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イイね!
2017年12月01日

ブレずに15年

ブレずに15年 この木曜日は、久々に丸一日の休暇を取得。

理由は、私達夫婦の結婚記念日(11/30)だったから・・・ではなく(^^;)、母の月イチ通院に付き添うためでした。

朝からアクセラXDで郊外の総合病院まで足を運び、検査と診察、そして翌月の精密検査の相談と、正味時間は3つ合わせてもせいぜい20分程度だというのに、待ち時間はいつも2時間超え。
行き帰りの運転はもちろん、移動中の気遣いや主治医との直接的なやりとりを含めると、本人よりも付き添い役の方が圧倒的に疲れるような気がしてなりません(-_-;)。

とまぁ、折角の15回目の記念日も、完成したばかりの駅ビル周辺を午後から夫婦で散策し、商店街でお祝いのケーキを買ってくる程度に終わり、スペシャル度はうんと控えめでした。

その一方、15年前の披露宴のスペシャル度はというと・・・

のっけから突如会場が真っ暗になり、ユーノディエールを全開で駆け抜ける767Bの甲高い4ローターサウンドで開宴。会場で流したBGMや映像の数々、会場外にライトアップして停めておいた赤CHARGE号など、まさに私のやりたい放題の演出内容。
もうね、仕掛けた張本人の私は、準備の段階から当日のお客さんの反応が楽しみで仕方がありませんでしたから(笑)。

その、やりたい放題の象徴が、画像のウェディングケーキですね。

世界中を探せば、1991年のル・マン24時間レースで総合優勝したマツダ787B(#55)をモチーフにした人が何人かいるかもしれませんが、その2年前の1989年に総合9位に入賞したマツダ767B(#202)をわざわざケーキにした人は、おそらく皆無だと思います。

無論、私にとってこの202号車は唯一無二の思い出深きマシン。
青春の日の憧憬のど真ん中にいて、脳天まで響く超個性的なサウンドと、本コース上で一番目立っていたド派手なカラーリングで、二十歳そこそこの私にそれはそれは強烈な原体験を見舞って、「マツダ」「レース」「ロータリー」にとことん”罹患”させてくれた罪多きマシンなのです。

「アハハ、まぁ、若気の至りってヤツですよ・・・」

その当時は真面目に思いを込めた自信満々の演出だったとしても、ひとたび月日が経ってしまえば、きっとそんな感じで自嘲気味に振り返るのが通常のパターンなのかもしれません。
でも私の場合に限っていえば・・・

世界にひとつの767Bケーキはその日のうちに列席した方々の胃袋の中に消えていきましたが、あれから15年経った現在、今度は世界にひとつの767Bワールドが何段階ものパワーアップを経て、新居のガレージや自室の中にしっかりと根を下ろしました。

あの日のケーキの目撃者の中にも、さすがにここまでの展開を予想した人は殆んどいなかったでしょう。
でも、私自身の意識は全く違っていたのです。
その時もきっとそうだと確信していたし、さらに年月を重ねた今は、さらに声を大にして言えるのです。

このマシンこそが、現在の私を形成した”原点”なんだってことをね(^^)

(ブレないのか成長してないのかは・・・判断をお任せしますけど 笑)
ブログ一覧 | 隠れ家発のWW2 | 日記
Posted at 2017/12/01 23:55:25

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この記事へのコメント

2017年12月2日 0:52
15周年おめでとうございます!

あの嗜好を凝らした演出ですが,僕らはバカ受けだったと言う反面,新婦側の参列者の皆さんは大丈夫なんだろうかと心配さえしてしまいまいました(笑)

ケーキは切って食べてしまうのが勿体なかったですが,右フロント担当のN氏のマスコットもご本人の胃袋に?

エンディングに流れた走行会での車載映像は幾度となく拝見していましたが,自虐的なNGシーン?衝撃映像?(笑) もさることながら,参列者の名前が映画のエンドロールのごとく流れたのもサプライズでしたね。

今でも鮮明に思い出す素敵な披露宴でした。
コメントへの返答
2017年12月2日 9:30
ご列席いただき有難うございました(^^)

喜んで頂けてホント何よりでした。
やはり、より多くの方々に80%程度の満足を届けることよりも、たとえごく一部の方々であっても、そこに200%の大満足を届けることの方が大切だと私は思ってましたし、これってマツダの生き様にも通じますよね(^^)。

右フロント担当のマスコットは、事前の予告もなしにケーキカットのご発声をお願いしたカリスマメカニック様のお皿に載ったところまでは確認しました。おそらく家に持ち帰られてはないはずです(笑)。

自虐的な映像・・・赤CHARGE号が鈴鹿シケイン先のサンドラップに真っ直ぐ突っ込むシーンも入れてましたね。下手にハンドルをこじって"タテに"回ることなく(笑)、クルマも人も無事生還できてこそのこの映像、この披露宴、そして現在があるわけで、様々な運命、様々な出会いにホント感謝しなければとあらためて思います。
2017年12月2日 8:18
あのサウンドは、聴いた人でないとわかりませんね。

4ローターの気持ちイイ抜けた音は、虜になります。
コメントへの返答
2017年12月2日 9:37
そうですよね~(^^)。

他の大多数のレシプロエンジン勢に伍して、孤高の甲高いサウンドを全開で奏で続ける様子を毎レース224ラップも見続けていれば、こんな重症患者が出ても全く不思議ではありません(爆)。
2017年12月4日 15:43
水晶婚おめでとうございます♥
ちなみに私は来年2月1日で磁器婚です♥
無論相手はFISCOで初デートした方ではありません♪
この話は妻にも昔からよくしてて雨のFISCOを歩いて1周した話をすると
女性目線で「かわいそー」 とか 「私なら絶対イヤ」 とかいわれましたね~

結婚披露宴! スゴイですね!
見てみたいです!
新婦側の方の反応とか心配しちゃいます
コメントへの返答
2017年12月9日 12:05
ありがとうございます!
(い、いろんな種類の"婚"があるんですね・・・)

やはり、ディープな世界を長続きさせるには「とことん共感する」か、「距離は置くけど否定もせず」の二者択一ではないかと常々感じています(^^;)。いずれにしても、現在の状況には感謝しないといけませんね。

披露宴・・・今思えば物足りない部分もありますが(爆)、ご心配いただいたような常識人の印象を考慮すると、ギリギリの落とし処だったとは思います(汗)。

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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