勝てぬなら、より有利なチューニングを施し、車の戦闘力を向上させて勝つ。
その勝利の方程式の下、次なる低燃費チューニングを実施したいと思います。
さて、次なる低燃費チューニングで何をやるか。
ここでパジェロミニ時代の低燃費三種の神器をおさらいしてみましょう。
『LWWT』『RB』『OB』
『LWWT』
これが一番効きましたねえ。
既に装備済みです。
しかし、効果はイマイチ・・・。
形状が問題かもしれません。
これについては、『RB』の一部で改良する、という手が残っています。
『RB』
これも効果が大きかったものです。
比較的安価に装備できます。
ただ、装備方法の関係上、冬場はちょっと怪しい、というのがあり、今まで装備を延期していました。
そろそろいいかもしれません。
『OB』
これも効果大。
ただ、装備するのにいろいろモノが必要であり、比較的コストが掛かってしまうのが難点。
休日になったので、お馴染み自動後退へ行ってみました。
当初、『OB』を装備しようと探してみたのですが、・・・肝心のモノが売ってない!
あまり好きではないのですが、黄色い帽子のお店も行ってみましたが、こちらもダメ。
やはりここいらでは、遠出して自動曲線まで行かないとダメなのかもしれませんね。
仕方ないので、OBを装備するためのベース装備だけ自動後退で買っておきました。
あ、それと、良いものがあったので、あるものも一緒に購入。これについては後述します。
さて、『OB』は密林で探さないといけないようなので、予定を変更して『RB』を装備することにします。
パジェロミニは、最低地上高が高過ぎ、ボディ形状も良くなかったため、効果大ではありつつも、十二分に生かし切れていなかったのですが、レヴォーグなら違います。
装備するために必要な環境がバッチリ揃っているんです。
これならより効果を引き出せるかもしれません。
そんな訳で、近所のホームセンターで必要資材を購入。
早速装備してみました。
テストは、ホントは会社の後輩君と行くはずだった温泉。

親の送り迎えしないといけなくなったそうで、今回は一人温泉です。
走り出してみて、やはり効果を感じますね。
ダウンフォースが大きくなったような感覚です。
普通ならこれでは抵抗になってしまうのですが、こちとら300馬力のハイパワーターボで、日本最高性能のAT(CVT)車用AWDシステムを装備した車です。
レグノとの相性もあるかもしれませんが、少しダウンフォース強めにした方が路面へうまく動力を伝達できるようで、走りが良い感じですね。
翌日、『RB』システムのもう一つの要素を投入し、更に『RB』も増強してみました。
これが大正解。より軽快に走るようになりました。
路面のアップダウンもあるでしょうが、一区間高速を80km/Lで巡行してみると、MFD上での瞬間燃費計が22~25km/Lの値を示します。やや上り坂の区間で走ってみると、それでも17km/L位は出ていそうな感じ。
結果を出すまでは詳細を控えておきますので、詳しく書けないのがもどかしいです。
そうそう、これのテストもしていたんです。
ボンネットエアインテーク塞ぎですね。
レヴォーグのボンネットエアインテーク(ボンネットバルジ)は、EJ20を積むWRXSTIと共通設計となっており、WRXSTIのドでかいインタークーラー用のサイズになっています。
FA20DITを積むレヴォーグ(WRXS4)は、WRXSTI以外のターボ車とほぼ同じ設計のインタークーラーで、インテークに比べてかなり小さいサイズになっています。
そのため、インタークーラー部分の横に、こんな穴が開いているんですね。

ちなみに、中は繋がっています。
ネット情報によると、ここを塞ぐことで、インタークーラーのみに空気が当たるようにして冷却効率を上げ、パワーを増す、というモノがありました。
これを試していたんです。
やり方は簡単。最初期に購入していた導通性ではないアルミテープを貼るだけ。
剥がれ防止のために、インテーク内からも貼って、サンドイッチするように貼っています。
確かに、効果はあるようです。パワーが出るようになっているのが分かります。
ただ欠点もあり、水温が高くなってしまうんですね。
正面から見て左側。ここの下には、CVTウォーマーがあり、熱交換を行っています。
(インタークーラーのすぐ側なんて熱い所でやらなくても・・・)
その冷却にこの穴が役立っていたらしく、塞いだ結果、エンジンが温まるのが早くなり、今までよりも同条件での水温が4~6度くらい高く表示されるようになっていました。(96℃くらい)
夜でも高いままなので、日中長時間運転すると危険かもしれません。
なにせ、走っても温度が下がりませんからね。
ネット情報では、走行中は空気が流れるから大丈夫、とあったのですが・・・・。
基本ノンストップで長時間運転することが多い自分の運転スタイルからすると、これは合わないかも、と判断し、テストは終了。撤去することにしました。
撤去後の走行試験が日曜日。
やはり96℃なんて表示されることも無くなり、88~92℃くらいで安定していました。
信号で止まっているときは温度が上昇しますが、負荷を掛けないように流せば温度が下がります。
長距離走るには、この方が良いようです。
さて、長距離テストをば、と行きたいところなんですが、例のCVTオイルパンの漏れがまだ続いているので、あまり無茶はできません。
今回日曜の走行テスト後(約80km走行)後、潜ってみるとやはり漏れが。

これは、RB装備前は出ていなかったので、恐らく走行すると漏れるのでしょう。
6/23に6ヶ月点検を兼ねて入庫を予定しているので、その際に点検してもらう予定で居ますが・・・どうなることやら。
後1000㎞ほど走ればオイル交換なのですが、あまり距離重ねたくないし、悩みどころです。
忘れてた。
自動後退で買ってきたものはこの二つ。
一つは、コーティング剤ペルシード。

これが良く効くんです。
パジェロミニ時代からの愛用品の一つです。
もう一つは、サンシェード。

いままでこんな感じかと買ったら、実はサイズが小さくて微妙に覆い切れていなかったサンシェードを使っていました。
レヴォーグは、フロントガラスが上に向かってすぼまっているので、ちょうどいいサイズが無いんですよね。汎用品だと。
で、何気なく自動後退を見ていたら、レヴォーグ専用品が売ってるじゃないですか。
色が黒なのが気に入らないところではありますが、まあ裏の銀の面を使えばいいので、専用品と言う点を重視して良しとしましょう。
使ってみた所、バッチリ。どうも、A型で設計していたようで、B型以降のASP装備車では、ミラー基部のカメラユニットに干渉しますが、まあ真ん中の分割線を緩めれば使えます。
サイズが合わない汎用品では、サンバイザーを降ろすだけじゃなく、片側外して斜めにしないと長さが足りずに抑えられなかったのが、普通にサンバイザー降ろすだけで抑えて使えるのが非常にGood!
超楽ですw
これからの熱い時期、サンシェードは必須品になってくるので、これまで以上に活躍してくれることでしょう。