
本日は休暇を取り、朝早くから山口県総合交通センターへ。
強風に雨もぱらつく生憎の天気にもかかわらず、県下で唯一の運転免許試験場、かつ即日交付が可能な数少ない施設とあって、9時の受付開始前には広大な駐車場はほぼ埋め尽くされ、建物前には長蛇の列が。
ちなみにこのセンター、最寄りの駅はJR新山口駅(旧小郡駅)で、山陽新幹線では徳山のすぐ次。所要時間は僅か13分とすっかりご近所感覚でいたのですが、さすがにクルマでは高速道路と自動車専用道路を乗り継いでも1時間近く要してしまいました。
さて
実は私、今年が5年ぶりの免許更新のタイミング。ただ、過去にわざわざこの交通センターまで出向いたことは一度もなく、いつも最寄りの周南警察署で更新手続きを済ませてきました。今回も基本的にはそのつもりでいるし、そもそも肝心の誕生月はもう数ヶ月先のこと。
では一体、今回は何の用件かというと・・・
この春に自動車学校を卒業したばかりの娘の
学科試験だったのです。そう、新免ホヤホヤの若者の誕生に立ち会ってきたのでした(^^)。これで二人の子供が揃って運転免許を取得したわけで、とても感慨深いものがあります。
で、画像は今日一日、交通センターの駐車場にて私の待合室と化した
ビアンテ。
その助手席に若葉マークを忍ばせておいたのは、娘がマイカーの運転に対し、まんざらでもない雰囲気だったから。実際、仮免での路上練習はとても楽しそうだったし、教官から筋の良さを褒められたと得意気に語ってもいたので、むしろ、運転には興味津々といった方が正しかったかも。
その証拠に
夕方まで掛かってようやく真新しい免許証を手にした娘に水を向けてみれば、
二つ返事でOK(^^)。
うーむ
この積極性・・・何事にも用心深い息子に少し分けてやりたいくらい(笑)。昨秋の免許取得から半年を経てやっと公道デビューした彼は、ビアンテが教習車のアクセラよりも大きいことにすっかり恐れをなし、しばらくノロノロ運転から脱せなかったですからねぇ^^;。
そんなわけで、父親の秘かな期待に応えるように即日デビューの流れに。
いきなり交通センターの駐車場から若葉マークで帰途に着く猛者も何台か見かけましたが、さすがに慣れないクルマで慣れない土地を走り出すのは酷なので、私は一路中国自動車道へ。周南への帰途としてはやや遠回りとなるものの、80km/h制限で利用車が極めて少ない(笑)山間の高速道路こそ、公道デビューにはうってつけとの判断でした。
実際、最初のSAで運転席を交代し、簡単な操作レクチャーを経ていざ本線に漕ぎ出してみれば、すぐに要領を得られたようで、なかなかの立派な走りっぷりを披露。

なにより、本人が楽しそうに運転に興じているのが印象的だったし、慎重さと前向きな姿勢が程好く同居していることに好感を持った次第です。
次のSAで運転を交代したものの、一般道に降りた後も助手席で高いテンションを維持していたので(笑)、急遽周南までの三桁国道でも娘にハンドルを託してみることに。
さすがに初のワインディング走行とあって、急カーブの前後ではミラーの中の後続車が大写しになるシーンも何回かありましたが、制限速度を大きく割ることもなく、狭めの車線内を安定して走行してくれました。
そんなわけで、高速と一般道合わせて約30分の公道デビューが無事終了。その間、全く危なげなかったわけではありませんが(笑)、初めての3ナンバーミニバンということを考慮すれば、十分に及第点を与えられるパフォーマンスでした。
・・・ん?
いやいやその前に、朝の通勤ラッシュをかいくぐって交通センターに時間通りに乗り込み、学科試験をパスするという重要な使命をこなしたわけですから、それだけでも私たち親子にとっては十分にお腹一杯な一日でしたよ(^^)。
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隠れ家の子供たち | 日記
Posted at
2024/03/27 03:53:33