
前回の”外構編③”では、我が家の主要カースペースのひとつであり、デミオとアクセラが収まる「アウターガレージ」について、その成り立ちと私の重視したポイントを紹介しました。
要は
限りある用地にカーポート構造という制約の中で、通常の横置き2台での利用が、極めて快適にストレスなく行えるように注力した、ということですね。
実際のところ、これまで4ヶ月ほど住んでみて、狙い通りの状態はほぼ実現できていると評価できます。・・・まぁ、必ずしも”会心の百点満点”とは言い切れない部分もありますが、不満の多くは前述した諸々の制約条件に起因する構造的な問題であり、私の理想が高い故の減点代というべきもので(^_^;)。
日々の生活シーンの中で、折に触れ、これまでのカーライフ環境から格段の進歩を遂げたことを実感することは多く、そしてそれは、機械式の立体駐車場を利用されているご近所の方々をカーライフという視点で見た時、自陣のエリアで誰に遠慮することなく自由にクルマに触れることの有難みを強く再認識することで、私にとってのアウターガレージ、ひいては新カーライフ拠点の方向性の正しさを、あらためて確信するのです。
そして、今回紹介する大きな成果も、非常に価値ある”進歩”というべきもの。
ハイ。
すでに冒頭の写真からお察しかと思いますが、私の趣味?ともいえる「洗車」・・・その作業環境が段違いに改善したのですね。
「こんなに快適でイイいのだろうか?」
スポンジを手についそう思ってしまうのは・・・従来の環境が劣悪だったことの裏返しでもありますが(苦笑)。
でも実をいうと・・・
当初は、新居での洗車エリアは「2箇所」を想定していたのですよ。
ひとつは現在の
アウターガレージのカーポート下。
もうひとつは、道路から奥まった位置にある
インナーガレージのシャッター前。
設計時点ではどちらがより洗車をしやすい環境か正確には想像できなかったので、ひとまず、双方の場所に水栓と排水経路を確保。
ところが、実際に家が建ち、外構との具体的な取り合いが見えてきても、依然としてどちらが総合的に作業に適しているか判断がつかず、結局はホームセンターで2つ目のホースリールを調達し、双方の場所にセットしてみることに^^;。なにせこれまで10年間、幅3メートルの縦長カーポート下で一度も洗車をしたことがなかったので、軒下洗車の作業性が皆目見当つかなかったのですよ。
もちろん、脚立の上で背高ミニバンのルーフを洗っても頭を打つことがないよう、カーポートの高さに関しては入念に机上検証し、限界ギリギリまで高くするよう要望はしてましたけどね(^^)v。
というわけで、結局辿り着いたのは実践の道。
実際に双方でテスト洗車をしてみて、使い勝手を最終確認することにしたのです。
ところが・・・
まず先にアウターガレージで洗車をしてみたら、これが非の打ち所がないほどにイイ按配。
不満らしい不満がないというか、むしろ望外に快適だったことから、ここで早々と当確マークが出現(^-^)。哀れ、シャッター前の洗車スペースは不戦敗となり、幻の洗車場と化してしまいました。
では、即決に至ったそのテスト洗車の結果を振り返ってみましょう。
そもそも 以前は洗車の場所が玄関前の傾斜地だったので、まずは平地で作業ができるようになったことだけでも、大幅な加点ポイント(笑)。
とりわけ、脚立を必要とするビアンテの洗車では安全性・作業性が大違いで、平地の恩恵は計り知れません。
でも、それだけだと奥のガレージシャッター前も同条件。
私が次に大きく感動したのが、カーポートの設置パネルが日射しを遮ることの絶大な効果でした。
以前は戸外で直射日光を浴びての作業であり、晴れた夏の日に何台か連続で洗っていると、いつしか頭はクラクラ、目はチカチカ。どこかストイックな雰囲気まで漂う試練の作業でもあったわけですが、カーポートの軒下ではこれが完全な別世界。ポリカの天井パネルとサイドパネルが直射を遮ることで人体のダメージ低減はもちろん、洗車面の速乾防止など、クルマへのダメージも軽減してくれたのです。
これに、左右方向や上下方向の作業スペースに余裕をとっていたことも奏功し、極めて快適に気持ち良く、作業に集中できたのには感激しましたね。
さらにいうと、---これがダメ押しといえるのですが---、表の道路から少し奥まった位置で、かつ、サイドパネルと外構のブロック塀や鉄製トレリスなどが横方向の目隠しとして機能していることで、必要以上に周囲の目を気にすることなく、洗車作業に没頭することもできたのです。
以前は、玄関前のスロープで洗車をしているのが急坂の市道から丸見え状態でしたし、遥か昔に実家に住んでいた頃は、表の道路上で堂々と洗車してましたから(苦笑)、プライバシーは無きに等しかったのです。
そこへいくと
直射と視線を適度に遮ったアウターガレージの絶妙の匿れ感は感動的ですらあり、比較相手となるはずだったガレージシャッター前(=月極駐車場の敷地内)では到底期待できない、大きなアドバンテージとなりましたね。
そんなわけで、我が家の主たる洗車エリアとして確定したアウターガレージ。
アクセラXDの駐車位置をメインの作業場所としていますが、その隣りに駐車するDJデミオは(面倒なので)移動はさせずにそのままの位置で洗っています^m^。
ちなみに、これでも小さな不満はありまして・・・
作業中に洗車ホースがクルマ止めに引っ掛かりやすいことと、以前よりは激減しているとはいえ、夏場に忌まわしき蚊にまとわりつかれることですね(-_-;)。
ま、前者はホースリールの置き場所を工夫することで幾らか改善の余地がありそうですし、後者についても虫除けツール自体は沢山存在するので、いかに我が家のアウターガレージにマッチしたスマートな(爆)手法を選び出すかがポイントになるでしょうね(^^)。