![新生活の序章② 新生活の序章②](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/419/031/47419031/p1m.jpg?ct=fa5dc15d0cfb)
新入りのMX-30が我が家のカーライフにもたらそうとしている変化について、前回の①ではマイカーの色彩という視点から述べました。
続く②ではライフスタイルの面について綴ってみます。
我が家のマイカーに「嫁さん専用車」という独特なポジションが誕生したのは・・・2007年のことでした。
広島からホームタウン周南へ移住したのを機に、私が満を持して"用途別3台体制"を提唱し、全く新しい布陣を敷いたことに端を発します。それ即ち、
スポーツカーのRX-7(残留)、
コンパクトカーのベリーサ(新車代替)、
ミニバンのボンゴフレンディ(中古車追加)
という新ラインアップ。
この時、初代の嫁さん専用車となったベリーサは、そのコンパクトなサイズを活かして細やかに機動力を発揮し、日々の買い物やこれから始まる子供たちの幼稚園送迎をこなすという重要な役割を担ったのです。
その後、クルマは(私の一存で)デミオ13-SKYACTIV(DE)、デミオ13S(DJ)と変遷し、2018年からはCX-3 20Sへ。(すべてSKYACTIV-Gエンジンですね…)
四代目を襲名したCX-3との5年半を振り返ってみると、駅裏の新居を基点にした買い物や通院支援、中学校送迎などが用途の中心で、その大半が
片道数kmという市内の近距離走行。また、母が比較的動けていた最初の2年半は、土曜日の午前は私も含めた3人でのスーパー詣でがルーチンでしたし、私が午後から出勤すると、嫁さんが子供2人を乗せて出掛けることもしばしば。
つまり、普段は1~2名の乗車を中心としながら、週末になると3名以上の乗車・・・要するに二列使用の状態も少なくなかったのです。しかも移動距離が短いため、乗降の頻度は相対的に高くなります。
そこに、特殊なフリースタイルドアを有する個性派SUVが適しているかと問われたら、私は正直
「NO」と言わざるを得ませんでした。
とりわけ、足腰の弱った母を乗せ、できるだけスーパーの出入口に近い駐車枠を探すシーンなど、ホントに想像するだけでゾッとします(-_-;)。
ただでさえ乗降りに苦労する母をあの後席に押し込むのは全く気が引けるし、だからといって、母の介助役が期待される嫁さんを後席に回すと、先に自力では降りられないわけです。さらに、左隣りの駐車車両との距離が十二分に確保できていなかったりすると、場合によっては2人とも乗降できない事態も起こり得る…そんな悪夢が容易に脳裏を過っていたからです。
こうした背景から、個性派SUVに対する本質的な取っ付きにくさ、秘かな抵抗感や埋められない距離感などを感じていた私。それだけに・・・
・私がEVモデルの走りの良さに驚いて突如MX-30が代替候補に浮上したのが、寝たきり状態の母が人生最後の入院をする直前だったことも、
・私が本命視するRotary-EVが発売されたのが、娘の県外進学により夫婦二人きりの生活が始まる数ヵ月前となったことも、
なんだか不思議な廻り合わせだと感じるのですよ。
…私とMX-30との腐れ縁というか何というか。
だからこそ、私たち夫婦がこれから迎える新たな生活ステージにおいて、新たな(もとい、人とは違う)価値観を謳って独自の存在感を誇示するこのクルマは、もしかすると最高の相棒になり得るのかも?!
そんな淡い期待を抱いていたりするのです^^。
もし不安があるとすれば・・・
帰省した子供たちが一体いつ頃まで、トリッキーな後席への乗降に面白がって興じてくれるのか?…ですかね^^;。
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隠れ家のMX-30 | 日記
Posted at
2023/12/21 13:55:21