
今からちょうど10年前の
2002年。
5月には”Zoom-Zoom”のブランドメッセージを初めてフルに体現した「新型アテンザ」が登場。続いてデビューした新型デミオとともにマツダがやっと攻勢に転じ、長いトンネルを抜け出すきっかけとなった記念すべき年。
と同時に、その年の11月には私自身が「結婚」という大きな人生の節目を迎え、広島での新しいライフステージが始まった思い出深い年でもあります。
(え?普通は紹介順が逆だろって? 笑)
黄色いアテンザのミニカーを披露宴の各テーブルにくまなく配置しようと、街中の玩具屋を巡ってトミカを買い漁ったのが、つい先日の事のように思い出されます(^_^)。
そんなメモリアルな年が、2002年。
ところが、1年分のデジカメ撮影データを保存していた大切なCD-Rは、原因不明のディスクトラブルに陥り、数年前からずっと「読み取り不能」の状態に(涙)。
過去、十数年のデジカメ歴において、よりによってこの最も大切な「2002年」だけ、記録の空白が生じていたのです・・・。
しかし、思いがけず転機が訪れたのは先週のこと。
通勤のお供にしているノートPCに外付けの読み取り装置を接続した際、ダメ元でこの問題のCD-Rを入れてみたところ、無反応かと思いきや、サブフォルダの構成情報を読み取ることができたのです。
「おおっ、これは!?」
と、各サブフォルダにアクセスしてみると、読み取り具合いは千差万別。
フォルダ配下のjpgデータまで正しく認識でき、無事に中身をコピー救出できたサブフォルダは、記録順にして古い方からざっと約半分。
残りの半分は、jpgデータの総数や各ファイル名までは認識できるものの、データの読み取りは部分的にしかできず、一括コピー救出はまだ困難・・・。
ま、そもそも完全に諦めていた画像データなので、これだけでも十分に儲けモノ。
事実、この発掘のお陰で、過去の愛車・ユーノス800の内外装モディファイの経過が鮮やかに蘇ってくれたので、遅ればせながら先日、懐かしのフォトギャラリーをアップすることもできたわけです(^^)。
そして、今回の画像も、そんな思わぬ復活組の1枚。
2002年の5月5日、筑波サーキットで開催された「OLD/NOW Car Festival」のパドックの風景です。
マツダ車の展示エリアでは、チタニウムグレーのRX-7「SPIRIT R Type A」、カナリーイエローのアテンザスポーツ「23S」、そしてクラシックレッドのMPV「2.3L Sports」という、目にも鮮やかな3台が競演していました。
たしか、そこでは”Zoom~Zoom~Zoom♪“というお馴染みの新しいテーマ曲が鳴り響き、話題の新型アテンザを一目見ようとクルマの周囲には常に人だかりが・・・。
この画像と再会したのはホント久しぶりですが、じっと眺めているだけで、まるで10年前にタイムスリップしたかのように、鮮明な記憶と強烈な懐かしさがこみ上げてきますね。
そんな「まさかの」データ救出劇。
しかし、ここまで望外の事態が起きてしまった以上は、さらなる欲が出てくるというもの。
とりわけ、12月の新婚旅行の画像は「なんとしてでも救出したい!」との思いが募りますが、現実的に9月分のサブフォルダあたりから読み取りが怪しくなっているため、まだまだ道程は遠そうです。
とりあえず、先週末は市販のディスク修復機をGetして、せっせとクリーンアップ作業に勤しんでみたものの、結果として「完全読み取りNG」の画像の数がやや減った程度で、サブフォルダ単位での新たな救出劇はまだ実現できていません。
ついつい気合いだけ空回りしてしまいそうですが、焦らず、諦めず、じっくりと攻めなくてはいけませんね(・_・;)。
Posted at 2012/10/23 22:32:29 | |
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