※長文です。
10月27日、ドリフト基礎練習会に参加してきました。
そもそもスポーツ走行自体が初めての私が、
何故、最初のスポーツ走行の機会をこのときにしたかと言うと、
①もともと車の挙動コントロール、テールスライドには興味あり
(20年くらい前から。まさか自分でやってみるチャンスが来るとは思ってなかったけど)
②去年、自分の車としては初めてのFRであるシルビアを買って、1年かけてコンディションを整えてきた
(買えると思ってなかったけど)
③この1年ちょっとの間、シルビアで峠を200回近く走ってきて、公道で周りに迷惑をかけずにできることには限界を感じてきてた
④旦那から40歳の誕生日プレゼントとしてスポーツ走行をやってみる権利をもらった
⑤いずれはジムカーナとかやってみたいなーと漠然と考えている中で、練習会とかでテールスライドを習いたいと思うようになっていた
⑥そこに、myシルビアのことでいつもお世話になっているチューニングショップがドリフト基礎練習会を開催してくれるとの情報が!
myシルビアのことをよく知っているショップの練習会なら安心だし
→というわけで、有休取って、今回の練習会に参加することになりました!
だから、ワクワクしちゃって、前の日の夜なんか、夜中に目が覚めちゃったりw
どんな練習をするのかなー、自分にできるかなー、どんな車&人達が来るのかなーって。
でも、睡眠は大事だと思って、起きるべき時間までは目を閉じて布団に入ってました。
当日家を出る時間は普段の平日とほぼ変わらず。
会場の群サイ臨時駐車場に着くと、私以外の参加者はみんな到着済みでした。
参加車は私も入れて5台
だけど、
ビックリしたのは、そのうち3台が積載車の荷台から降りてきたのね。
(つまり積載車も3台いた)
ナンバー付いてない
どころか、
バンパー付いてない!?
そのうちの1台はフロントフェンダーもヘッドライトも左右とも無かったから、さすがに修理中かと疑ったけど、まさかこれがこのまま走るとは!
(前置きインタークーラーとパイピングが丸見え!)
あと、ドアとフェンダーの色が違う車とか。
みんな結構なドリ車じゃん!?
そんな中でmyシルビアがいかにノーマル然としていることか・・・
当日走ったのは
HCR32
S15顔180SX(通称15エイティ?)
S13 K's
100系マークII
S15オーテック←私
私以外はターボ車でした。
で、どれもFR。
写真で分かるように、いかにもドリ車な車達。
私が今まで経験してきたのと全然違う、ビックリな世界。
でも、そんな中で、私も一応受け入れられて、参加者として、そこにいる。
そこに居られる。
またそれが嬉しくて。
だって、今まで私が所有した車の中で、ここに来られる車はシルビア以外なかったし。
シルビアを自分で持てるようになって、ショップと付き合いが持てて、家族も理解してくれたからこそ、この場にたどり着けた。
もう、それだけでもテンション上がってました(笑)
で、基礎練習会なんですが、
車から分かると思いますが、私以外の参加者はみんなドリフトを何年もやっている人達ばかりで。
初心者は私だけ。
それで、まずはショップの社長がmyシルビアを運転して、私が助手席同乗で、車のコンディションチェック&お手本を見せてもらいました。
NA+ヘリカルだからターボ+機械式より難しいと言いながら、私から見れば難なく定常円旋回、ドリフトでの連続スラローム、サイドターン等々次々に技を繰り出す社長。
へぇ〜、私の車って、腕があればこんなふうに動かせるんだ!?
myシルビアがこんな激しく滑ってるのって初めて見た。
後ろからスキール音がずーっと聞こえてる!
社長が運転して見せてくれた1回で、タイヤに熱が入る。
たった1〜2分でこんなになるのねー
(↓ちなみに私が峠を走っていて、こんなもん)
そして、いよいよ自分で定常円旋回に挑戦。
最初は目一杯ステアリング切って停止状態から1速で5000rpmでクラッチつないで、ギュルンと回り始めたら、びびってアクセル抜いちゃって(^_^;)
3回目くらいに5000rpmで半周いかないくらい周れて。
何回かやっているうちに、ステアリング切ってればアクセル踏んでもどこかにすっ飛んでいかないのが分かってきて、高回転維持が怖くなくなってきた。
何度かやって、他の人の走りも見学しつつ休憩入れてたら、他の参加者の人が声をかけてくれて、
その人の車に横乗りさせてもらったり、運転させてもらったり。
ターボ+機械式だと4000rpmとかでもドリフト状態維持できるのね〜。
確かに、myシルビアよりドリフトしやすい。
あと、メタルクラッチは難しかったf(^_^;)
重い上に半クラがシビアなのでエンストさせてしまったり。
私のは強化クラッチでもカッパーミックス系だけど、
その人曰く、ドリフトやってるとカッパーミックスだと熱ダレしてくるからメタルがいいらしい。
ドリフト、恐るべし。。。
そしてまた自分の車に戻って練習。
アクセルを踏み続けることに慣れてくると、ステアリングを目一杯切ったまま(カウンター当てない)5000rpm以上を保ってぐるぐる回れるけど、
カウンター当てるとすぐ回転が落ちる→グリップして滑らない。
そんな様子を見ていた社長が「DIREZZAだともったいないから」と、お店から持ってきたというタイヤを貸してくれました。
まずはリアのジャッキアップ。
やっぱり大きいフロアジャッキあるといいなぁ〜
家にあっても重くて自分で運べないけど。
リアのジャッキアップポイントを知らなかったので、写真でメモ。↑
社長がリアのホイールを片側外してくれている間に、私も逆側のホイールを自分で持ってきたレンチ類で外す。
(自分で替えのタイヤは持ってこなかったのに工具は持ってきてたという・・・f(^_^;) )
こういうときに、一応は自分でタイヤ交換したことあるから、人がやってくれてるときにボーッと立って見てるしかできないわけじゃなくてよかった(笑)
タイヤは、
自分の:S15純正ホイール+DIREZZA DZ102 205/55R16
から
借り物:BNR32純正ホイール+ミネルバ EMIZERO UHP 225/50R16
へ。

(↑ジャッキアップ中)

↑ジャッキダウンして、横から見てこんな感じ。
フェンダーの爪は折ってないけど、8J、225でも一応入る。
(リアの車高は純正マイナス25mm)

↑前後のホイールが違うと、ちょっとドリ車っぽく見えるかな(笑)
そしてタイヤを替えた具合を見るために、社長が試運転。私は助手席。
それで、定常円のお手本をもう一度見せてもらったのと、サイドターンも教えてもらいました。
自分で運転してみても、タイヤは太くなったのに、滑らせやすくなった。
タイヤのグリップの違いなんでしょうね〜。
でも、myシルビアは5000rpmだと定常円でもドリフト維持は難しくて、6000、7000rpmと回さないとうまく横滑りしてくれない。
ヘリカルだと、6000rpmくらいは回さないとしっかり差動制限かからないらしい。
その、6000〜7000rpmでドリフト維持したまま1周できたときは、
自分で出したタイヤスモークに追いついて、
お〜、自分にもできたー!!
って、感動してしまいました(*´艸`*)
昼休みも時間が決まっているわけじゃなくて、各自好きなタイミングで。
午前中に話さなかった人達にも挨拶しに行ったら、
最初怖そうに見えた人達も結構フレンドリーで、
暫しのおしゃべりタイム。
myシルビアについて、「ナンバーついてると楽だよねー」って言われました(笑)
確かにねぇ。積載車も維持するの大変そうだし、普段乗りの車も別に必要だし。
ナンバー無しドリ車を見せてもらったら、ドアの内張りどころかダッシュボードさえない車とか(つまりエアコンもなくて、ミニ扇風機がついてる) (゚д゚)!
あと、私の車だけNAだから、「NAじゃ、ちょっとねー」とか言われるかと思ったら、そんなことはなくて、
ターボでドリフトやってきた人がわざわざNAでスキルアップしたりするらしく?「NAでやってれば上手くなるよ」と励ましてもらえました(^^)
午後は定常円の復習から入って、カウンター当ててみたり、8の字っぽいことをやってみたり。
カウンターから逆向きのドリフトに入れる技術がまだないから、ドリフト維持での8の字は当然できないけど、
コースをなぞりつつ、また逆方向にステアリングを切ったときにアクセルをしっかり踏んでいれば走ったままドリフト状態に復帰できるくらいにはなりました。(パワースライド?)
あと、サイドターンも練習したけど、これはまだまだだったなー。
シルビアはサイドブレーキが効きにくいらしい。
それに、社長や他の人にも言われたのが、女性の力だとサイドが強く引けないから大変だろうって。
腕力の差が関係あるのかー(^_^;)
引き上げたまま手でずっと持ち上げているといいとアドバイスもらいました。
それにしても難しい。。。
私がやっても90度しか向きが変わりませんでした(^_^;)
それから私は子供の迎えがあるので、他の皆さんより少し早く上がらせていただきました。
借りたタイヤをお返しして、自分のタイヤに付け替えて。
事故も故障もなく、無事に迎えに間に合う時間に戻れました。
ドリフト、難しいけどめっちゃ面白かった!
私は特に競技としてのドリフトを目指すつもりはないけど、
車をコントロールする遊びというか、車趣味のひとつとして楽しくっていいなと思いました♪
予想以上に楽しかった!
お金かかるから、頻繁にはできないけど。
ドリフトまたやるならデフ入れたいなー。
リアの替え用に安い海外製タイヤ+中古ホイールも持っておきたいし。
でも他のジャンルも経験してみたい。
サーキットでのグリップ走行や、ジムカーナなど。
その上で何が好きか見えてくればいいけど。
あっでもそんなに旦那の許可が出ないかもー?
そもそも次回、何らかのスポーツ走行が許されるのか!?
デフどうしようかなー
とにかくドリフト練習会に参加したことは、私にとって印象深い思い出になりました。
外から見てるだけなのと、自分でやってみたのとでは大違い。
あれから毎日、ちょっとした休憩タイムにこのときのことを思い出して脳内再生しています(笑)