
ほぼ毎回書いている、走行会の余談集です。
※走行会での「走り」そのものの部分については1つ前のブログ記事をご覧ください。
1. 参加車種 概況
これまでとは傾向が違うなぁ〜と思った今回でした。
全部で13台参加で、
まず意外だったのが、シルビア系がとても少ない。
シルビアはS15が2台のみ。180SXもいない。
myシルビアがNA、もう1台がターボ。
他の定番車種では、クレスタが1台。
あとは、
最近のドリ車の定番になりつつある86、GR86、ロードスター(NBなど)が何台か。
少数派だけどドリフトでときどき見かける車種でもあるアルテッツァとRX-8。
ドリフト走行会では初めて見かけた、レガシィとインプレッサ。
たぶん4WDをFR化してる?
ずっと基礎練習ゾーンで定常円などやってたので、ドリフトをやるというより、テールスライド習得が目的で来ていたかもしれない。
前回までに私が参加した走行会(過去8回)だと、どれもだいたいシルビア系とツアラー系が2大勢力で、他は86とかスカイラインとかも少数いるかいないかっていうくらいだった。
それと比べて、今回だいぶ変わったなぁと。
今回は初心者と初級者だけというのも関係あるかもしれない。
比較的最近ドリ車を手に入れたのだとすれば、今回いたような車種が現実的かも?とは理解できる。
2. 暑さ対策
山の上だから猛暑ではないとはいえ、走るときは長袖長ズボンにヘルメット、グローブ着用で、運転席の窓は全閉でエアコンOFFなので、無対策だと暑いです。
気温25〜28℃くらい。雨上がりで湿度高め。
半袖で車外にいるぶんにはそこまで暑くないけど、走行時の装備だと暑い。
今回取った対策は、
・助手席の窓を少しだけ開けておく。(助手席に同乗者がいないときはOK)
・助手席のドアグリップにミニ扇風機を付けて回しておく。(電源はシガーソケットから)

・出発レーンで待機中はエアコンONで、コースインの合図があったらOFFにする。
それと、パドックにいるときは、
・運転席、助手席ともに窓を開けておく。(その場を離れるときを除く)
・こまめに水分補給。スポーツドリンクよりも、冷やした炭酸水が良かった。
・長袖ツナギの上半分を脱いで半袖に。(半袖Tシャツはワークマンで買ったアイスアシスト。1枚500円くらいでしっかり涼しいので、めっちゃコスパ良い)
・適宜、氷嚢を使用。
っていう感じでした。
3. 暑い→熱い っていえば
やっぱり高回転を使い続けてると、エンジンの油温は110℃、120℃ってなっていくんだな、と。
一方で、油温が最高で120℃だったときでも水温は95℃くらい。
ラジエターはノーマルのままだけど、そこは大丈夫そう。
でも油温は上がりやすいから、オイルクーラーを入れることを考えるか?
油温と油圧センサー設置にサンドイッチブロック使ってるから、オイルクーラーつけるの面倒っぽい。。
エンジンオイル自体は熱に強いものを入れているから、120℃で劣化するわけではない。
(油圧も、高温時も冷めてからも問題ないし)
でも油温120℃だとアイドル時油圧が1kgf/cm2まで落ちるし、
エンジン保護を考えると、油温110℃くらいまでにしておきたいな〜
次回は11月の日光で、直線も長くて温度が比較的上がりにくいから、まだ対策をそれに間に合わせる必要はなさそうだけど。
ぼちぼち冷却系も考えるか〜
4. パワステフルード
パワステフルードが沸いちゃうのは、ドリフトだとよくある出来事。
沸騰した結果、リザーバータンクから噴いちゃうのを防止するパッキンとか軍手とかリストバンドとか、
過去の走行会からも対策して、直近4回の走行会で大丈夫だったんですが、
今回、ついに漏れちゃいました。
午前の8の字やったあと。
リザーバータンクの蓋にリストバンドをかぶせて抑えてあるけど(抑えないと沸騰した勢いで本当に蓋をなくすことがある)、
そのリストバンドがギトギトになって、リザーバータンク直下のホースまでフルードで濡れるほど。
フルードの補充が必要なほどには減ってなかったけど。
(念のため予備のフルードは持っていってる)
定常円やワンコーナーならここまでならないけど、今回は8の字やコースでの振り返しなど、最大でフルカウンターから逆のフルカウンターまで頻繁にステアリング操作してたので、パワステにはキツかったのかも。
今は切れ角が純正よりプラスαされてるので余計に?
5. バーストの話
前回のブログで、8の字やってたらリアタイヤがバーストした話は書いたけど、今回はそのあとの話。
パドックに戻ってきて、スロープで上げてからジャッキアップ。
バーストしたタイヤはワイヤーが出ていることがあるので、作業手袋は必須。
ホイールごと車から外して、タイヤ、ホイール、足回りの観察。
バーストしてすぐにスポーツ走行やめて徐行したのが幸いしたのか、特に損傷というものもなく、ブレーキホース等も無事で、インナーフェンダーのカバーが1箇所外れたくらい。
バーストしたタイヤのガバガバした部分がクリップを引き抜いちゃったんでしょう。
予備のクリップ、持っててよかった。
タイヤ交換後も少しずつ走らせて異常ないことを確認してからドリフト練習を再開しました。
6. リアのキャンバー
今回は、前回までよりもリアのキャンバーを起こしてみました。
変更前:-2.3°
変更後:-2.0°
-2.3°だと、普段乗りではタイヤの片減りがないけど、ドリフトの場合はパワースライド中はリア荷重になるので、よりキャンバー角がつく方向で、内減りしてしまう。
(過去の走行会で、見事に内減り)
で、今回、-2.0°
お昼前から夕方の走行終了まで使っていたミネルバF209。
写真の中で、上が外側、下が内側。
ほぼ均等に減ってると思います。
(一部、パターン剥離はあるけど)
均等に減るということは、片減りする場合よりもグリップするということなんだけど、
だからといって滑らせにくいということはなかったので、リアのキャンバーは今回の-2.0°で良さそう。
7. タイヤ使用状況
今はmyシルビアのタイヤは走行会用と普段履きで完全に分けてるのですが、
走行会用は、今回走り終わって、
リア1セット目(スタッドレス)→バースト
リア2セット目(ミネルバ)→パターン剥離あり
で、次回走行会前に2セット買い替えかぁ〜(^_^;)
フロント(DZ102)は・・・
うん!?
ショルダーが剥がれてるんだけど。。。
まぁでも一部だし、ワイヤーが出ているわけでもないので、買い替えるほどでもない。
念のため帰りは速度控えめで運転して、翌日普段履きに交換。
8. 総合的に・・・
数日後、myシルビアの主治医に、ドリフトのカウンター維持or戻すときにステアリングが重いことについて相談したのですが、
まず、タイロッドが逆関節?という疑問については、違う、と。
逆関節なら、フルカウンターから戻す最初のところが引っ掛かるだけで、引っ掛かりが取れたあとの戻りは重くないとのこと。
でもmyシルビアの場合は違う。フルカウンターからニュートラルステアまで、戻す間、ずっと重い。
まぁ、リアをある程度滑らせられるようになると、カウンターが大きく当たりやすく、舵角調整は重くなりがちでもあるらしい。
ドリフトできている証拠だとも。
やっぱり自分のドリフトが進歩した分、myシルビアに負担がかかっているということか。
そこに、パワステフルード沸騰の話。
ワンコーナーでドリフトを終わらせず、振り返しが多くなったので沸騰しやすくて、沸騰するとエアを噛んで重くなりやすかったりするらしい。
沸点の高いパワステフルードに交換してみるという方法もある、と。
※パワステオイルクーラー設置も考えるか?
それと、
フロントタイヤのショルダーが剥がれた話。
車高調の減衰を硬くしていてもこうなるとすると、キャンバーが足りないかも、と。
フロントは現状-2.5°
それを、-3.0°か、-3.5°くらいにしたほうが軽くなるかも、らしい。
そうすると街乗りでは内減りする方向になるけど、ドリフト(走行会)ではカウンター舵角調整が軽くなるかも。
確かに、カウンター当てて滑らせてるときは、↓こんなだから、キャンバー角が足りなくて引っ掛かってるのかもしれない。
↓これも左にフルカウンター当ててるけど、左前輪はタイヤの外側のショルダーが接地しているようにも見える。
うーん、まだ初心者から初級になるかならないかなのに、もうドリフトと普段乗りの両立に悩まなくちゃなのかー?
それに、私くらいのレベルでも、超初心者に比べればドリフトで車にかける負担は大きいんだな、と。
まぁ、そこからどのように最適化するか考えるのは楽しいけれども。
※パワステフルードの話は続きがあるので、また次回(?)にでも。