
19と17といえば・・・今からちょうど10年後の我が子たちの年齢。
その頃には、「サンタさんが来てくれた!」と目を輝かせて喜ぶような純真無垢さは影を潜めているでしょうけど(笑)、誠実で心優しく、道徳心のある若者に是非なってほしいですねぇ。
・・・というのは本題ではありません。
画像で紹介しているのは、ディーラーでの衝撃の2Shot(笑)。
手前側は、新型アテンザの看板グレードたる、ディーゼルターボ搭載の最上級グレード・「XD」のLパッケージで、標準装着されるタイヤは225/45サイズの「19」インチ。
片や、奥のマイRX-7が履くのが、235/45(Fr)/255/40(Rr)サイズの「17」インチ。
私が思わず“衝撃”と表現したのは、かつてマツダが誇ったロータリー・ベスト・ピュア・"スポーツカー"と、最新のSKYACTIV技術を満載したフラッグシップ"セダン"とで、実に2インチもの差が付いてしまったから。
ちなみに、マツダのレーシングカーの767Bや787は「17」インチ、'91ル・マンで総合優勝した787Bは「18」インチでございます(^_^)。
ここで歴史を振り返ると、マツダ車初の17インチタイヤ標準装着車は・・・・私の記憶が正しければ、RX-7(FD3S)の通称Ⅲ型の「タイプR-S」グレード。
これが1995年のことで、その後マツダではMAX17インチの時代が長く続き、漸く18インチタイヤに到達したのが2003年。4ドア・4シーターの新型スポーツカー・RX-8の「Type S」や、初代アテンザに追加された「23Z」あたりを皮切りに、少しずつ展開が拡大。そして5年後の2008年、先のRX-8のマイナーチェンジで、マツダの国内向けでは初の19インチ装着車が誕生するわけです(Type-RS)。
(※海外向けも含めれば、CX-9が先でしたっけ・・・)
それから4年あまり、現在ではなんと、新型SUVのCX-5と三代目アテンザという最新車種で、イチ推しのディーゼルエンジン搭載車を中心に上級グレードが軒並み19インチを装着、普及グレードでも17インチというから、この17年間ですっかり情勢は変化してしまったわけですね(^_^;)。
その背景の一つは、マツダの“魂動デザイン”でしょうか。
他車とは明らかに一線を画する、比類なき美しさと躍動感を表現するために、超大径の19インチホイールが大きな役割を演じていることはまず間違いのないところです。
ちなみに他の国産セダンでは、日産フーガが20インチ、レクサスLSが19インチをそれぞれ「オプション設定」しているのを除くと、最大でも18インチ止まりという状況。
少なくともアテンザの19インチは、国産のライバルセダンの中では間違いなく「大径」の部類に入りそうです。
私自身、17インチタイヤとの付き合いは長く、Ⅳ型RX-7~Ⅴ型RX-7で、ざっと15年。
今ではミニバンのビアンテも同サイズなので、17インチのタイヤ&ホイールを扱った経験は数知れず。感覚的な外径サイズや重量、さらには、誤って手を挟んだり足の上に落とした時の痛さまでも、すっかり身に染み付いています(笑)。
一方で、19インチタイヤについては全くの未体験。
タイヤ交換の作業ひとつ考えてみても、倉庫での積み下ろしから運搬、ハブ側への組み付けなど、随所に想像を絶する力仕事が待ち受けているような気がします(^_^;)。
また、タイヤ自体もかなり高価なので、パンクなどタイヤトラブルで止む無く新品を発注するにしても、先に財布の中身をよく確認しておかないと、恐ろしい事態に陥りそうです。
ダメージがパンク修理で済むレベルかどうかが、重要な分岐点になるかもしれませんね。
などと私が気にしているのも、もし仮に実家に新型のアテンザワゴンが導入されることになったら・・・6MTの機種にはもれなくこの19インチが付いてくるんですよね(^_^;)。
(日々の野良仕事には全く不要なんですけど・・・)
昔ながらの機構、旧式な操作が身体に染み着いている父にとって、6MTのシフトパターン、アドバンストキー、Pushスタートといった新要素が"壁"として存在しているように、メンテナンスを請け負う私にとっても、この重量級の巨大タイヤ&ホイールは同様に、克服すべき"壁"として存在してくるのかもしれません・・・。
ま、まだ具体的な買い替え話はないので、単に私が妄想しているだけですが(^o^)。
Posted at 2012/12/28 23:51:16 | |
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隠れ家のマツダ | 日記