まもなく東日本大震災から7年。
「3・11」「1・17」は日本人にとって忘れてはならない日です。
私は大阪の大学を出ているので関西圏の友人は数多く居ます。
阪神淡路大震災の時、すでに関東圏に居ましたが付き合っていた彼女も関西だったこともあって現地にボランティア活動に出向いたことが震災に対する考え方を変えるきっかけになっています。
現在、元住んでいた住居を売却手続き中ですがこの住居が所属する町内会組織を自治会に格上げするキッカケを作るのにも尽力しました。
横浜市に登録される自治会に加入していないと大規模災害が起きた時の対応が後回しになるんですよ。
実際、生死を分ける初動の72時間は自分たちでなんとかしないといけません。
防災用の備蓄は、小学校などに備蓄されていますがカバーする範囲の人達分の備蓄はありません。
災害発生時に市や県が備蓄している場所から配送されるのを待つしかないんです。
しかし、住民はそういう状況を知らないんです。
自治体に加入しなくても避難は出来ます。
しかし「情報」は自治会でないと取りにくいのが現実ですね。
まずは、自分たちで72時間を生き抜く準備をして欲しい。
そういう啓蒙活動は何よりも大事です。
私が活動したことで年1回行われる「合同避難訓練」への町内の参加率があがりました。
地域で「初動で何をするのか」を知ることは重要な事です。
横浜市は災害マニュアルのテンプレートがあって、広域避難場所でやることがある程度標準化されています。
地域の安全確認のため「地域毎に場所を決める」のも重要な作業。
自治会登録してないと「その他」扱いになるので町内の安否確認がスムーズに行えません。
安否確認が正しくできれば、助けられる命は結構あります。
人間、屋根の下敷きになっても結構な確率で即死しませんので。
まずは町内で「家族構成表」を作って情報を管理するところから始めましょう。
1つだけコメント。
水の確保は結構難しいです。
道路が駄目になっていると給水車がなかなか来ません。
給水車が来ても長蛇の列になるので何時間も待たされることになります。
これが結構なストレスで命掛かってますから「ゆずりあい」とかなまっちょろいこと言ってられなくなります。
人間が必要な水の量は意外に多い。
水は「保存水」を買うのではなく、箱に入ったペットボトルを3箱ほど買っておいて1箱使ったら1箱補充するローテーションで備蓄します。
可能であれば雨水を貯めるタンクが欲しい。
お風呂の水を張っておくのはなかなか難しいです。
ちなみに水の給水タンクは用意してますか?
20Lは重すぎて移動できないため使い物になりません。
10Lタンクを複数持つようにしましょう。
道が隆起しますので台車が使えません。
水を使わない工夫も大事です。
サランラップは多めに備蓄します。
お皿にまいて使ったり、止血タオルを巻いたり色々使えます。
これらは避難所にボランティアに入った時に得た教訓です。
今年の3・11は、千葉で多車種コラボのオフ会があります。
有名な場所でのオフ会なので日頃の感謝をこめて「ゴミ拾い」&「東日本大震災黙祷」のイベントがあります。
車の集まりって一般の人からすると全て「暴走族」なので、こういう市民寄りのイベントはいい。
企画してくださる方々の苦労は計り知れませんがゴミ拾い頑張ってきますね。
(あとがき)
C-HRのAC100Vオプションは、ガソリン満タンで4日分の電気を供給できます。
スペアタイヤも捨てがたいんですけど4日分の電気は大きいです。
私は発電機の代わりにこのAC100Vオプション付けました。
まだ掃除機ぐらいしか接続してませんけどねw
ブログ一覧
Posted at
2018/03/07 12:07:07