房総半島で開催されたヴィンテージバイクのイベントに、スバル360でサポートカーとして参加してきました。
大会名「FERRO Mari e Monti(フェッロ・マリ・エ・モンティ)とは、イタリア語で「鐡・海・山」を意味します。千葉県房総半島の美しさと多様性を昔の自転車で走って楽しもうをコンセプトにしています。〜
大会ホームページより。今回で8回目の開催だそうです。
土曜午後に家を出て、5時間ほどかけて君津駅前のビジネスホテル着。
翌朝、スタート/ゴール地点の富津市金谷を目指します。
浜金谷のフェリー乗り場向かいにある鋸山美術館が会場。スタートのすぐ脇の特等席に360さんを置かせていただきました。隣のトゥクトゥクも、一緒にサポートしてくれます
360さんよりお年上の、戦前からの自転車だそうで、なんと試乗できるとのことでしたが恐れ多くて…
出店されているお店も、参加の皆さんのファッションも、最近の「機能/スピード第一」とはちょっと違うもの
※参加者のバイクは、ショートコースを除いてカーボンフレームNG。ディスクブレーキNGなどのルールあり。ファッションはルールではありませんが、70〜80年代などの往年のものが推奨されています
これは参加の皆さんのバイク。私には価値や珍しさはとんとわからないのですが…
ということで、いざスタート
絵でしか見たことのないような、大きな車輪の自転車も。この方、ミドルコース100kmを完走されてました(すごっ!)
房総半島も、先のほうは海から少し内に入ると丘陵地が広がります。高い山はありませんが、アップダウンが続く感じ
稲刈り後の田んぼ道がコースになっています。サポートカーは他にもいましたが、こうしたコースには入れず。360さんやトゥクトゥクの活躍の場
…とはいえこのようなところでトラブってる参加者は皆無でした。カメラマンさんにちょっと便乗してもらったり、楽しかった
そして大山の千枚田。私、君津に3年ほど住んでいた(しかも富津が営業の担当地域だった)のに、当時はこの千枚田など存在すら知りませんでした…
その後、私はミドルコースに沿って転進。鴨川市に出て海(太平洋)を見て、また房総半島を横切り今度は富津市(東京湾側)に。
まさに営業でぐるぐる走り回っていた地域。道が狭くて… 車で行ったら方向転換できなくてそのままバックで戻らなければならないようなところがいくつもありました。そんな道も、今回のコースとなっています
オイルの補充
こちらのカフェもエイドステーション。ちょっとお手洗いをお借りしたのですが、なんと参加の皆さんコーヒー飲んでまったりおしゃべりを楽しんでいる(!) サイクリングのイベントにもいくつか参加/サポートしたことがあるのですが、こんなことは初めてで少なからぬカルチャーショックを受けました(笑)
60kmで3時間ほどあれば走れてしまうはずのショートコースの人もまだまだ多くいまして、いやぁこんな楽しみかたもあるのだなぁと
カフェから少し歩くと海岸へ。対岸は三浦半島
群馬県民のうちの子は、海を見てはしゃいでいました
ゴール地点の金谷に戻る途中、これまた行ったことのなかった燈籠坂大師の切通しトンネルへ。写真だとなんとなく伝わらないのですが、短いものの背の高さに驚きました
そして日も暮れかけたころ、ゴール地点に到着。すでに多くの人がゴールしていましたが、数10年前の重く、ギヤも男前な自転車で完走するというのはすごいなぁと思いました
ちょっと裏手のJR内房線浜金谷駅で撮り鉄。実はこの日は団体列車で「リゾートやまどり」が来ているという情報で、見に行きました。前橋が本拠で、ふだんは山で見ることが多いこの列車が海沿いにいるのはちょっと不思議な感覚
そして新宿さざなみ号。この車両も、千葉にいたころはまだ新車だったのですが、引退がささやかれる時代に。レガシィGT
(2代目のころです)に乗って「ビュー特急みたいに乗り心地がいい」と表現されたお客様がいらしたことを思い出します
東京湾の夕焼け
サポートのご褒美に、参加賞のバウムクーヘンをいただきました
帰りに子どもの要望で五井駅に寄り、小湊鉄道を見てきました。こんな寄り道してたので、帰りも5時間ほどかかり、23時に帰宅。
2日間で、サポートとしての100km含め、延べ走行距離515km。360さんよくがんばりました。私はクラッチ踏む左足じゃなくて、アクセル踏む右足が攣りそうでした。
Posted at 2022/11/05 00:09:19 | |
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