「何?これ!すげぇカッチョエェー! お母さぁん、誰の?」
いやいや、お世辞でも何でもありません。
昨夕に嫁さんの実家に到着した甥っ子が、我が家のビアンテを目にして発した第一声がこれだったとのこと。
そういえば、昨年のお盆も今年の正月も、そして先日のGWも甥っ子の一家とは帰省のタイミングが微妙にすれ違っていて、こうして日中にビアンテをまともにお披露目する機会は今回が初めてだったかもしれません・・・。
義姉は「他に誰も該当者はいるはずないのにねぇ~」と苦笑していましたが、見慣れたはずの祖母宅前の風景の中で、中一の彼はこの厳ついフェイスに余程のインパクトを感じたのでしょう。
正直、所有者の私には彼の感じたカッコ良さがよく理解できないのですが(笑)、そう言われてみれば、何となく頷けるシーンを数多く思い出します。
我が子たちが通っている幼稚園のすぐ傍に、私の母校でもある徳山小学校があるのですが、ビアンテはその登下校中の児童にやたらとウケが良いのです。
ある時など、小学校前で信号待ちをしていると、横断歩道を渡っていた集団下校の児童達20人くらいに「おい、アレ見ろよ!」のノリで次々に指を指されたことがありました。
またある時は、こっちがゆっくり交差点を右折していると、自転車で信号待ちをしていた中学生が慌てて傍らの友達の肩を叩いて、三人組の女子生徒に一斉に好奇の目を向けられたことも・・・。
まぁ、小中学生の平生の会話の中にビアンテが登場することはマツダファンとしては嬉しい限りで、子供心に何も訴えられないよりは随分マシな気はするのですが、根っからのクルマ好き人間としては正直、微妙な心境であることは否めません。
ミニバン全盛という時代背景があるとはいえ、自分の幼少時代と同じく、ジドウシャには子供達の憧れの対象の一つであってもらいたいと願う身としては、やはり背高ミニバンよりもスポーツカーやスペシャリティーカーの方をカッコ良く感じ、興味を持ってもらいたいものです。
だいたい、仮に子供達にRX-7をカッコイイと褒められようものなら
「よぉし、乗っけてやるぞー」とサービスする気も起きるでしょうけど、顔面のインパクトで勝負している(と推察する)ビアンテではそんなストーリー展開はちょっと考え難いところ・・・。
「いや、別に乗りたくはないよー」なんて言葉、絶対に聞きたくないですからねぇ(苦笑)。
Posted at 2009/08/15 23:18:13 | |
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隠れ家を脱出 | 日記