントロールを行う専用チップです。
低価格ＰＣ等は、ＣＰＵに簡易搭載されているもので補われています。

が、問題はこのＧＰＵがDirectX 12に対応するのが望ましいとされている事です。
DirectX 12は比較的新しく　旧来のノートＰＣやディスクトップパソコンでWindwos10をお使いの方や　低価格ＰＣを購入の方はDirectX 10 又は DirectX 11の対応となっているのが大半です。
未対応なら使えないの？・・・・そうではありません、正しくは「快適には動作しません」という事で動く・動かないの論点で言えば動きます。

何故　DirectX 12対応が推奨なのでしょうか？
それは　必要・不要関係なく　次のUpdateで３Ｄエンジンが標準搭載され、その３ＤエンジンがDirectX 12以上で最適に動作する様に最適化されているからです。

じゃぁ私は３Ｄ関連のソフトは使わないから必要ない・・・と言われる方も多く居られますが　それは大きな間違いです。
この３ＤエンジンはＯＳの一部として機能する事になっており、Windows10を起動した時点で既に動作しているのです。
又、その後のUpdateは　この３Ｄエンジンが正常に動作している事が前提となってくる為、ＰＣを熟知した方以外は勝手な対処を取る事は危険です。

では　DirectX 12非対応のＰＣはどうしたら良いのか？
対処は４つ・・・・
　①Update後　画面表示速度等が遅くなるが　そのまま使う
　②もしＧＰＵが搭載されているなら、最新ドライバーソフトを確認しDirectX 12対応となっていれば直ぐに更新する。
　③DirectX 12対応ビデオカードを装着（追加　又は　換装）する。（１万円以下から対応カードがあります）
　④Windows10に対する全てのUpdateを中止し　今後一切の更新処理をしない
となります。
但し、ノートＰＣや世界標準規格サイズＰＣ以外の大半のＰＣは、半数位が収納可能カードサイズが無く対策不能で①又は諦めて買い替えるしかありません。
尚　④は現状の不出来なWindows10を見る限り、何らかの弊害が発生する可能性があるので基本は除外した方が良いかと・・・・。

最低限の前準備としては以上の様な感じです。
が、Update開始後は　これ以上の問題が発生するでしょうね・・・多分・・・。
又　Windows10に搭載されているIE11も打切りが近づいていますので、早めにEdgeに移行して頂いていた方が良いです。

因みに　近々にノートＰＣの購入を・・とお考えの方は、ゲーミングノートＰＣシリーズをお勧めします。
理由は　ゲームをする・しないの問題では無く、この手のノートＰＣにはＧＰＵが搭載された物が多く　且つ　ドライバー更新でDirectX 12対応に出来る可能性が大きいからです。（店舗にて要確認）