先日、西武鉄道『安比奈線』を見てきました。
場所は、埼玉県川越市。
西武新宿線、南大塚駅からの分線です。
1925年、入間川の砂利等を運搬する為に作られた路線。
1963年、需要減により休止。
そして2016年2月、正式に廃線が決まりました。
そんな歴史ある線路の存在、実は廃線のニュースを聞くまで知りませんでした(^_^;)
青春時代から慣れ親しんだ西武鉄道。
地元のそんな不思議な路線に、今更ながら触れてみる事にしました。
南大塚駅。久々に来ました。
ここから『安比奈線』スタートです。
南大塚~終点まで3.2kmと聞いています。
歩いたら往復で8~10kmくらいか。。。
線路を歩ける訳じゃないですからね。
でも、車じゃゆっくり写真も撮れない。
ってことで、スカイラインは駅でお留守番。
大塚駅から、できるだけ線路に沿って歩きます。
南大塚駅付近。
線路の土台がたくさん置いてありました。
これから使う予定だったのか、撤去された物なのか。
線路の方向を確認。
ナビも起動して歩いていきます。
このナビにも安比奈線の線路表記がありますね。
信号機も古いですね~。
国道16号線にぶつかりました。
線路はコンクリートで埋められているようですね。
この路線、昔は旅客として再利用するつもりだったらしいです。
それで休止扱いだった訳ですね。
でも、こうなってしまっては無理ですね。
国道16号を今から越えるように作るのは、、、難しい。。。
更に行くと、民家と民家の間に寂しく線路がありました。
『ある』というより、『置いてある』という表現の方が正しいかもしれません。
更に進むと、、、
線路で何か栽培してますね(笑)
道路をいくつも跨いで、まだまだ続きます。
畑の真ん中に橋を架けて、渡る線路。
まるで、昔の電車が今でも通りそうですね。
だんだん、家が無くなってきました。
このスマホのナビだと、ここで線路が終わっています。
でも、まだまだ続いてる。
ここからは、線路に目を見張って進みます。
線路沿いの道を発見!
木製の電柱。
ほんと、歴史を感じます。
あらら、線路が森の中へ。
車が通らなそうな道でも、必ず車が通ります。
ここら辺、バスも無いみたい。
車が必需なんですね。
なんとか、森の中へ行ける道を発見。
でも何も無かった(笑)
結構歩いたな~。
入間川に平行して敷いてある線路。
しかし、後に出来たと思われる橋に妨げられていました。
穴(トンネル)が無い(笑)
ここからは道とは言えない未舗装路。
ダートを進みます。
モトクロスやってるし。。。
かなり深い水溜まりのようで。
車、置いてきて正解でしたね。
富士山を小さくバックに夕暮れ。
もう、線路は確認できませんでした。
電線の残骸はあるので、ここら辺が終点のようですね。
遠くに見えるのは『西武建材 安比奈工場』
西武グループです。
そもそも、この為に作られた線路なんですね。
もう、線路の面影無し。
入間川が沿って流れていました。
さて、帰り道は、、、
ああ、最寄りまで45分(笑)
車が南大塚にあるので、徒歩で駅へ。
一時間、ひたすら歩きました。
目標が無くなると、急に歩くのがつらくなりますね。
ただいま、スカイライン。
帰ろう。
なかなか楽しいウォーキングでした。
ずっと気になってたので、面影があるうちに見れて良かった♪
長くなりました。
最後まで見て頂いた方、ありがとうございます。
※いるのかな?そんな人(^_^;)
Posted at 2017/01/23 20:59:02 | |
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