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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2018年01月19日 イイね!

即断に至る伏線 ~④内装色編~

即断に至る伏線 ~④内装色編~2018年が始まってすぐ、嫁さん専用車の代替劇が勃発。

今から3年前、DJデミオ発売とほぼ同時に我が家にやってきたブルーリフレックス色のガソリン車・13Sはこのたび、セラミックメタリック色をまとうCX-3のガソリン車・20Sへとバトンタッチすることになりました。

現在紹介しているのは、嫁さんの意向を100%重視することにしたカラー選びの話ですね。
私が掲げたこの新方針に従い、SKYACTIVデミオから2代続いていたブルー系のボディカラーから、私にとって四半世紀ぶりとなるホワイト系へと大きく舵を切ったことは、前回お伝えした通りです。

一方、今回紹介する内装のカラーについては、実は全くの展開が待ち受けていました。
メインユーザーの嫁さんの希望に沿った結果、インテリアイメージの刷新を考えていた私の目論見とは裏腹に、従来路線をそのまま継承することに決まったのです(^^;)。

その従来路線とは一体何ぞや?
ということで、まずはここ10年間の我が家の内装色選びを振り返ってみましょう。

 2014年 DJデミオ ⇒  オフホワイト(レザー)
 2011年 DEデミオ ⇒  ライトグレー(ファブリック)
 2008年 ビアンテ ⇒  ライトベージュ(ファブリック)
 2007年 ベリーサ ⇒  ブラウン&ブラック(レザー)

ここ最近はずっと明るめの色というか・・・見事なまでに「非・ブラック」系のオンパレードでしょ?(^^)

アハハ。
これらは何れも嫁さん専用車か三列ミニバン。家族が頻繁に利用するクルマばかりだったので、車内がなるべく明るく開放的になるように意識をしてきたのと、スキあらば(=選択肢があれば)より高級感のあるレザー素材を選ぶようにしてきた結果なのですが、直近の3台が立て続けにブライト系の内装色というのは世間一般的には珍しく、特徴的な部分かもしれません。

でも、ファミリーカーの2枠以外(私のメインカー)はというと

 2000年 RX-7 ⇒ ブラック(ラックススエード)
 2017年(名変)アクセラXD ⇒ ブラック(ラックススエード/レザー)

と、一転して黒尽くめだったりします(笑)。

つまり、ビアンテ~DJデミオに至るブライト系の流れは、マイカー全体でバランスを取った結果でもあり、決して私がブラック内装を拒絶しているわけではないのですよ。

、今回の嫁さん専用車の内装色選びに限っていえば、ファミリーカー枠という点からも、4台の全体バランスの点からも、やはりブラック系は選びにくいところ・・・。
ただ、すでにデミオ2台で明るい内装色を続けてきたので、さすがに3台連続はしつこい気も。

そこで私が考えていたのがコレです。

ジャーン
CX-3の特別仕様車「Noble Brown」のハバナブラウン色(ナッパレザー)ですね。

とくに、DJデミオとCX-3はインテリア形状の共通性がとても高いだけに、せめて色合いくらいは変えておかないと、車内の新鮮味があまりにもなさ過ぎて、嫁さんや子供たちが思わず拍子抜けしてしまうのでは・・・と懸念したのです。

そんな私の思いを色濃く反映したブラウンレザーの提案も、肝心の嫁さんの反応は

今ひとつでした(^^;)。

曰く、決して悪くはないけれど、ホワイトの方がより好みとのことで(^^)。
この瞬間、グレードは自動的にLパッケージ(=レザー)に、そして内装色はピュアホワイトにそれぞれ確定することに。
結果、2008年のビアンテから始まった我が家のブライト系内装色の連続選択は、ついに4台目まで記録を伸ばすことと相成りました(^^)。

ま、私にしてみれば、ブラウンレザーという新機軸の導入こそ叶いませんでしたが、2011年のDEデミオ購入時に一か八かで挑戦し、2014年のDJデミオでも踏襲したブライト系路線が嫁さんに違和感なく受け入れられていることが再確認できたわけで、これはこれで収穫だったのですよ(^^)v。

というわけで、エンジン、ボディ色、内装色の順に、今回のスピード契約を支えた各ピースの素早い決定ぶりを紹介してきました。
しかしながら、今あらためて感じるのは、私がここまでの即断即決をするに至った真の理由は、ここ1年ほどの事前検討の経過云々ではなく、もっと前に私の心に深く刻み込まれ、その後も消え去らずに残っていた独自の感触だったということ。

なんだよ、結局はそれかい!?

と即ツッコまれるかもしれませんが、最後のまとめとして白状してみます(笑)。

(つづく)
Posted at 2018/01/20 01:15:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記
2018年01月17日 イイね!

即断に至る伏線 ~③ボディ色編~

即断に至る伏線 ~③ボディ色編~年始早々に発生した、嫁さん専用車の代替劇。
つい1年前、買い替えの最有力候補だったはずの「エターナルブルーのデミオ・XD」。
これが、如何にして「セラミックのCX-3・20S」に化けたのか・・・
連投ブログでじっくり紐解いております(^^)。

前回のエンジン領域に続いて、今回はカラー領域です。

まずは、ボディ色の話からいたしましょう。

そもそも、私が”エターナルブルー”に何故興味を持ったかというと、現行DJデミオのカラーパレットで、私達が13S購入時に選んだ“ブルーリフレックス”との入れ替わりで、途中から追加された色だから。
もっとも、後継色というほど色味は似てなくて、当初DJデミオに採用されていた青系の2色、鮮やかな”ダイナミックブルー”とシブい”ブルーリフレックス”を、足して2で割ったような色合いですけどね。

ではさらに遡って、ブルーリフレックスの選択理由は何だったかといえば、初代の嫁さん専用車・ベリーサの購入時、私達夫婦が選び損ねたシブい“レイザーブルー”に極めてイメージが近い青だったので、これ幸いとばかり7年ぶりのリベンジを期してみたというのが実態(^^)。

そんなわけで、今回もシブい青路線を堅持するなら、かのエターナルブルーは少しばかりピント外れ。基本的には鮮やかな部類のブルーだし、少なくともグレーとブルーの中間色というイメージからは乖離してますからねぇ・・・。

それでも私がこのエターナルブルーを推していたのは、私自身、2011年のSKAYCTIVデミオ(DE)が初体験となった青系のボディ色をもう暫く開拓してみたいという個人的な願望から。未だ「ど真ん中の青」には行き着いていませんしね(^^)。
それに加え、他のマイカー3台が「赤-橙-赤」(ヴィンテージレッド、チリオレンジ、ソウルレッド)と暖色系だらけなので、せめて一角くらいはキリっと寒色系で引き締めたいとの考えも当然あったのですよ。
あ・・・
非・暖色系で良いなら「無彩色」という手もあるんですけど、なんたってこの私、白・黒・銀・灰の顔触れにはここ十年以上ご無沙汰しているので、なかなか現実話としてはイメージが湧かなくって(苦笑)。

というわけで、エターナルブルーの指名にはそれなりの経緯や動機が存在したにもかかわらず、いざ蓋を開けたら、バリバリに白系のセラミックメタリック、だったわけですよ(笑)。

アハハ(^^;)。

斯くも予想外な路線変更を誘発することになったキッカケは、今回のクルマ選びにあたって私が打ち出した、思い切った新方針でした。
それは・・・

今回は100%、嫁さんの好みで決めよう。

(爆)


えぇー、それまでは違ってたの???

う・・・

いやぁ、それが、あのぅ・・・

正直に白状すると、過去3台の嫁さん専用車のうち、メインユーザーの嗜好に沿ってボディ色を決めたのは、“ラディアントエボニー”を選んだベリーサだけ(^^;)。
2台目のDEデミオ(アクアティックブルー)も、3台目のDJデミオ(ブルーリフレックス)も、基本的にはまず私のボディ色提案があって、それに嫁さんが同意した(いや、要求を呑んだ?)というのが実態。
無論、嫁さんの趣旨に合わない色を無理やり押し付けたことはただの一度もない(と私は思っている)のですが、毎回毎回、本人が心から満足できるボディ色選びだったかといえば定かではありません。

よって今回は、これまでの罪滅ぼしの意味も兼ねて、メインユーザーである嫁さんの意見「だけ」でスパッと決めてしまおう・・・私はそう心の中で誓い、嫁さんの選択には一切横から口を差し挟まないことにしたのです。
だから・・・

もしも嫁さんが“ソウルレッドクリスタル”がイイと言えば、まさかの赤系4台となる事態も覚悟の上で(汗)

で、DJデミオの譲渡を決めたその夜の緊急協議。
私自身はエターナルブルーを本命視していたことを伝えながら嫁さんの反応を探ってみたら、即座に

「もう、ブルーは飽きたかなぁ・・・」
と、やんわり拒絶(爆)。

(そ、そうだったのか・・・悪かったなぁ)

ヨシ、ならば完全に仕切り直しだ!

私はすぐ嫁さんにカタログ写真やWebサイト画像を紹介しながら、全8色のCX-3のカラーパレットの中から、白系の“セラミックメタリック”と“スノーフレイクホワイトパール”、それに茶系の“チタニウムフラッシュ”と、その夜のうちに候補を3色まで厳選。

そして翌日は、判子を握りしめて家族全員でディーラーに出向き、現車や現色を確認しながら最終選考。
ここで、生憎1台も同色車が見当たらなかった“チタニウムフラッシュ”は、無念の不戦敗に。
(でも、暖色系が落ちて内心ホッとする私 笑)

残る白系2色での決戦は、CX-3とCX-8のデモカー2台を横に並べてじっくり見比べた結果、「普通の白と一味違う」のが決め手となり、セラミックメタリックが勝ち残ったのでした。

フフフ
実をいうと、エターナルブルーに次ぐ私の第2候補色は、他でもないこのセラミックメタリックだったのです(^^)v。

は?
あれだけ無彩色と縁のなかった私が白だなんて、俄かには信じられませんよね(爆)
でも、このCX-3だけは特別だと感じていたのです(^^)。

なんたって、セラミックメタリックを初採用したマツダ車は、他でもないこのCX-3。
2015年2月のデビュー当時、全てのマツダ車のテーマカラーと化していたソウルレッドを押し退け、実質的にCX-3のローンチカラーに抜擢されていたわけですから、この小型SUVのデザインとのマッチングが悪かろうはずはありません。実際、大胆に面が変化していくボディサイドの抑揚や塊感を、どのボディ色よりもシャープに、そしてスピーディーに表現している気がします。
このセラミックメタリック、3ヶ月後にフルモデルチェンジしたロードスターでも積極的に訴求されていて、魂動デザインの中でも、とくに造形に力を入れたモデルとの相性の良さが窺えました。
(だって、魂動デザインの”艶”のブックエンドがNDロードスターで、”凛”のブックエンドがCX-3とされてますからね)

それに、色自体もかなり個性的で魅力的。
光の加減によってはキラキラと輝いたり、マットに沈んで見えたりと、実に多彩な表情を見せるし、何より、CX-3の足元をグッと引き締めている黒い樹脂モールとの美しいコントラストは、このボディ色がベストだとさえ感じます。

そんなわけで、嫁さん主役の色選びに徹した結果、我が家としては2003年に購入したアテンザスポーツワゴンの“シルバーコントレイル”以来の無彩色系に。
さらに私個人としては、初代愛車・エチュードのアッパーカラーの“ノーブルホワイト”以来となる、約30年ぶり2度目の白系カラーの選択と相成りました。

ほほぅ。
で、内装色はどうなった?

実はここでも、私の意向を除外したことで、これまた意外なチョイスとなったんですよ。

(つづく)
Posted at 2018/01/18 00:32:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記
2018年01月14日 イイね!

即断に至る伏線 ~②エンジン編~

即断に至る伏線 ~②エンジン編~義母のクルマ選びに端を発したDJデミオの交代劇。

実は今から1年前、代替車種として最も有力だった候補は「エターナルブルーのデミオ・XD」でした(^^;)。
これが如何にして「セラミックのCX-3・20S」に姿を変えていったのか・・・じっくり紐解いていきます。

今回はエンジン編ですね。

私達夫婦がDJデミオの13Sに感じていた数少ない不満点。
そのうち、高速巡航時や多積載時に露見してしまう”エンジンの非力さ”の解決策として、私はデミオやCX-3に搭載される1.5LのSKYACTIV-Dエンジンへの換装、を本命視していました。

なんたって、同じDJデミオ同士の比較でも、カタログの最大トルク値は
 「121N・m(デミオ13S)」 vs 「250N・m(デミオXD)」
と、ダブルスコア以上の違いがあります。

ここから両車の重量差「100㎏」(1030kg vs 1130kg)を差し引いても、十分お釣りがくるほどXDが力強いのは明白だし、実際にこの2台を走らせてみると、両車の走りのキャラクターは同じDJデミオの仲間と括るのが無理なくらい「別モノ」という印象を受けます。
(あ・・・どっちが良い悪いの話ではなくてね)

そんなわけで、次の嫁さん専用車はその姿形よりも先に、心臓部のパワーユニットが確定・・・そう思われたのですが、半年後、我が家のマイカー選びを取り巻く環境に2つの変化が起こります。

まずは我が家の方
2017年の夏、数年の闘病生活を続けていた父が他界し、思い出多き父の愛車を私が引き取ることに。
これで、栄えある?“マイカー初のディーゼルエンジン車”の称号は、私が3年間メンテナンスを請け負っていたソウルレッドのアクセラXDがあっけなく獲得(笑)。
この瞬間、1.5LのSKYACTIV-Dエンジンの導入意義が、私の中でトーンダウン
すると、現在の嫁さんデミオと外内装がほぼ同じで、今ひとつ新鮮味に欠けるというデミオXDの唯一かつ最大の弱点が余計にクローズアップされ、予想以上に影が薄くなってしまったのです。

いやぁ、正直に白状すると・・・
この私も、4台のマイカーのうち2台をSKYACTIV-Dにするほど、ディーゼルエンジンに肩入れする気はなかったんですよ。
・・・アハハ(^^;)。

ここ5年くらいのマツダの快進撃を支えた立役者は、言うまでもなく"SKYACTIV技術"と"魂動デザイン"。
中でも、ほぼ絶滅状態にあった日本市場で確固たるポジションを確立したクリーンディーゼルのインパクトが格段に大きかったのは事実ですが、マツダが過去の常識にとらわれず極限まで可能性を追求したエンジンは、なにもSKYACTIV-Dだけではありません。そもそも「リッター30キロ」で衝撃的なデビューを果たし、最初にSKYACTIV技術を世に知らしめた先鋒役は圧縮比14のガソリンエンジンだったし、現時点で最もワールドワイドに展開されているエンジンはSKYACTIV-Gの方ですしね。
おまけに、こうしたマツダのチャレンジ精神を象徴する”飽くなき挑戦”のコトバで真っ先に思い浮かぶエンジンって、これまた別のものだったりしますし(笑)
その意味で、私には「SKYACTIV-D 2.2」と「SKYACTIV-D 1.5」の二枚看板ではなく、「13B-REW」と「13B-RENESIS」を揃えてニタニタしている絵の方がよっぽどお似合いだと思うのです、きっとね(笑)。

ついでに白状すると、REとは真逆とも思える、超低回転域からトルクフルなDEならではの走りには未だに感動し続けているこの私ではありますが、ことDE特有の「音」と「匂い」に関しては、どちらかというと苦手^^;。
我が家は「アクセラ1台で十分間に合ってます~」って感じなのでした。

というわけで事実上の本命だったはずのデミオXDがあえなく後退。
(もし外観が少しでもリフレッシュされていたら、また展開は違ったでしょうけど)

ならば自動的にCX-3が浮上してくるはずですが、基本的にはこのSUVもディーゼルエンジン車・・・。
そんな私の心のモヤモヤを察したかのように、ここでマツダの方にも動きが。

同じく2017年の夏、父のアクセラXDのマイカー加入と前後して、当初からCX-3の輸出仕様には存在した2.0Lのガソリン車が国内向けにも追加され、"エンジンの非力さ"の解決手段の選択肢が増えたのです。つまり、ディーゼルもガソリンもあるでよ、とね。

実は、ここでふと私の頭を過ぎったのが、かつて我が家にもいた「ベリーサ」にまつわる昔話でした。

それは、今から十数年前のこと。
職場の大先輩がベリーサを所有していて、私は隣の席で事あるごとに愛車の自慢話を聞かされていたのですが、奥様とのロングドライブが趣味だっその先輩の唯一ともいえる不満点が、エンジン(1.5L)の余力の無さでした。
曰く、「ベリーサに1.8Lエンジンが載ったら百点満点」なんだと。

私は当初、もっと全開パワーが欲しいといった類の単純な不満かと思ったのですが、何度も何度も同じコメントを聞いているうちに、少しばかり違う解釈をするに至りました。
つまり、コンパクトカーの水準を超える上質感を謳うベリーサだからこそ、快活に回る1.5Lエンジンよりも、低中速のトルクで静かに回る1.8Lエンジンの方が、よりクルマのキャラクターにマッチするはず、という主張だと。これは後年、我が家にベリーサ(1.5L)を迎え入れた際に、その解釈の正しさを自分自身で確信することになります。

「スポーティーで若々しいDYデミオじゃなく、上質感を訴求するベリーサだからこそ、等身大の性能のエンジンではなく、プラスαの余力あるエンジンがより好ましい・・・」

そして、なぜか私にはこの図式が不思議なほど「CX-3 + 2.0Lガソリン」の組み合わせのイメージと重なったのですね。

無論、同じCX-3同士で最大トルク値を比較してしまうと
 「192N・m(CX-3・20S)」 vs 「270N・m(CX-3・XD)」
で、ガソリンの方が見劣りしてしまうのも事実。

しかし、20Sの最大トルクは現行のデミオ13S比では「6割増し」に相当するわけで、車両重量の「2割増し」(1030kg→1240kg)分を補って余りあると思われるし、実際にCX-3・20Sの試乗車をドライブしてみて、その予想を裏付けるような好感触も得ています。
そして何よりも、相対的に静粛性の高いガソリンエンジンの基本マナーが、CX-3のお洒落で上質なキャラクターを”動質”という面からもより一層引き立ててくれるはず・・・そんな期待まで一気に膨んできたのです。

さらにいえば、20SがXDよりも凡そ30万円プライスタグが低いことが、費用の工面上、大いに有利に働いたことも決して否定できません(笑)。

ということで、独断と偏見がかなり見え隠れしますが、1年前の検討時には存在すらしていなかったCX-3の新機種、2000ccのSKYACTIV-G搭載車を指名することに相成ったわけです。

では、幻の大本命となったデミオXDに敬意を払って、せめてボディ色は「エターナルブルーで決まり!」
・・・かと思いきや、ここでもまた予想外の展開が待ち受けていたのです。

(つづく)

Posted at 2018/01/14 22:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記
2018年01月13日 イイね!

即断に至る伏線 ~①予告編~

即断に至る伏線 ~①予告編~CX-3のガソリン車、しかも白で。

年末から年始にかけ、突如発生したDJデミオの交代劇。
義母のクルマ選びに端を発した玉突き事件は、譲渡の決定から新車の発注までジャスト24時間!という異様なまでの早業で終結しました(^^;)。
早業と聞いて私が思い起こすのは・・・独身時代の1997年正月の暴挙。
その当時存亡の危機を迎えていたロータリーエンジンへの強い思いが沸き立ち、三が日の寝床で熟考の末ランティスからRX-7への電撃的乗り換えを決め、4日には発注書にサインしていたという、今から21年前の衝動のことであります。
なんと今回はさらにその上をゆく、超が付くほどのスピード契約でした。

こうして瞬く間に決まった4代目の嫁さん専用車。
自ら振り返ってみても、大いに「意外な」機種選定だったと感じます。

なぜなら・・・ちょうど1年前、嫁さんデミオの初回車検時を見据えた”代替計画”をこっそり発動した際、事実上の最有力候補に挙がっていたのは、同型DJデミオのディーゼルエンジン搭載車「XD」で、しかもボディ色は「エターナルブルー」と、従来の青系統路線を継承する流れだったのですから(^^)。

それが、まさかまさかの白CX-3のガソリン車。しかも、これが納得づくの選択だと言うものだから・・・

人の心というのはなんて移ろいやすいのでしょうか(笑)

なぁんて、急いで結論付ける必要はないんですよ。
幸か不幸か(いや、たぶん不幸だ・・・)納車までは十分過ぎるほどに時間があるようなので(涙)、意表を突いた今回のクルマ選びの真相なるものを、複数の切り口から紐解いていきたいと思います。

まずはその取っ掛かりとして、現状の確認から。
2014年の10月から約3年間、三代目の嫁さん専用車を務めてくれたDJデミオ(13S・Lパッケージ)に対する、私達の数少ない不満点を挙げてみましょう。

順不同でいくと・・・

 1) 前席シートヒーターがないので、冬場はレザーシートが冷たい
 2) 余力に乏しく、多人数乗車時や高速巡航時、期待した加速が得られない
 3) 車内の小物入れが質・量ともに不足し、実用面でかなり不便
 4) 安全装備(i-ACTIVSENSE)が現行デミオ比で大きく見劣りする

・・・こんな感じ。

中でも、私がとりわけ口惜しく感じていたのが、1)と4)ですね。
といっても、悔しさの理由はそれぞれかなり異なります。1)のシートヒーターは、発売の1年後にあっさりと全車に追加装着されてしまった、今時ベーシックな快適装備。
一方、4)の安全装備の見劣りは、発売の時点で何故かガソリン車とディーゼル車間に不可解な格差が付けられていたもの。
両者は同じ「当時は選びたくても選べなかった」装備ながらも、その経緯が大きく異なるのです。
前者のように、年次改良に伴って初期型が次第に陳腐化していくのは当然のことで、大きな落差を味わうのはむしろ、発売直後の新製品に飛び付いた者の宿命(^_^;)。四の五の言わず現実を受け入れるべきですが、後者のように選定機種によって安全装備の設定に差を設けてしまうというのは、メーカーの思想として全く納得できるものではなかったのです。

(安いガソリン車を選ぶユーザーにはBSMやLDWSによる安全確保は不要だと?・・・そんなバカなっ)

と、怒り心頭だった私も、その当時は両親の相次ぐ入院・手術ですっかり疲弊していて、声を大にしてメーカーに文句を言うパワーなどどこにもなくて(-_-;)。
(そもそも、現実逃避の一環としてDJデミオを新車購入したくらいですから)

とりあえず現在、1)と4)に関しては、その後心を入れ替えた?最新のデミオなりCX-3なりを選べば、一応の仇を取ることはできます(^^;)。
しかし、3)の収納性に関しては、残念ながらデミオも派生のCX-3も似たり寄ったり。この2モデルで検討をしている限りは、根本的解決は諦めざるを得ません(+_+)。
あっ・・・
それでも、微かな収納性改善を狙った悪あがきで、本質的には無関係なメーカーオプション装着をあえて諦めるハメになったので、これはまた別途愚痴ります(笑)

で、残るは2)のエンジンパワー。
この解決策として、1.3Lのガソリンから1.5Lのディーゼルターボへのエンジン換装を企て、目覚ましいパフォーマンス改善に期待をしていたわけです。
そもそもディーゼルエンジンは我が家のマイカーとしては初導入で新規性もあるし、同じSKYACTIV-Dでも父のアクセラXD(2.2L)とは別エンジンだということも、確実にプラス要素でしたからね(^^)。

あとは、費用面での敷居の低さを取るか(デミオXD)、見た目の圧倒的な新鮮さを取るか(CX-3)・・・
まぁ、ハッキリ言ってしまえば、ココで決定打を欠いたがために、秘かに進めた代替検討も次第に私の熱が冷めてしまって、儚くお蔵入りしたのですけどね。

ところがその半年後、我が家を取り巻く状況が大きく変化。
もはや大きな動きはないものと思われた次の嫁さん専用車選びにも、大きな影を落としていくのです。

(つづく)

Posted at 2018/01/13 19:26:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記
2018年01月06日 イイね!

活躍を期して

活躍を期して期待しないで待っててください

と、新年早々のブログで予防線を張ったはずだった、マイカーの車両入替え^^;。

しかし、実際にはそのブログを書き終えた直後から、ガタガタゴトゴトと音を立てて動きが始まっていました。

(誰だ? 舌の根も乾かないうちに・・・っていうヤツは 苦笑)

・・・世紀のQ出しは、子供たちと広島の実家に帰省していた嫁さんからのメール。

実は数週間前から、義母が代車生活をしながら次期マイカー探しをしていたため、その選択肢のひとつとして一応、「3年落ちで良ければ・・・」とばかりにDJデミオで帰省し、現車をじっくり見てもらっていたのです。
その義母の反応がとても良かったことから、事態は急展開を見せます。

現在も代車を借用していることを考慮すれば、一日でも早く諸手続きを済ませて義母が使える状態にするのがベストなわけで、そうなると、現車を再び周南まで持ち帰ってしまうことが大きなロスを生むことが十分に予想されたのです。

この瞬間、私は様々なことを総合的に判断し、当のデミオで帰宅するのを諦め、ビアンテで広島へ家族を迎えに行く決断をしました。

そう、哀れなことに、大晦日にシャンプー洗車とツヤ・撥水強化のフルメンテをしたばかりのDJデミオには、広島帰省の片道切符しか与えられなかったことになります(-_-)。
が、生活の足を失って困っているお義母さんのために速攻で役立つのなら、突然の別れは果てしなく寂しいものの、放出劇としてみればこれ以上望むことはありません。
(その代わり、夏タイヤやパーツ類を満載した上に名変用の書類まで完備して向かうハメになり、準備は多忙を極めましたが)

一方で、我が家の(というか、実質的には私の)マイカー代替計画は、ちょうど1年前に発動していました。

2017年の1月、DJデミオと3回目の冬を過ごしながら、前席シートヒーターが未装備の初期型であるが故に、Lパッケージのレザーシートに座るたびに家族に冷たい思いをさせているのが忍びなくなり、最新型のデミオとその派生であるCX-3を俎上に挙げたのが発端でした。
さらにその数ヶ月後、定期点検の代車でやってきたデミオXDをドライブした嫁さんが「クルマが軽い!」と甚く感激したことで、普段から13Sの非力さにストレスを感じるシーンがあったことが図らずも判明。
こうした経緯があって、嫁さんの次期メインカー選びの青写真として、コンパクトな車体サイズは死守しながらも現状の1.3ガソリンよりもパワフル、との条件により、CX-3とデミオXDという1.5Lクリーンディーゼル勢が最有力候補に挙がっていたのです。

ところが、昨2017年は父の病状悪化などで春先から公私とも異様にバタバタしたために、当初企んでいた9月の初回車検時の代替は、全く具体化する動きを見せないまま夢と化してしまいました。
おまけにその間、ディーゼル車ONLYだったCX-3にガソリンエンジン車が追加設定されたり、亡き父のアクセラXDをマイカーとして正式に迎え入れたりと、マイカー選びに大きな影響を与える動きも幾つか。
結果的には、私自身初めてとなる「2.0Lの4気筒ガソリン車」を迎え入れる展開となったわけですが、その選定理由はまたあらためてお話しするとして・・・

2014年、高齢の両親が相次いで重い病気を発症したことで従前の生活リズムが崩壊し、仕事や健康との両立が危うくなっていた私。
その心の大きな支えとなったのが家族であり、新たに我が家にやってきたこの新型デミオでした。
僅か3年と3ヶ月で放出し、ベリーサやSKYACTIVデミオと同様、短命な付き合いとなってしまいましたが、義母の元で大いに活躍してくれることを祈っています。

サンキュー、デミオ(^^)。
Posted at 2018/01/06 14:46:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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