
家の電話機が壊れた。
どうでもいい前置き
ネスレ日本とトラブっていてそれは後回し(ちなみにネスカフェアンバサダーと制度の始まりから務めている。しょこたんCMの頃だ)、まずは、電話の修理だ。
かなり古いコードレスを使っている。これは、玄関のインターフォンとも一つの子機においてどちらにも対応するというもの。
実は、玄関インターホンが古いので、それにあわせて、電話機を購入した。
以前の電話機は、ナンバーディスプレーが導入されたときにつけたソニーの名のテル。
なかなかいい機械だった。ジョグダイヤルがついているところがソニーらしく、保証期間の終了とともに壊れないところがソニーらしくない。それの代替なので、名前を呼び出し音とすること。年寄り対策で全通話録音。前述の玄関インターホンとの連携のとれること、が必須条件であった。何年使った忘れたが7年ぐらいでは無いかと思う。
その後、コードレスFAXがきて現役を退いたのだが・・。母はこのFAXのコードレス親機の音が気に入らないらしく、約Ⅰ年間設置したが退役させて玄関に移動し、メインの場所を譲った。FAXの方が良いところを念のため挙げる。スマホ連携で外出先でもネット経由で転送などが無料でできる。親機もコードレス。発信通話もすべて自動で録音。そして、何よりもFAXがついていて、自動受信が可能。母の耳が聞こえなくなったときのために、津軽の親戚(母の妹など)と連絡を取るために今のうちから練習してもらおうとおもっての導入なんだけど不発であった。
メインの場所を復活旧来機に譲っってもらって、再登板したパナソニックの電話機。先日私が不覚にも体当たりをしてしまった関係か使えなくなった。
故障箇所の特定
本体は機能しているようだ。相手に声は届く。相手の声は一切聞こえない。ノイズも聞こえない。
カールコードごと送受話器を他の機種に交換。電気的には治った。ただし、パナの送受話器はスリムなのだ。
定位置に入らずフックボタンが押せない。笑。
ちなみにカールコードを元に戻しても他の送受話器であれば電気的には問題ない。
というわけで、カールコードでもない。
故障箇所は送受話器のコネクターからボイスコイルまでのどこかで回路が開いてしまっていることだろう。
考えうる対策
製品ごと交換とか古いからやってもいいけど設定が面倒。
できれば使い続けたい。
コネクターだったら治りそうだし、正直、半田付けだろうとかまわない。でも他のカールコードでも変わらないから・・・送受話器側のコネクター??可能性は低そう。
次に送受話器内部の配線なら簡単だ、問題ない。だけどそんなところ壊れるか?
一番可能性が高いのはスピーカーのボイスコイルの破損だろう。
私の希望
治す方向で、かつ、すぐに、かつ、安く。 早い、安い、うまい。順番は吉野屋と違う。
パナソニックに電話した
部品(スピーカー)売ってくれと頼んでみる。
客相>修理>修理受付となって、相談する。
「修理部品の販売はしていないし、どこが壊れているかわからないから修理に行くしかない。」
だそうです。
「出張料税込み3850円。あとは技術料と部品代。」
はぁ?
手続を進めることにした。
川越ステーションが担当だ。
(三菱電機は近所。ケンウッドは大宮と秋葉原(無線機カーーディオと付き合いが長い)パイオニアは川越。パナも川越らしい。うーん。県警のもと川越自邏隊・西部機捜のあたりにほかに何かサービスステーションがあったような気がするが何の用事で行ったのか思い出せない)
そうか、実際に修理を担当するところなら部品持っているわけだな。と調べて川越に電話してみる。
「部品の販売はしない。」
後述する文句を(こう書くとあっさりだな)行っているさなか電話が切れた。
タイミング的にわざとじゃないだろう。
でもこう言う場合、油注がぬようにすぐにかけてきて切ってしまったというか切れてしまったというか別だけど失礼しましたと始まってつなぐはずなんだが。音沙汰なし。
まぁいいや。
重要な思いつき
このとき思いついた。パナのカタログには補修部品として細かいものが載っていたはず。
送受話器はパナにはカタログにの載っていたはずだから量販店で取り寄せができるだろう。
パナ、ノジマ、ビックカメラへのでんわ。
パナの客相
パナの客相製品購入前検討にでんわ。
たしかに、ある。値段は700円。カールコードは別。品番は****。量販店からご注文ください。
在庫は、この窓口ではわからん。量販店から発注の際にすぐわかるはずだ。
わかった。よかった。
パナへの苦情
ところで、私は先立って修理窓口にこの話を持って行き、具体的に故障箇所を特定して修理するしかない方向になっていたんだが、その前に、ここまで故障箇所が特定できているならば、スピーカーは部品で売れないが、送受話器は製品としてでているからそれを買ったらどうだと案内すべきではないか?いまの話だと取り寄せできれば770円税込みで復活することになる。なぜ、この方法を案内しないのか、治った治った、でも高かったけどしょうが無いね。とおもっていても、送受話器だけでも売っていることが後からわかればだまされた!詐欺だ!パナソニックはインチキ会社だ!さすが大阪!さすが松下まっすぐは立たない!とか感想もたれても仕方がなく、企業価値を落とすことになりかねないと思うのだが・・・・「全てその通りでございます。必ずしもベストな回答でないことは認めます。申し訳ありません」
客の立場に立って考えていないんだよね。何をしたいのか、そのための手段は何があってそのうちのベストは何か?っていう視点がない。能力がない。
全く残念。
しかるべきところに相談すればベストだと思って相談すると普通に修理代(出張料技術料部品代)を取られておわる。せいぜい、新品買うというのも手ですよとおしえてくれるだろうか、その際も市場価格はわからないと言うだろう。参考にならないのだ。
で、
ノジマに電話
もらった品番をノジマに転送。なんとその場でもう廃盤だといって調達できないとあっさり言われる。やっぱノジマダメだな。工夫のかけらもない。
それではと、ビックカメラにでんわ。
ノジマでは無いと言っていたぞ、ないかもしれないから、その場合、パナは現在でもスリム受話器を使った製品を出しているから、最新型のコード付きの受話器のコードが含まれない部分を注文したい。仮にあわなくても自己責任でやるから価格と納期を調査してほしい。あれば発注する。
「一度切ってお待ちください。」
5分後
「廃番ではないが納期は不明。最新の受話器は納期は最大10日。価格は800円。税80円です。」
え?10日も使えないのか。それでは、手持ちの部品やオークションサイトなど検討して必要なときはでんわするので最新の品番を控えたい。「品番は++++」
okではまた。
その後パナ修理担当部署からでんわ2回目
切れた電話の続きがかかってきた。
内容は、修理について調べたら、部品が廃番になっていて調達できないから修理できないだって。
ん?品番ってこれ?PFJXN0147Y?
「そうです、廃版です。だから今回は修理できません」
なに?送受話器ごと取り替えるしか修理ないの?
「そうです」(ここではいそうです。って言い切るのはアメリカと中国の企業かと思ったよ)。
なにそれ?技術も何もいらないじゃない、ユーザーサイドで交換できるじゃない?
「修理とはそういうものですが・・・・悪いところを取り替える。でもそこと確定できたわけでもないし、何分製造から年数が経っておりますので、それでも直らない場合もあるかと」
はぁ?私は原因を切り分けたと行っているんだが・・・。
そんな、送受話器ごと取り替えるなんてプロでなければやれる内容とも思えないし、それでも治らないかもしないなんて、どこに技術があるんだい?それは技術料払えないな。
「修理不能です。できません。
なぜならその送受話器のユニットも在庫がないのです。あたらしいの買ってください。
全てごめんなさい。」
全く役に立たないなー
「後述の文句」とは
一般に技術料というのは素人が知らないノウハウや技術に裏付けされた修理方法を選ぶわけで、具体的修理が仮に素人に出来る内容であってもそれは結果であるから高いものではない。
また、判断するに現物を見て判断するため自宅に来るなら出張料もやむを得ない。
しかし、そんな、ユニットごと交換だったら素人でもできる。技術料は無駄だ。
素人でもここがダメだと判断できる。
「そんなこと言っても全体に古いから全体を観察する必要がある」
それはユーザーが要求しているわけではない。サービスの押し売りで、マスクを押し売りして手数料を上乗せして招来の付けに回す安倍政権のやり方でひどすぎる。幼稚すぎる。
部品を売らないと言うことは、本来なら修理可能なものを経済的にあきらめることになって、従前ソニーならばやりそうだがと言われていたところであるが、パナソニック製品寿命や価値をおとしめていることに他ならない。魅力に欠けることになると言わざるを得ない。
とあるオーディオメーカーに機器が壊れたので原因を特定して、部品の供給をもとめに窓口に行ったところ、
「その部品の販売はしていない。しかし、それは普通の人は修理しないという前提だからだ。たしかに、その部品を使って修理するわけで、その症状で判断過程も妥当であるといえる。有利ならば持込みでも、技術料と部品代をいただくのだが販売、修理の際の部品代も200円程度のものである。しかし、部品販売として売り上げ伝票を切ることは予定していないからやっぱり売れない。そうはいっても、ほぼそれを変えれば復活することが目に見えているし。自己責任でやると行っているし、費用をかけて修理に出して復活させる経済的メリットがないというのも理解はできる。当社製品を愛着を持ってお使いのようだし、悪いところも含めて製品の理解がおありのようだから、これからも末永くこの製品をっていただくとともに、他の当社製品もよろしくということで、この部品は差し上げますので、どうか復活させてください。もしも、思う存分やっていただいてでも治らなかったら、経済的メリットをお考えになってそれでもと言うならばそれこそ我々お出番にちがいないですからお電話いただくか、持ってきてくださいね。」
となった。ほーほー。しかしただというわけにも行かない。と不毛な押し問答をして200円で買ってきた。
まとめ
じゃ分解してみるか。
【20200725追加】
その後、リアルな友人からのすすめで、ヨドバシドットコムで受話器だけ発注。
ちなみに、ビックにはなかった。amazonとジョーシンは調査してない。ビックは前の電話での内容から10日ぐらいかかりそうだ。
16時間ぐらいでもう届いた。開けた
色は同じ。
電気回路接続。コネクターok。回路ok。
問題のフックボタン押せる形で収まるかもok。
吊り下げで利用しているので安定性ok。
と以上で全く問題ない。
費用は880円税送料込み。
ヨドバシのポイントが還元され、さらにクレジット払いのポイントもつく。
24時間かからないでなおった。
よかった。
秋葉原でスピーカーユニットの部品を探すっての蟻かもしれないけど、面倒だよ。
ドナーである電話機から取り出すのもありかもしれないけど大きさ問題やドナー側が死んでしまうことで問題だ。
ヤフオクやメルカリで同等品調達して部品レベルで取り替えるのはありだと思うけど時間かかりすぎる。
新品に交換は電波規格が古いのでドアホーン連携ができなくなってだめ。
ドアホーン御と新品に帰るのは、時間もかかり金もかかり、設定ガチョウ面倒でいやだ。
パナの修理は不能だと言うことだが。。。。自分のところの商品知識をもっと備えて欲しい。今回のように新型の受話器で全く問題なく代替できるんだからそれを紹介することで自社の商品価値、自社価値を上げられるっていうもんだろ、あほか。
今回はネジ一つ回さず、何の技術も無くなおったぞ。。。
さてあとで、送受話器分解してみるかな。