今回も原人未踏林道への挑戦は続く。本日は晴天なり、寧楽の双六林道、62林班線、丸岡の沢治山林道、そして新品の北海道道1013号神居岩総合公園線のマサリベツ延伸部分の走行をお送りします。道道1013号は市民にも知られず、ひっそり立派な道路ができてました(笑)。
| | 寧楽地図 これは本日の未踏林道探索の目的である寧楽の双六の沢林道と62林班線の位置関係を示した地図です。 |
FOX CHASE 寧楽林道 フォックスチェイスとは米国ペンシルベニア州の地名ですが関係ありません(笑)。本日寧楽林道上でキツネ追いをいたしました。すぐ脇に逸れればいいのにキタキツネさんは一生懸命走ります。本州のキツネはヒトを騙すといいますが、北海道のキツネは正直です。
7:44 双六の沢林道の南側の入り口です。以前の探索で北側の入り口は草ボウボウがひどく、入るのが困難でした。
原人未踏† 双六の沢林道 いままで草ボウボウで原人未踏だった寧楽の双六の沢(スゴロクノサワ)林道を探索しました。地名の由来は紆余曲折する林道の形状からでしょうか?轍のひどい林道で、悩まされました。途中倒木があり、通行止めです。人生双六のような道です。
7:50 倒木です。プロがチェーンソーで切ったような跡があります。上方を切り欠きにして、斜めに切っているのでわかります。この切り方だと下から切り上げてもガイドバーがはさまれません。道有林道では「
不可触の原則」を貫きますので、この倒木は排除せず、おとなしく引き下がります。
8:01 62林班線の入り口です。ゲートには施錠されてませんので、失礼して入らせてもらいます。もちろん「
不可触の原則」は守ります。
原人未踏† 62林班林道 寧楽の62林班線は現在、林業専用道として大規模改良工事が行われている林道です。本年秋まで工事がかかる予定です。本日はお邪魔しないように注意しながら探索させていただきました。前半はよく整備された砂利道ですが、途中からダートとなり、走るのに苦労します。この動画は右股・左股分岐部までの走行です。
8:08 右股・左股の分岐部です。
原人未踏† 62林班線右股 62林班線は分岐部から左股は標高293 mの鷲の巣山山頂付近へ、右股は三等三角点
音市瀬古(265 m)を通り、245mの尾根上まで進む道です。左股は木材が積まれ通行不可能でしたので右股へ進みました。ここも林道工事中で、おそらく今回の工事は右股終端までの工事でしょう。
8:14 右股のハテです。ありがとうございました。では帰りましょう。
8:24 帰り道にちょっと寄り道して川沿いの支線林道に入りましたが、ここで崖崩れで林道が塞がっています。
8:39 寧楽林道を離れ、道道1049号線上の林道入り口に寄ります。昨年治山事業のため林道を作っているのを見つけた丸岡の沢です。
原人未踏† 丸岡の沢治山林道 昨年発見した林道工事があります。砂防ダムの整備のため、寧楽・三軒屋の丸岡の沢という所に林道が造作されていたのです。砂防ダムまでの200 mほどの短い林道ですが、もちろん原人未踏† です。
8:41 林道は200mで終了、砂防ダムがあり、丸岡の沢 復旧治山事業とあります。
9:04 留萌市の春日町、マサリベツにて、道1048号留萌小平線から左に曲がる、すごい新品道路をみつけました。とにかく原人未踏†なので探索します。
原人未踏† 道道1031号延伸部分 おお、こんなところ(マサリベツ)に立派な道路ができている。しかもまだ誰も走っていないほど新品ピカピカだ。国土地理院の地図にはもう載っている道路ですが、大部分の市民は知らぬでしょう。道道1013号神居岩総合公園線のマサリベツ側延伸部分だと思われます。たったの380 mで市道カモイワマサリベツ線と合流します。カモイワ側の延伸がまだ工事中だからです。
| | 道道延伸説明図 道道1013号線の道道延伸計画を図にしました。地理院地図をGoogle Mapに重ね、地理院地図の透過度を上げ、下に工事中のところが見えるようにしました。今回発見したのは「新規延伸部分」とかかれた黄色い道道です。 |
本日の遭遇危険度 クマ2つ
(1つ: ほぼ安全、2つ: やや危険、3つ: かなり危険、4つ: やばい、 5つ: そこにいます)
RINDO TREK 2020
RINDO TREK BEYOND 2019
2018年以前の記事の目次は こちら
南留萌林道概説
南留萌林道概説はクロカン・ドライブ・登山・自然観察・野鳥観察・化石採集・渓流釣り・昆虫採集など様々な目的のため山に入るひとたちのために作成しています。原人の実地探査などにより訂正・補遺が必要な場合、予告なくその都度改訂していき、最善のガイドとなるよう心掛けていきます。
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Posted at
2020/05/31 17:10:18