
ラブホを出発し、セブンで親戚宅に向かいます。親戚夫婦は90歳近くになりましたが、認知症もなく元気そうで良かったです。私を含め、みんな歳をとったのだなとシミジミ思います。
10/3(木)の長野県は午後から雨予報で、松本市は降水量が多めとのこと。そのため日中に松本市へ移動すべく、昼過ぎには長野市を出発します。私のセブンを見て、親戚は呆れてましたが「こういうクルマで雨に濡れながら運転できるのは、チョッとした贅沢かもしれんね」と言われ、『月形半平太 』の名ゼリフ「春雨じゃ、濡れてゆこう」を思い出します。

昼過ぎには松本市に到着、「イオンモール松本」を目指します。「イオンモール松本」は非常に巨大な施設でして、立体駐車場と地下駐車場があり、駐車料金は5時間まで無料です。雨天時のセブンの待機場所に適しており、フードコートや休憩場所も充実。天気予報の雨雲レーダーをチェックしながら、カフェで(なぜか)PCを使って仕事することに…。
本日の宿泊先はラブホテル「HOTEL FOROOT」を狙います。ここは9月14日にリニューアルOPENしたばかりで、その最安値である3部屋がターゲットですが、争奪戦も覚悟しなければなりません。セブン乗りとして、絶対に負けられない戦いが、そこにはあるわけです。宿泊開始の18:00直前に着くことを目指し、「イオンモール松本」の駐車場でカッパ・雨用帽子・ゴーグルを身につけ、出発時間を待ちます。私の前を通る市民の皆さまの眼は「よく分かんないけど、なんかヤバそうなヤツがいる」的な感じです。もしラブホテルが満室だった場合、結構な雨のなか「イオンモール松本」まで退却することになるので、緊張感は増します。しかも雨で周辺の道路は大渋滞。軽食等は「HOTEL FOROOT」のサービスに期待し、「イオンモール松本」では買い込まず、先を急ぎます。
18:00着予定が15分ほど遅れてしまい、セブンを「HOTEL FOROOT」のガレージに入れ、急いで無人フロントに向かうと、幸運にもターゲットの1室(205号室)が残っていました!リニューアル直後なのでメガトン級に綺麗で、ビックリ&ウルトラ感動します。昭和のラブホテルからは想像できないシックな内装で、インテリアもオシャレ。しかし感動に浸る暇もなく、荷物を置いたらガレージに戻らなけれなりません。

車室内の水気を拭き取り、ガレージのドアにカッパ、壁には座布団、幌骨を立ててトノカバーも干します。「HOTEL FOROOT」はビル型ラブホテルなので、駐車場は各部屋専用ではなく共用です。そのため駐車後、フロントでどの部屋が残ってるか確認しないといけません。雨のなか、頑張った甲斐があった…。

風呂はジャグジー付き、バスルームからベッドルームまで内装は統一されており、奇抜な雰囲気もなければ、虎や鷲のオブジェもありません。インバウンドを意識したのか、和風のデザインが目を引きます。

ローテーブルを縦に重ねれば高さのあるデスクになり、助かります。そして200Mbqs近い速度のWiFi。とにかく綺麗でマジ感動。これは松本城より先に、世界遺産になる可能性さえ否定できんなと思っていたところ、予想外の事態が!

無料ウェルカムドリンクも無料モーニングもなく、貧弱な夜用メニューしかない!普通なら「おっ?これ良くない?」みたいなメニューが1つくらいあるのですが、どれも【食べたくない】。深夜になるとお腹が空いてきましたが、このメニューから頼んだら、セブン乗りとして負けと思いまして裏ワザへ。室内にコーヒー用のクリープと砂糖が2人分ありますので、それをコップ1杯のお湯に解いて、濃いめ甘めのホットミルクに(…と自己暗示)して飢えを凌ぎます。そうやって窮地を切り抜ければ、まるで気分はマスターキートン(『砂漠のカーリマン』)。
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2024/10/04 22:07:51