8/11-12、お盆の前半に幼馴染が遊びに来た。
うん、男だけどね。
そして、遊びに来たという言い方も厳密には正しくない。
連れまわした、と言う方が正しい。
8/11早朝。
相も変わらず深夜1時に信州を出発。
目的地は、幼馴染の住む栃木県は宇都宮市。
途中コンビニで仮眠し、実家に一瞬顔出して宇都宮へ。
常々思う。
関東暑すぎ。
宇都宮訪問は、ほんの一瞬。
まあ、迎えに行っただけだしね。
メインはドライブにある。
最初の目的地は、群馬県のこんにゃくパーク。

「ねぎとこんにゃく 下仁田名産」とかるたに謳われるこの地には、何とも面白いテーマパークがある。
なんぞや、と言われれば、こんにゃく工場の見学ができる所、なのだが、面白いのはそれだけではない。
なんと、売ってる商品の試食ができるのである。
試食と聞いて、小さなカップに乗せられたアレとかを思い浮かべるだろう。
その認識は大間違いである。
これだけのものを食べさせてくれるのだ。

これ、全部こんにゃくである。
(ニンジンとか、違うものも少数入ってはいるが・・・)
こんにゃくの本来の食用途以外で一番感動したのは、うどんだった。
本家うどんに負けてない。これはうまい。
なお、刺身(笑)はあくまでこんにゃくであった。魚の刺身を代用するのは無理がある。
展示も充実。




特に驚いたのはこちらのパネル。

こんにゃくにゴボウを入れると緑になるのか。
ゴボウから緑なんて全く想像つかない。タマネギの方はまだ分からなくもないが。
よくこんなこと思いつくものである。
こんにゃくパークの後は、富岡のグンマー県立自然史博物館。
当初は、碓氷峠鉄道文化むらに行って、お昼ご飯に釜めし食べつつ散策しようかと思っていたのだが、上述の通り、こんにゃくの試食でお腹いっぱい。
ならば、無理して碓氷峠まで行かずとも、富岡に面白いものがあるじゃない、と言うことでやってきた。
久しぶりに来ましたが、こういった自然史博物館は何度見ても面白い

。




その後は、絶対に混んでるであろう軽井沢を迂回して内山峠から信州入り。
小諸の「あぐりの湯こもろ」で入浴。
ここの良い所は、浅間連峰を一望できること。
先日噴いた浅間山を眺めながら風呂に入ろう、と言う魂胆である。
まあ、雲がかかっていて、どれが噴煙でどれが雲なのかさっぱりわからない状態だったのだが。
ここで遅めの昼を食べたのだが、いまだに尾を引くこんにゃく。
豆腐だけ食べて満足。
自宅到着する頃には、ヤバいと思っていた雨がついに降り出した。
最近信州で多いゲリラ豪雨と言うやつである。
通っていた道路はそこそこヤバいレベルで冠水していた。
何がヤバいって、玲ちゃんに装備してあるフロントアンダースポイラーである。
それに、アンダーパネルに設置してある新兵器RBに、タイヤ周りのアレ。
幸い、波が立たないようにゆっくり進んだおかげか、被害なく通過することができた。
さて、ここで一旦給油。
8/11 697.3km 52175km ENEOSハイオク @149円 43.50L ⇒ 16.03km/L
カタログ燃費達成率⇒121.4%(13.2km/L)


長野の友人宅でのスピーカー交換作業有り。グンマーへ出発前に200km走行。
高速走行有(佐野⇒宇都宮上三川、宇都宮上三川⇒藤岡)
当初こんにゃくパークへ行くためにその先の吉井か富岡まで乗る予定だったのだが、どうも事故があったらしく、藤岡JCTから渋滞が発生していた。
まったく、こういった連休時には事故が増えるので困る。
藤岡ICでさっさと降りて下道で行って大正解であった。
大体グンマーへ行くと燃費が悪くなるのが、自分の中の通説である。
全部碓氷峠ほか、関東山地が悪い。
幼馴染氏が乗っており、あまり燃費を意識した走行はしていない。
その割には、悪くない数字である。
尚、翌日もっと燃費悪くなる所へ行く予定だったため、先に給油した。
8/12
この日は、天気によって行先を変えるつもりであった。
前日のゲリラ豪雨の際の雲が残っている可能性があったためである。
事実、夜にそばを食べに出かけた際には雨はやんでいたが、星空をあがめることはできなかった。
朝の天気は、やや曇り気味。しかし、目的地付近の山には雲がかかっていないようだった。
賭けではあるが、山に行ってみることにした。
その目的地は、霧ケ峰高原である。
自分にとっての元職場(霧ケ峰自然保護指導員として活動してました)
信州の中で一番のおすすめポイント。
それ故案内したかったのだ。
ちなみに、出発は朝6時。
前日、蕎麦と共にアルコールも入れていた幼馴染氏は、速めに寝たこともあり、朝4時半頃にはスッキリとした朝を迎えていたらしい。
そんな時間に家を出れば、霧ケ峰に着くのも早い。
八島ヶ原湿原に到着したのは7時過ぎである。


生まれはグンマーで東京の大学に行き、今は転勤で宇都宮。そんな暮らしの幼馴染氏にとって、霧ケ峰の環境は「お盆ってか、8月じゃねえ、こんなの」らしい。
外気温17度。
標高1700~1800mは伊達じゃないのである。
ガチ登山するわけでもないので、軽く散策するだけ。
それでも、こんな景色や多くの花を見ることができる。






幼馴染氏曰く、「モンハンの世界だ」との感想である。
次は車山湿原。
もちろん登山は無し。てか、サンダルに短パンと言う舐め切った格好の幼馴染氏を登らせるわけにはいかない(笑)






普段コンクリートジャングルで暮らしており、あってもせいぜい低い丘しかない環境に住む幼馴染氏にとって、まさに非日常の世界らしい。
レジャーとは、そんな非日常を楽しむもの。
連れてきた甲斐があったというモノである。
この頃には、雲も晴れてきており、玲ちゃんの写真コレクションも増やすことができた。
下山した後に向かったのは、幼馴染氏の行ったことが無いという山梨県。せっかくなので下道で景色を堪能しながら走ってみた。
まあ、R20で市街地ど真ん中ではあったが。
目の前に盆地が広がって、その奥に富士山が見える光景は、なかなか新鮮なものであっただろう。
雲被っていたのだけれども。
さて、最終的な目的地は、甲府盆地を突っ切った先である。
笑点の青い人の故郷、大都会(笑)大月、のちょっと先。
道の駅つるである。

ここで食べたのは、名物ほうとう。
ただし、良くイメージするアレは暑すぎるので、冷たいほうとうにした。

だって、甲府盆地走ってる時は、車載温度計が36℃を示していたのだもの。
冷たいものを食べたくなる。
これはこれで大正解。コシがあってうまい。
うどんの類はコシが命。ふにゃふにゃ麺はダメだ。
お腹いっぱい食べたら、最新技術の世界を堪能してみた。
歩いてすぐのリニア見学センターである。


また、ここの化学実験が面白い。

超伝導体とネオジム磁石を使った実験が見れる。浮上効果に張り付き効果。
それによって、ネオジム磁石を大量に並べたレールの上を張り付きながら超伝導体が滑っていく、と言ったものである。
説明のオジ・・・おにーさんの話も面白いw
そして、幼馴染氏を大月駅に送って、今回の信州訪問記は終わりである。
最後までずっと言っていたのだが、一日目夜に食べた馬刺しと霧ケ峰の景色が良かったそうだ。
楽しんでもらえたようで何よりである。
個人的な反省としては、やはり山道。
この前のオートテストではないが、普段こんな道燃費悪くて走らないので、あまり荷重移動や速度を出すポイントの読みがうまくいかなかった。
ぶっちゃけ、玲ちゃんの大パワーに頼った運転になってしまった。
それはそれで楽しんでもらえたようだが、反省点である。
運転技術は、まだまだけだまさんには及ばないようだ。
以上、お盆前半の記録。