ターボエンジンとエコ運転の死角（タフト）

納車当初、妻に対し、「ターボは燃費が悪いから、アクセルをそ〜っと踏むように！」と言っておきながら、私が運転すると「燃費が、すごぉーく悪くなる！」と、妻から苦情を受けることがあります。

理由は明白です。
・亭主のエコ運転意識の欠如。
・ゼロ発進加速時、およそ2000～3000回転域に見られるアクセルペダルのノーコントロール感。
D-CVTの変速特性？それともターボの構造あるいはコスト的な問題なのか解りませんが、過給が始まるとタービンが回り切るまで、アクセル調整が困難です。このため、アクセルワークに無頓着になった?!

ターボの場合、3600回転でトルクがピーク（100Nm・10.2㎏ｍ）に達しますが、発進時は2000回転でもターボ特有の粘りあるトルクを感じ、その後、CVTのハイギア化が進むほど、僅か1500回転でも、NAにはない低速トルクを感じます。例えばムダにアクセルを踏まず、2380回転を維持するだけで、やがて100km/hに到達。

走行テスト（D-CVTの働き）
https://minkara.carview.co.jp/userid/2599360/car/2963112/6390849/note.aspx

軽自動車のターボエンジンは、タフトが初めてですが、この回転域（2000～3000回転？）のアクセルワーク応答性を高めると、ドライバーによるエコ運転意識が高まり、操縦性や快適性の印象まで変わる気がします。

ターボ炸裂中はアクセルを離したところで、ターボ炸裂を止めることはできない。