かつりんのブログ一覧

実は僕、博物館が好きである。

博物館というと、○○博物館というのをイメージする方が多いと思うが、博物館法では、『歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料を収集し、保管（育成を含む。以下同じ。）し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関（社会教育法 による公民館及び図書館法による図書館を除く。）』となっている。

平たく言うと、美術館や動物園、水族館、植物園、資料館なども博物館に分類されるのである。

僕には専門的な知識や教養は全く無いが、単に博物館で展示物を眺めるのが好きなだ。


現在、博物館を所管する課に所属しているので、全国の博物館から案内や刊行物が届く。
そんな中で、大阪府吹田市の国立民族学博物館（みんぱく）から届いた刊行物『月刊みんぱく』（2016年9月号）のインパクトが強かった。
「見せ物大博覧会」特集だ。
人間ポンプ、蛇女、タコ女・・・

たまたま招待券も届いていたので、家族で行くことにした。

せっかく行くのなら、以前から行きたかった奈良国立博物館（ナラハク）とセットで行こう。
国立博物館は、東京（トーハク）、奈良（ナラハク）、京都（キョーハク）、九州（キューハク）の４館あるが、トーハク以外は行ったことがないのだ。
キョーハクとキューハクは追々。


ナラハクに着いて、それっぽい建物に行く。


館内はとても静かで・・・てか、土曜なのに観覧客がほとんどいない。

守衛さんに観覧券売り場がどこか訊くと、「今は正倉院展の準備のために、こちらは何も展示していません。見られるのは、仏像館だけです。地下通路から行けますよ。」とのことだった。

せっかくなので、地下通路で・・・


こちらが仏像館。


館内には、国宝や重要文化財も多々展示されている。
仏像に対する造詣は全くないが、その造りの精巧さを見ているだけでも面白い。
正直なところ、「仏像だらけか・・・」と思って入ったのだが、これはこれで良いものだ。


市内で昼食を済ませ、大阪府吹田市の国立民族学博物館（みんぱく）へ向かう。
大阪万博跡地だ。
みんぱく自体は、太陽の塔の背面にあった。


特別展示館の入り口。


期待が高まる。

子どもの頃に祭りの広場に来ていた見せ物小屋を思い出し、懐かしい。
展示物を見ていると、見せ物ってなかなか奥の深いものだったんだなぁと、感慨ひとしお。

ここでもお約束の・・・


本館の常設展も興味深く、閉館まで居てしまった。


次は、京都の京都国立博物館と京都市水族館のセットにしよう。