
少し調達しなければならない部品が増えてきたので週末に秋葉原に行きます。
行くところは、エルパラ、秋月、マルツ電波の3店ですね。
(あと、牛丼屋の「サンボ」か)
いずれも車の電装系触られる方であれば通販ぐらいは利用したことがあるかもしれません。
オフ会で良く聞かれるんですが「仕事は電気屋さんですか」系の質問。
ちょっと違います。システムの開発部部門に居ましたので回路図は読めますしオシロスコープなどの計測器も扱えますが、どちらかと言うとソフト屋です。
正確にはシステム屋なので回路図は組めません。
今は経営側のスタッフポジションなので文系ですね。
いつかのブログで電装系にハマる原点について少し触れたことがあったと記憶しますが、小さいときに始めたアマチュア無線が原点です。
アマチュア無線で使用する電子小物を「CQ ham radio」という雑誌を見ながら自作していました。これが多分始まり。
この時、地元にあった唯一の電子部品屋が秋葉原に店を構える「マルツ電波」です。
本当に小さい電気屋だったですけどね。

(創業マルツの場所)
このマルツ電波の秋葉原に進出したお店の最初の店長が私の友人です。
友人と言うのは失礼かな。私より10歳ぐらい年輩だし。
実家がある地元でアマチュア無線を活発にやっている人たちの中心だったのがこの友人なんですよ。地元で無線機買おうと思ったらマルツ電波に行かないと買えませんでしたから。
いやいや逆。彼がマルツ電波の中で出世したのは我々のおかげです。
私たちがアマチュア無線の大会で活躍して友人を作り、その友人をマルツ電波の客として送り込んでいたんですからw
無線局を個人で開局するには大きなアンテナをあげるんですが、マルツ電波が仕事を請けたのに、我々、アマチュア無線の仲間がアンテナをあげに行ったんですよ。無償でw
ま、いろんなプロの技も教えて貰いましたけどね。
ちなみに、鉄塔とかにも普通に上ります。
自宅に鉄塔立ってるしw
この自宅の鉄塔を立てる際に基礎工事をしたのは私のオヤジの知り合いの土建屋。この工事がきっかけでマルツ電波は大きなアンテナ設置工事を請けるための業務提携が出来るようになりました。
無線の鉄塔立てるならマルツ電波という流れを作ったキッカケなんです。
我々の活動すべてが、この友人が出世するための肥やしになってます。
ちなみに今も持ってるんですけど、鉄塔上るためのU字つり安全帯w
たかだか25m(8階相当)ぐらいなんですけど、幅30cmぐらいしかないので鉄塔のてっぺんは相当怖いです。普通に左右1mぐらいは風で揺れますし。
今思うと事故起こしてたらこの友人の首は吹っ飛んでいましたね。
話を戻します。
現在、マルツ電波秋葉原店の店長が誰だかは知りません。ほぼ、通販利用なので店舗に行ってないので。
ちょっと調べてみたんですが現在のアマチュア無線の個人局は43万局。
これが統計上の無線人口。コールサインを持っていて閉局しているところも沢山あると思うので実際はもっと少ないかもしれません。
マルツ電波も無線事業で事業拡大したと思いますが、無線事業では食っていけないでしょう。現在は本来のパーツ屋に回帰しました。
私も電子回路工作は久しくやってませんが、リアウィンカーのシーケンシャル化目指して電子工作に回帰するかもしれませんね。
原点はかわらないということですか。
(余談)
今回はすぐに使用しませんがブレッドボードも買う予定。
ブレッドボードとは半導体部品を直接刺して電子回路を仮組みできるボードのことです。これを買うのは何十年ぶりですわ。
これで回路仮組みして動作確認。基盤買ってきてエッチング。これが当時の流れですね。
そこまでしなくてもLEDの点灯確認やリレーの動作確認等でもこのボードがあると便利だしね。
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2017/10/06 10:18:28