• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2024年02月11日 イイね!

秘密基地、絶好調。

秘密基地、絶好調。今回のブログを一言で表現するなら・・・

とっておきのサンデー

ですかね。

中央に鎮座するのはこのたび25年目に突入したⅤ型RX-7。
私のメインカーにして、我が家のインナーガレージの主役を務める赤CHARGE号は、昨年秋から独自の外装モディファイをみたび再開しています。
先月までに進めたフロント周りのグリーンエリアの拡大作業に関し、昨晩はコソコソとフェンダーフランジ部の仕上げを追加。
コレ、傍目には気付きにくい裏側の部分ではありますが、神は細部に宿る…とはよくいったもの。先日の12ヶ月点検のジャッキアップ時、私は自分自身が施した杜撰な折り返し処理がモーレツに恥ずかしかったのです(苦笑)。
そんなわけで、ひとまずは、落ち着いた心境でサービススタッフに鍵を預けられる状態までは到達できた感じです^^。

そして迎えた翌日曜日
撮影したインナーガレージの風景は、次なる大物ステッカーの貼付け位置を検討している様子。・・・といっても分かり難いので、解説を加えていきましょう。

手前の冊子は、かつてマツダが発行していたレース情報誌『POLE POSITION』のVol.20。1989年のルマン24時間レース特集号で、開いている頁は、総合7位・9位・12位で全車完走した3台のマツダ767BをPIT上から俯瞰した貴重なshot。
Gr.Cカーの研ぎ澄まされたカウル形状をFD3Sのグラマラスなボディにいかに変換するかは、赤CHARGE号の外装モディファイにおける最大の課題。過去にどれだけ、この見開き頁や1/43スケールモデルのお世話になったかわかりません(笑)。
いわば"正解なき創造"がテーマともいえるこの投影作業。これまでの24年間で、容易に取り組めるメニューは粗方やり尽くしているため、今後の課題はCHARGEカラーの大胆なエリア拡大と、レアなステッカーの忠実な復元とに二分されていく見込みで、今回は後者の話なんですよね(^^)v。
縁あって難題の制作を請け負っていただいた専門業者さんの作品ゆえ、その到着を心待ちにしながら、年甲斐もなくワクワクしている次第です。
(もちろん貼ったら報告しますよ)

そして、天井のPITモニターで再生中の映像は、1989年10月に開催されたインターチャレンジFUJI1000kmレースの中継録画。そう、私とマツダ767Bが運命の出逢いを果たした、今から35年前の耐久レースを中継した地上波の番組ですね。

'80年代のGr.Cカーで最大勢力を誇った世界の耐久王・ポルシェとその牙城を懸命に崩そうとするトヨタ、ニッサン、マツダの国産勢が全面対決する構図が、当時の全日本耐久選手権(JSPC)の醍醐味。
総勢24台ものモンスターマシンが居並ぶ中、ひと際目立つ派手なカラースキームと孤高の4ローターサウンドで抜群の存在感を示すマツダ767Bが、当時21歳の私の心に強く強く突き刺さった・・・との馴れ初めは、これまで何度も紹介してきた通りで^^;。
しかし
今回、あらためて当時の中継映像から再認識できたのは、レース序盤のマツダ767Bの積極果敢な戦いぶりでした。

大雨の中でスタートが切られたこのレース、いきなりニッサンR89C(#23)が1コーナー手前の水溜まりに乗ってクラッシュする波乱の幕開け。その後も各所でスピンやコースアウトを喫するマシンが続出する中、予選10番手のマツダ767B(#202)は、絶対的パワーで勝るターボ勢を向こうに回して着実に順位を上げ、トップ争いを繰り広げるチームシュパンの2台のポルシェ962CとTOM'S/SARDのトヨタ89C-V勢の後方で、序盤から7位という好位置を堅持。Joest/Brunの欧州遠征組をはじめとする大半のポルシェ勢、さらにはNISMO/チームLe Man'sのニッサン勢を全て後方に従え、胸のすくような快走を続けたわけです。ついでにいえば、同僚の767B(#201)をも周回遅れにする勢いで。

その年のルマン24時間レースで、ポルシェのセミワークスとの呼び声も高いJoestチームの962Cが、"シルバーアロー"のザウバーメルセデスC9に次ぐ総合3位/6位でゴールする姿をテレ朝のTV中継で喰い入るように観ていた私ですから、すぐ目の前でマツダ767Bが勇壮なロータリーサウンドを響かせながら、欧州の一流チームのポルシェをリードしている展開を見せつけられたら・・・
興奮しないわけがないのです(笑)

その衝撃と感動の微かな記憶が、とっておきのサンデーで今更ながら呼び起こされたというわけです。

このインターチャレンジFUJI1000kmに端を発した私のJSPC観戦歴。足掛け5年間にわたるFISCO詣でを振り返ってみても、マツダのGr.Cカーがコース上で目覚ましい戦いぶりを披露してくれたレースは、かなり贔屓目にみても数えるほどしかありません。その中でも確実にベスト3に入る極めて印象的なレースが、よりによって人生初観戦のレースであったとは・・・不思議な運命を感じざるを得ません。

もし、あの晩秋のFISCOでの衝撃の体験がなかったら・・・今頃私は一体どこで何をしていたか、どんなクルマに囲まれてどんなカーライフを送っていたか、全く想像がつかないのですから(笑)。
Posted at 2024/02/11 16:15:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家発のWW2 | 日記
2024年01月12日 イイね!

散財、のち氷解。

散財、のち氷解。昨日の仕事帰り、ふらっと立ち寄った広島駅近くの大型書店。黙っていても自動車関連書籍のコーナーに足が向くのは…もはや40年来の習性であります(笑)。
そして、
MX-30 Rotary-EVを「これは十分ありだろう」と評してくれた『Motor Fan illustrated』最新号のEV特集を嬉々として(笑)手に取り、レジに向かおうとした私は、ふと別の冊子に目が止まったのです。

『Racing On Archives』のJTCC特集

レース専門誌ならではの豊富な情報量と深い視点を武器に、その当時の詳細記事や網羅的な情報をベースにしつつ、今だからできる検証や振り返り、当事者の回想や証言まで加えたこのアーカイブ編。薄っぺらい懐古記事とは一線を画した読み応えのある内容に、ルマンやレーシングロータリーはもちろん、プロトタイプカーやツーリングカーなど、様々な特集に惹かれるたびに私は散財を繰り返してきました^^;。

今回のJTCC号も決して例外ではなく、主役級のマシン&チームのみならず、必ずしもそうでない集団まできっちり網羅。
当然ながら、鳴り物入りで導入した「V6エンジン+ランティス」のパッケージを「直4エンジン+ファミリア」にスイッチせざるを得なかったマツダスピードの苦悩の様子も、関係者の証言と併せ、詳細かつ客観的に記されています。

でもそれだけなら、レジに急ぐ私が二冊目として手に取ったかは正直ビミョーだったでしょう。しかし次の瞬間、私の目を釘付けにし、背中を強く押した見出しがありました。

 ・特別対談 中子修×本山哲

そうです、1997年のJTCC最終戦で発生した接触事故の当事者のお二人ですね。
厳しいペナルティ裁定も含め、当時かなり物議を醸した有名な事故でしたし、日本のトップカテゴリーで起きたあからさまな報復接触に、学生時代からの私のモータースポーツ熱が2段階くらい冷めた衝撃的な事件でもありました。
ただその当時も、周囲が想像するほど当事者同士の遺恨はないと伝えられ、私は早期収束を図りたい一部関係者が企んだ意図的な情報発信に違いないと苦々しく感じたものです。
あれから四半世紀。その後も折に触れ様々な媒体でこの件は取り扱われ、時間の経過とともにその論調も追及から擁護へと大きく変化を見せましたが、私は事故当時に感じたインパクトがあまりに強烈だったため、話半分にしか捉えられずにいました。

しかし、相応の年輪を重ねた当事者同士が、何れの陣営にも属さない中立的立場のレース専門誌上で、レースファンの記憶に残るあのアクシデントについてあらためて振り返る対談の意義は決して小さくなかったはず。
実際のところは今から4年前の対談の再録コンテンツでしたが、接触に至る伏線も含めた当時の正確な状況を包み隠さず語ってくれたお二人の勇気と誠実さのおかげで、私の中で多年にわたり燻り続けていた疑念や不信感にも、やっと区切りを付けることができた気がします。

マツダ陣営の厳しかった内情の話も含めて、今回のアーカイブ企画にあらためて感謝したい気分です(^-^)v。
Posted at 2024/01/12 20:03:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家発のWW2
2023年12月03日 イイね!

3.5L レシプロV10

3.5L レシプロV10本日、実家の自室で発掘したお宝たちです^^。

とはいっても、これらの持ち主は他でもない私自身でして、ただ単にその存在を忘れていただけとも言えるのですが・・・
これらが、今から30年前に学生時代の部屋を引き払って実家に送りつけた荷物の一部であり、それ以来ずっとクローゼット奥に押し込まれていたことを考慮すれば、やはり「発掘」の二文字がピッタリくるのです^^;。

それにしてもコレ、
マツダファンフェスタ岡山に着て行きたかったなぁ~

あ…、左側の刺繍入りトレーナーを着用したとしても、岡山でデモランを行ったマツダ787B(#55)との親和性は文句なかったでしょう。でも、私のイチ推しは右側の青いトレーナーです。

Gr.Cの規定変更に伴い、エンジンをロータリーのR26BからレシプロのMV10にスイッチし、NewマシンのMX-R01で1992年のSWC/JSPCに参戦したマツダスピード。
今回の岡山で久々のイベント展示を果たしたMX-R01のイラストが描かれたこのトレーナーこそ、ツボを押さえた通好みのチョイスにきっと映ったはず!!

・・・誰も気付いてくれなかったかもしれませんけど(爆)
Posted at 2023/12/03 22:59:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家発のWW2
2023年06月10日 イイね!

どちらで帰る?

どちらで帰る?本日はわざわざ広島まで出掛け、年に一度のとある定例飲み会に参加しました。

定例とはいえ、コロナ禍のせいでリアルな会合は数年ぶりの開催でしたし、私に至ってはさらに家庭の事情も重なっていたので、実に5年ぶりの参加に。

ということで、参加されたお歴々の皆さんと久々の再会を喜んでいたらあっという間に時間が過ぎ、徳山まで辿り着ける新幹線はこの2本だけ。

ちなみに、後から発車するのぞみ59号は、途中の新岩国駅で停車中のこだま号を追い抜くので、徳山駅の到着時間は逆に数分早くなるんです。  

でも

今日に限っては、この番号のこだま以外に選択肢はありませんよね!

フランスでのデモ走行を無事終えたと現地から速報も入ってきてましたし(^^)。
Posted at 2023/06/10 23:04:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家発のWW2
2017年12月01日 イイね!

ブレずに15年

ブレずに15年この木曜日は、久々に丸一日の休暇を取得。

理由は、私達夫婦の結婚記念日(11/30)だったから・・・ではなく(^^;)、母の月イチ通院に付き添うためでした。

朝からアクセラXDで郊外の総合病院まで足を運び、検査と診察、そして翌月の精密検査の相談と、正味時間は3つ合わせてもせいぜい20分程度だというのに、待ち時間はいつも2時間超え。
行き帰りの運転はもちろん、移動中の気遣いや主治医との直接的なやりとりを含めると、本人よりも付き添い役の方が圧倒的に疲れるような気がしてなりません(-_-;)。

とまぁ、折角の15回目の記念日も、完成したばかりの駅ビル周辺を午後から夫婦で散策し、商店街でお祝いのケーキを買ってくる程度に終わり、スペシャル度はうんと控えめでした。

その一方、15年前の披露宴のスペシャル度はというと・・・

のっけから突如会場が真っ暗になり、ユーノディエールを全開で駆け抜ける767Bの甲高い4ローターサウンドで開宴。会場で流したBGMや映像の数々、会場外にライトアップして停めておいた赤CHARGE号など、まさに私のやりたい放題の演出内容。
もうね、仕掛けた張本人の私は、準備の段階から当日のお客さんの反応が楽しみで仕方がありませんでしたから(笑)。

その、やりたい放題の象徴が、画像のウェディングケーキですね。

世界中を探せば、1991年のル・マン24時間レースで総合優勝したマツダ787B(#55)をモチーフにした人が何人かいるかもしれませんが、その2年前の1989年に総合9位に入賞したマツダ767B(#202)をわざわざケーキにした人は、おそらく皆無だと思います。

無論、私にとってこの202号車は唯一無二の思い出深きマシン。
青春の日の憧憬のど真ん中にいて、脳天まで響く超個性的なサウンドと、本コース上で一番目立っていたド派手なカラーリングで、二十歳そこそこの私にそれはそれは強烈な原体験を見舞って、「マツダ」「レース」「ロータリー」にとことん”罹患”させてくれた罪多きマシンなのです。

「アハハ、まぁ、若気の至りってヤツですよ・・・」

その当時は真面目に思いを込めた自信満々の演出だったとしても、ひとたび月日が経ってしまえば、きっとそんな感じで自嘲気味に振り返るのが通常のパターンなのかもしれません。
でも私の場合に限っていえば・・・

世界にひとつの767Bケーキはその日のうちに列席した方々の胃袋の中に消えていきましたが、あれから15年経った現在、今度は世界にひとつの767Bワールドが何段階ものパワーアップを経て、新居のガレージや自室の中にしっかりと根を下ろしました。

あの日のケーキの目撃者の中にも、さすがにここまでの展開を予想した人は殆んどいなかったでしょう。
でも、私自身の意識は全く違っていたのです。
その時もきっとそうだと確信していたし、さらに年月を重ねた今は、さらに声を大にして言えるのです。

このマシンこそが、現在の私を形成した”原点”なんだってことをね(^^)

(ブレないのか成長してないのかは・・・判断をお任せしますけど 笑)
Posted at 2017/12/01 23:55:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家発のWW2 | 日記

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     1 2
345678 9
101112 13141516
17181920212223
24252627282930
31      

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

MAZDA VIRTUAL MUSEUM 
カテゴリ:My Favorite Site
2020/02/16 08:57:15
 
Jacobins Square  
カテゴリ:My Personal Homepage
2011/09/15 18:08:17
 
WW2 
カテゴリ:Our Enthusiastic Project
2011/09/15 18:06:58
 

愛車一覧

マツダ RX-7 マツダ RX-7
独身時代の2000年にⅣ型から買い換えたⅤ型。 以降5年間で計29回のサーキット走行に供 ...
マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド
見る者をハッとさせる造形、個性とセンスが光る色合い、世界の最先端を窺う新世代エンジン、操 ...
マツダ MX-30 EVモデル マツダ MX-30 EVモデル
5代目となる嫁さん専用車は、我が家で初の電気モーター駆動車に。SKYACTIV-G→D→ ...
マツダ ビアンテ マツダ ビアンテ
我が家の遠出&多人数移動用の三列シート車として、V6フレンディのショートリリーフの跡を受 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation