2020年12月12日
死刑判決後に暴れるとかそういう事実関係であれているわけではない。
ここは刑事裁判法廷
まず裁判長がアホすぎ。慣れていない。陪席裁判官も助けない。こんなのあり?
喋りもやる気の無い国鉄国電の車掌その物、もごもごいって、超適当。本人は適当に言っていないだろうけれど、もごもご適当にしか聞こえない。前の法廷の裁判長はスゲー堂々としていてかっこよかったのに。
おまけに検察官も、焦ったのか、証拠取り調べ申請で甲号証のみ申請している。
なので、乙号証についての認否をする弁護人である私は。事前開示に関連して、乙号証は1号乃至3号につき全て不同意です。と言うべき予定だったのに。交代していきなり、
「以上です。乙号証につき証拠申請されていませんので認否で期す以上でございます。」
と言うほか無かった。
GHQがわらっていただけ。
裁判長もわけわかからず。停止状態。すかさず
「裁判長! 手続きを進めてください」
とけしかける。んこういうの得意なんだ!笑
検察官がのこのこそれでは「乙号証につき・・と申請を始めた」
これありなのかな。裁判長が仕切ってないのだが。笑。
一応正式な証拠申請ではないと扱わないことにして(2重否定でわかりにくいが、正式なものとみなして)、そのまま進めることにした。そのまま進める以上はあとから、イヤさっきのは正式じゃ無いからとの抗弁を失うとしてもこれ以上荒らしてもしょうが無いからいいことにした。
弁護人御意見は?
「乙号証は1号証乃至3号証のいずれも全て不同意です」
決まり切った発言はつまらないね。笑。
裁判長は、えーとーえーとといって、同意部分について証拠決定(証拠として使う決定)して、さっそく取り調べ。
ここも書証のなので本来は全部朗読、でも時間が無いし争ってもしょうが無いので要旨の告知でいいかを双方の意見を聞いて決めなくてはならないのに、検察官はいきなり要旨の告知で読み始めたので
「裁判長!書証つに要旨の告知と決めていないじゃないか」といちゃもんをつける
こんなの、刑事ドラマ、法廷ドラマ、実際の刑事法廷を意識的に見ていれば分かろう十問だけど、そして、何より、ここはオレ様の法廷だ、オレ様のやり方に文句有るヤツは死刑だ! ぐらいの気持ちでやってくれないトナー。
おろおろ裁判長は黙る。
「裁判長!手続きを進めてください」と
模擬法廷の出来事・・・裁判長薬は前の組の裁判長はものすごくよく勉強していた。しかし、私たちの班の裁判長はダメだった。彼がひどいわけでは無く普通だとは思うけど、もっとしきれないものかね~。基本文句言われたら、一回に限りあっちはああ言ってますけどお宅はどう考えるの?って反対当事者にふるんだよね。
振りながら対応を考える。ふられたはんたいとうじしゃだっって考えるわけだから模擬裁判なら十分時間が稼げる。裁判長やくは、反射的に反対当事者に意見を尋ねるっていうのが必要だろ。
ちなみにGHQとはこの模擬裁判を見守る裁判官検察官弁護人の本物をいう、笑っていたのか裁判官の先生だけ。
結局シナリオ通り要旨の告知になってすすんでいった。
それでは不同意部分について検察官どうされますか?
撤回します。●●は留保。
かわって、承認申請を誰々と誰々と誰々します。
弁護人御意見は? これがこの裁判長がズバッと出てこない・・・・
ゲームなんだからもっと楽しめるようにしてよ~
ZOOMだけど右を見ながら「然るべく」といって椅子から立つふりをする。爆
この細かい芸に気づいた人はいるのだろうか?
うーん。まぁどうにかこうにか第一回公判期日はおわった。
第2回の模擬裁判はなし。
月曜日第3回公判期日がある。
こんどは私は検察官役らしいぞ。やる内容は自らの請求した被害者の証人尋問。主尋問だね。シナリオには誘導尋問がいっぱいあってダメだろこりゃと言う内容。
これを正しく直して質問してもいいけどちょこっとだけなおすと面白いかも。
そのままやっても弁護人の異議が出なければ問題ないというか面白すぎるのだが、弁護人は優秀な二人になっている。きっととのまま読むと意義を出される。意義を出されると次回の裁判官約も優秀な人だから、すぐに検察官御意見は?と来るだろうから、反射的にその質問が誘導で無いことや誘導であっても許される誘導であることを端的に説明しなければならない。こちらの能力の限界を超えるおそれもある。いやだいやだ。もちろん予めここは意義を出されるなと想定できるからいいわけも考えておけるわけだ。
しかし、ちょっとだけずらし見てよう。完全に異議を差し挟まぬようにしてしまうとそれはつまらないからそれはやめよう。基本はシナリオ通りでちょっと変えると意義を言うかどうか迷うだろう。地雷?いやいや・・
やっぱり裁判長薬は阿蘇山大噴火がいいのかもね。ちなみに裁判所で本物の阿蘇山大噴火を見たことがある。
最大の出されては困る異議は「異議あり!裁判長、検察官別手はシナリオと異なる転回を求めています!」かな。検察官御意見は「デテールの一部はシナリオとは異なるものの心証形成の過程及び事実認定の全てに渡ってシナリオと異なることにはならないので異議には理由がないものと思料します」
さて裁判長は・・・異議の棄却か意義を認めて「検察官はシナリオ通りにやってください」なのか。うーん。ここまで応用は利かないだろう。
Posted at 2020/12/12 12:58:29 | |
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