除電チューニングを色々調べていく中で見かけたもの。
アルミテープと銅箔テープの積層テープと、その中間にラジウムシートを挟んだリアクターテープ。
これを色々試していました。
前者を積層テープ、後者をリアクターテープとこのブログ中では呼称します。イメージとして、前者はアルミテープによるコロナ放電タイプの除電の強化版、後者はリアクターによる静電気注入による帯電中和のテープ版のようです。
①バッテリー
助手席側バッテリーには、元々トムイグさんに頂いたリアクターがついているので、積層テープを貼ってみたがあまり変化を感じられなかった。
余ったので、リアクターテープをトムイグリアクターに貼ってみている。よくわからない。
運転席側バッテリーは、e-Boxerのネガ部分最大の鬼門。マイナス端子の四角い端子(よくわからない)に積層テープを貼り付けた時は変化を感じた。そこに接続するようにアルミテープによる回路を作って、ネオジムも取り付けた特製リアクターテープを貼り付けたら逆効果だった。マイナス電荷を与えすぎても良くないということである。
②リアハッチ
リアハッチ上部分にリアクターテープを貼り付け。他と合わせて貼り付けているので、単独での効果は分からない。
理屈だけで言えば、ルーフスポイラー周辺にマイナス電荷を注入して帯電をなくすor減らすことで、空気の流れが良くなるので空気抵抗が減る。ウチの蒼依の場合は、自作ボルテックスジェネレーターを付けているので、微小乱流によって帯電しやすいと考えられるので、尚効果があるのではないか。たぶん。
③ピラー&ドア
最初は、前後ドア後端のみにリアクターテープを貼り付けた。側面の空気の流れを浴することを狙った措置である。しかし、走りがもたつく感じがあった。
そこで、Aピラーの付け根にリアクターテープを貼り付けた所、流れが良くなったのか、走りが劇的改善した。
④リアバンパー
なんとなくでリアバンパーの内側にリアクターテープを貼り付け。
単独での効果はよくわからない。
マフラーの遮熱版の所にカーボン放電策を付けているので、相乗効果でよくなっているかもしれない。
⑤走行用バッテリー
リアクターテープと積層テープを3つずつ分散貼り付けしている。
単独での効果はよくわからなかった。
後述の感想から考えると、充電に効いているようだ。

普段はこれに加えてRAMシートで覆うことで電磁ノイズをいくらかでも防いでいる。
⑥ショックアブソーバー&リアアーム
フロントショックアブソーバーのエンジンルーム内部分には、ゴムのキャップが被せられている。このキャップを外して、ショックアブソーバー頂部がハマっている枠の内周部分(写真参照)にリアクターテープを貼り付けた。
リアアームの左右それぞれにリアクターテープを貼り付け。
これはなかなか良い効果を感じた。乗り心地の向上に繋がっている。
ショック内のオイルやアームの除電によって動きが良くなった結果だろう。
⑦オイルフィルター&ラジエーターキャップ
両者にリアクターテープを貼り付け。
なお、オイルフィルターには元々ギザギザ加工したアルミテープを貼り付け済み。
単独での効果はよくわからなかったが、オイルフィルターからの除電は効くらしい。また、ラジエーターを通る冷却水も帯電があるようなので、ここの除電は間接的に走行性能向上に効いているのだろう。たぶん。
⑧PCVホース
いわゆるブローバイホースである。スバルの場合、名称が違うらしい。
同じFB20でも、e-Boxer仕様はガソリン仕様と相当違うらしく、全然情報がない中、たかbouさんが見つけて記事にしてくれていたのでようやく発見。
ここにはネオジム仕様リアクターテープを貼り付け。
リアクターテープの上下に反発方向にネオジム磁石を取り付けて、さらに下段側にはアルミテープと銅箔テープの積層を増やしてネオジム磁石のふくらみ部分の段差を埋めたもの。
これをPCVホースに乗せた後、さらにアルミテープと銅箔テープで交互にぐるぐる巻きにして固定した。
ここはかなり効果大。トムイグさんがブローバイホースの除電が効くと以前記事にしていたが、確かにその通りだった。
トムイグさんによると、リアクターも効果を発揮するには数日寝かせる必要があるとのこと。たぶんリアクターテープも同じだと思われる。
そんなわけで何日か経ってから走っての感想。
全体の除電バランスが整っているのか、走りが非常に気持ちいい。低速からのトルク向上が大きく、スッと加速できるのが良い。
なんとなくだが、以前よりも走行用バッテリーの充電が速いように感じる。今までよりも短期間・短距離で充電が進む感覚がある。
とはいえ、e-Boxerのネガ部分はだいぶ気にならなくなってきたとはいえまだある。
エンジンとモーターのトルク協調ができてないことによるショックである。
主観的イメージ
モーター走行(スーッと走行)→エンジン起動⇒ドンッという衝撃。
この衝撃が、グワンというエンジンのトルクが加わる感じになり、衝撃からトルクが加わる感じに収まったという感覚だろうか。
あと、重量もあると思うが、妻を乗せた時と一人の時とでなんか走りの感覚が違う。
人間一人分の重量が加われば当たり前ではあるが、個人的には除電マットによるフレームへの静電気流入が増えたことが違和感の原因ではないかと考える。
下回りのフレーム部分からの除電をもう少し進めたらよくなるかもしれない。
⇒数日たった後また乗ってみたら、妻を乗せた時の感覚と、エンジンとモーターの協調がだいぶ気にならなくなっていた。多分気温が原因だと思われる。
いずれにせよだいぶ良くなった。
ひとまずこれでいいんじゃないかと思えるくらいには。
まだまだ雪が降るのと気温がマイナス行くのでスタッドレスから夏タイヤに変えられないが、夏タイヤで遠出するのが楽しみである。
リアクターテープ概要
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/03/24 12:20:25