
知人から発電機修理の依頼が入りました。
いわゆる災害時に活躍するポータブル発電機!
エンジンがかからないとのこと。
症状としては、
・2~3年エンジンを掛けていない。
・始動しない。
・燃料は満タンで保管しておいた。
だそうだ。
長期放置ということなので、
燃料系のトラブルであることは間違いない!
キャブを分解清掃すれば掛かるであろう!
ということで、
早速、キャブレターを取り外し
バラしてみた。
メインジェットが真っ黒!
これではガソリンを吸い上げない。
それにしても小さいジェットである。
穴が詰まっている。真っ黒!!
なかなか穴が貫通しない。
0.3ミリの針金で突いてみた。
貫通しない。
キャブクリーナーの液にしばらく浸けておくことにした。
やっと貫通!
その他の部位をキレイにして
組み立て!
紐を引っ張ってエンジン始動を試みた!
「やったー!一発始動!」
メデタシ!メデタシ!と思ったら…
なんかおかしい…
チョークを戻したら止まってしまう。
チョークonの状態で調子がいい。
カブりもしない。
チョークoffにすると停止!
要するにガソリン供給が間に合わず
混合気が薄い状態なのだろう。
まだ、ジェットの穴の貫通が充分ではないのだろう。
再度、キャブをバラして掃除してみた。
でも改善しない。
他の理由か?
疑うところは、燃料のガソリン!
もしくはガソリンコック!
仮に点滴で別のガソリンで始動してみたら…
調子いい!
チョークoffでも動いている。
ということは、やっぱりガソリンだ!
古いガソリンを捨て
タンクとコックを掃除することにした。
ガソリンが腐っていた。
古いガソリンは使わないほうがいい。
当たり前だけど!
コックを掃除して
新しいガソリンを入れて
始動!
修理完了!
Posted at 2020/12/24 04:46:02 | |
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