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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2012年11月07日 イイね!

インテグレーテッド

インテグレーテッドいやー、「十年ひと昔」とはよく言ったもの。
現在、ディスクの復旧にトライしている2002年のデータフォルダからは、いろいろと懐かしい画像が発掘されてきます。
(まだ完全復活は成し遂げてませんが・・・)

この画像もその中のひとつで、初代アテンザのインテリア。
ベージュの内装色からすると、デビュー当時、セダンのトップグレードだった「23E Luxury Package」のディーラー試乗車ですね。

私はこの中央にあるメタル調のセンターパネルのデザインが結構、お気に入り(^o^)。
最上部に鎮座する開閉式の純正ナビに始まり、マルチディスプレイ、エアコン&純正オーディオ、リッド付トレイと流れるように連続し、置き場に困りがちなナビリモコンを巧みに収納してセンターコンソールへと至る。
この破綻なく綺麗につながるデザインと、その中に散りばめられたスイッチの機能的な配置。
もう、これ以上何を求めろというのでしょうか・・・(笑)。

実をいうと、10年前のこのインテリアShot、内装色をブラック基調に変えれば・・・あら不思議。
我が家で4年間所有したスポーツワゴン・23S(4AT)、そして、今でも愛用している実家のスポーツワゴン・23S(5MT)のインパネとほぼ完璧に一致するのです。
MT/アクティブマチックATのシフト周りの違いを除いた唯一の相違点は・・・我が家にいた23S(4AT)のみ、純正オーディオのど真ん中に追加選択した「MDプレーヤー」の挿入スロットが開いていたことくらい(^_^.)。

するに私は、初代アテンザを初購入した2003年の4月から足掛け10年にもわたり、この素晴らしくインテグレートされたセンターパネルと日々、接し続けているというわけです。

そして、今あらためて感心する点が二つ。

まずひとつは、スイッチ類の配置が感覚的にわかりやすく、ごく自然に違和感なく操作できること。
無論、長年の”慣れ”が有利に働いていることは否定できませんが、たとえ数週間ぶりに実家のアテンザに乗っても、戸惑うことなど皆無です。
完璧なブラインドタッチこそ難しいものの、ちょっとだけ手探りすれば十分に事足りてしまうので、「これは何だったっけ・・・?」なんてわざわざ表示を確認する手間は生じません。
こんな程良い距離感、考え抜かれた操作性。何気ないことかもしれませんが、日常のユースにおいてはとても大切なことだと私は感じます。
仮に抜群に高機能なシステムが装備されていても、複雑怪奇な操作を要するモノだったら、やはり勘弁願いたいですからね・・・。
で、もうひとつは、前述したようなデザインの一体感、なわけです。

ただ、最近のマツダ車では、市販オーディオ等の装着を想定して、純正のセンターパネルの一部をくり抜いた2DIN用の別体パネルが用意されているのですが、このパネルのデザインがあまりに素っ気ないため、高度に調和していたインテリアデザインが大きく後退する感じが否めないのです。純正では「おおっ」と思わせる雰囲気の良いインテリアがあっても、2DIN用のパネルがはめ込まれた瞬間、完全にぶち壊された感じがして・・・。

私はオーディオにはこだわりがないし、運転中はむしろ「音による危険予知」を重視し、あえて音量を絞ったり窓を開けたりしているほどなので、純正オーディオでも全く不都合はありません。
ただ、最近のマツダ車では純正ナビの設定がほぼ廃止されてしまったので、社外品のナビを装着しようとした瞬間、有無を言わさず、例の別体パネルが登場してしまうのです・・・。
昨年購入したSKYACTIVデミオも、ナビシステムの装着は絶対に外せなかったので、不承不承、オシャレで完成度の高かったオリジナルのインパネデザインを犠牲にせざるを得ませんでした。。。
少なくともここ10年くらいのマツダ車を見ていると、市販品のナビやオーディオは、オリジナルのインテリアデザインと永遠に融合しないのでは・・・などと危惧してしまいます(-_-;)。

の点、最新のCX-5やアテンザでは、最初からある程度「2DIN空間ありき」でインパネ周りがデザインされているのは、大いなる救い。
それでも両車には少し"後付け感"を感じるので、ブログタイトル通りとはまだいきませんが、当面はこのインテリアデザインの方向性に注目していきたいと思います。

・・・といいつつ、純正ナビの復活を秘かに期待している私もここに(笑)。
(この際、地図情報が古いのは我慢するからさぁ・・・)
Posted at 2012/11/07 20:59:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のアテンザ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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