かつりんのブログ一覧

ということで、ムスメと高鷲スノーパークに行ってきた。

金曜日からバイトを始め、めっちゃ疲れているらしいムスメなので、朝起きるのが心配だった。

今日は昼前から雨の予報なので、降る前に滑り出したい。
なんとか、８時に起きることができた。


朝食を済ませ、トイレに行くと、「かつりんさ～ん」と声がかかる。
振り向くと、ブロック技術員のＩ君がいた。
彼は、滑走技術が高く、指導力もバッチリなので教えを請いたいところだが、今日はファミリースキーのようだ。


用意をして９時頃にゲレンデに出ると、予想以上に空いている。


ゴンドラも待ち時間がない。


他のスキー場もまだ営業しているのと、雨の予報だからだろうか。


滑り出しの時点ではまだ雨は降っていないが、雪面はザクザク。


前日の朝はカリカリだったようで、スキー仲間のＭくんが１本目に靱帯をやってしまったらしい。
油断は禁物だ・・・と思いながら滑り出した僕は、とんでもなくヘタレな滑り。
ムスメは、１ヶ月ぶりのスキーで、初めて乗る板なので、これまたヘタレ。
仲良くヘタレ親子だ（笑）

なんてことも言ってられないので、基本のおさらいをしてから小回ってみる。
荒れた中斜面だが、身体も動くようになってきて、小回りの苦手な僕としてはまずまずか。
ムスメは・・・


なんか良いぞ。
今までの小回りの中では、ベスト３に入る動きである。

ちはみに、前回のモンデウスでの小回り。（同じような雪質の緩斜面）
　　　　　　　↓




急斜面にもトライさせてやろうと連れていく。
先に僕が滑ってみたが、重いザク雪でリカバリーの連続だ。

カメラの用意をしていると、「かつりんく～ん」と声がかかる。

正指同期のＨ君だ。
どうやら、テクを受けていたらしい。
彼は県連テクを持っているが、しがらみのない岐阜テクと、レベルの高い長野テクも取って実力を確たるものにしたいとのこと。（合格したらしい）

その彼と並んで、ムスメの滑りを見る。
ムスメにとっては、Ｂ級検定員２人とカメラに見られながらの緊張の滑りだ（笑）


おお、良いじゃないか。
もうちょい落差が欲しいところだが、今の１級は基礎パラ小回りなので、スピードコントロールが重視される。
１月のホワイトピアよりも斜度があり、雪質も悪いのによく頑張った。
　　　　↓


今までの板よりもＲが大きいのでずらしやすく、トップロッカーなので回旋させやすいのか？

しかし、大回りは今までと大差ない。
スピードを上げて練習させたいところだが・・・


ガスで視界が・・・雨も本降りとなったので、しばらく休憩するも、回復しそうにないので下に降りて昼食休憩。

山に来てるのに、海鮮丼♪

わさび、多すぎ・・・

食べ終わって喫煙所に行くと、昨日怪我をしたＭくんと、Ｋちゃんの、正指合格組がいた。
Ｍくん、どうやら靱帯をやったらしい。
元国体選手で、技術選ではブロックの常連、早く完治させて欲しい。

席に戻ると、ムスメが・・・


新しいバイトを始めたばかりなので、疲れているのだろう。
「父ちゃんがもう一服したら数本滑って、早めに帰ろう」と再び喫煙所に行くと、正指同期のＹちゃんがいた。
どうやら、正指先輩のＹさん（オールドＹ）とＨさん、それに初心・中級の方と来ているようだ。
今日は、いろんな人と会うなあ。

Ｙちゃんに誘われ、一緒に滑ることに。
初心者の方はもうしばらく休憩する（この雪質と天候だからなぁ）ということなので、６人で上がった。

中級（３級）のＹくん（ヤングＹ）のペースに合わせて降り始めると、Ｋちゃんが合流。
「午前にクラウンを受けたんだけど、通ると思います？」って聞かれても、滑りを見てないからなあ。
昨年、モンデウスでテクを取った（僕は落ちた・・・）が、岐阜では辛めと言われる高鷲でのクラウンはどうなんだろ？
（大回り・不整地小回りが各８０、フリーは転倒寸前、小回りはエッジングが強すぎて各７９だったらしい）

Ｋちゃんと別れてからは、みんなでつるんだり、ヤングＹくんのレッスンをしたりと楽しく過ごした。

ムスメが、オールドＹさんとのフリーを撮ってくれていた。
（たまたま滑りが重なっただけだが・・・）

（青ジャケットがオールドＹさん）


ムスメの板のシェイクダウンに行ったのに、いろんな人と会って楽しかったな♪



ところで、駐車料金払ったときにもらったのだが・・・


御嶽山噴火で営業縮小が余儀なくされた、おんたけ２２４０の無料券がついていた。
４or５月にはおんたけに行ってお金を落としてこようと思っていたのだが・・・リフト料金の代わりに、高いものを食べてこよう。

お値段が下がってきたところで、ムスメに板を買ってやった。

今まで履いていたのは、ロシの初級用レディースモデル。
最近の滑りを見ていて、ちょっと柔らかいかなと。
ラディウスも小さいので、自分で操作しなくても曲がってしまうし。

今回のは、HARTのＣ５．２。
いわゆる中級機だ。

ＨＡＲＴのオールラウンド（と小回り）モデルは一部マニアの間で評価が高い。


これと、２級～指導員までカバーするというＣ７．２と迷っていた。
先々１級を狙うのなら７．２でもいいかと思っていたが、指導員仲間でクラウン持ちのヤツが普段履きにしていたことを考えると、ムスメの体重とスピードでは硬すぎるか？
むぅ・・・と悩んでいたところに、お安い５．２を発見。

ムスメに聞いたところ、デザイン的にもイヤではないということで即決。
左右非対称の落ち着いたつや消しカラーである。
（娘に合わなかったら、レンタルビンディングなので僕のレッスン用にしようかな♪）



初めて身長よりも長い板となるが、トップロッカーなのでなんとかなるだろう。
しかし、ラディウスが１５．１なので、今までほどは簡単にはいかないだろう。
じっくり板の操作を学んでもらおうか♪

ということで、明日はムスメとシェイクダウンに。
天気が下り坂になるようだが・・・早割券のある高鷲か、標高の高いおんたけか・・・

昨年に続いて、子ども体験活動クラブのスキーツアーの指導者として、飛騨高山スキー場に行ってきた。

飛騨高山は、緩斜面メインで、急斜面・中急斜面もそろうスキー場。

ローカルと、乗鞍青少年交流の家の利用者がメインのアットホームな雰囲気だ。



ここの一番のウリは、リフト券売り場と間違えてしまう喫煙所。←個人的見解（笑）

スクールの先生も利用するので、面白い情報も聞ける。


今回は、体験活動クラブのスタッフと保護者がメインの中級班を仰せつかった。
当初は６人の予定だったが、３人は初級班を所望したので、ある程度滑れる大人３人という恵まれた班を担当した。
２級をお持ちの７０歳男性のAさんと、３級程度の女性Bさんは、何度かご一緒しているので滑りもよく分かっている。
もう一人のCさんは、平成初期にちょこちょこ滑りに行っていたが、久しぶりにスキーを履くという女性。

初日は快晴で暑い中、基本の確認と大回り系のレッスンをした。
３人とも、切り替え直後にテールを振って、山回りでずらしてスピード制御をするという、典型的な中級者の滑り。
その原因は、（恐怖心は別として）三者三様。
生徒は３人だけなので、それぞれに合わせて課題やアドバイスを与えられる。

午後には、良い滑りになってきた。
特にCさんはかなりブランクがあったものの、言われた運動をしようとする意識が見られ、２級大回りなら加点してもよいかなというくらいの滑りになってきた。
Aさん、Bさんも進歩が見られた。


２日目も快晴。


朝からいきなりアクシデント。
Cさん、準備運動を終えたら自分の板が無くなっていたと。
残っているレンタル板は２セット。
いずれもビンディングが大きい設定だ。
ということは、間違えたヤツは無理やりはめていったということ。
で、なんで２セット残ってるの？？

レンタルブールにはソール長が書かれていなかったので、サイズでおおよそのソール長を推測。
それに合わせてビンディングをセットしたところ、一発で良い雰囲気のはまり方になった。


前日に約束したとおり、小回り系中心でレッスン。

昨シーズンからの教程にある横滑りの展開からの小回りへの発展を試みるが、３人とも全くできない。
ある程度の中期的スパンでやらないと難しいのかも知れない。

そこで、従来のかつりん的手法でやってみると、３人ともそれなりの進歩が見られた。
来季の２級受験を薦めたCさん、上手くなったが、現時点では６４～６５の微妙な感じ。
クラブツアーまでに機会があれば、シュテムの練習もさせたい。

Aさん、Bさんも、ターン前半から円い弧を描けるようになってきた。
それぞれに課題は残るものの、楽しみながら上達していって欲しい。

レッスン修了後、初心者班のアシスタントをしていたDさん（１級）の小回りレッスン。
１を聞いて１０を知ろうとするので、頭が混乱しているようだ。
今まで教わったことが整理されずに混じっているので、教われば教わるほどにおかしな動きになりがち。
もっとシンプルにシンプルに。

その後、会長と２本滑って終了。

思ったよりはバーン状況は悪くならなかったので、二日間を楽しく滑ってもらえたのではないだろうか。


春スキーにの時季になってきた。
春を制する者はスキーを制す。
いよいよ、本格的な練習モードだな。

ということで、技術員たち別れ、めいほうスキー場に向かった。
日曜は、みん友のスキー猫さんとめいほうで練習会なのだ。

当初は、早く着いても仕方がないので、コンビニも多いＲ４１を下る予定だったが、夕食の中華屋で話が盛り上がり出発が遅くなったので、距離の短いせせらぎ街道で行くことにした。


峠あたりで積雪があったものの、ほぼ乾燥路なので予想以上に走りやすい。
ということで、早く到着したので、ゆっくり飲んでから就寝♪


前回、前々回と比べ、今回は空いている。
練習にはピッタリだと思ってリフトで上がった。

ところが、やけにエッジが引っかかる。
エッジ研磨の練習で、ちょんちょんに研いだからか？
いや、よく似た雪質の前日にはそんな引っかかりは感じなかったが・・・

すると、僕の滑り方の問題か？
いや、ビデオを撮ってもらったが、いつもとさほど変わりのない滑りだ・・・

何故なんだ？

こんな状態でコブに入れば怪我するかもしれないので、雪がもっと緩むまで僕は小回り中心に練習することにした。
（猫さんは引っかからないということなので、コブ中心。だから、雪質の問題では無いのだろう）

シーズンの疲れと、昨日の疲れ、さらに朝から小回りばかりなので、だんだん身体が動かなくなってきた。
今回は、コブ練は断念だな・・・


僕とは逆に、猫さんは好調。
僕が見た中で、彼女の過去最高のコブ滑りを撮影することができた。

はずだったのだが・・・

訳あって、いつもとは違うアプリで撮影したところ、画質が荒く、しかもその映像を他のメディアなどに移したり、アップロードしたりすことはできないようだ。
ということで、スマホで再生している動画を撮影したものをアップするので、画質はご容赦を。


どうだ、参ったか。
僕より上手いぞ・・・（涙）


悔しいので、いつも盗撮されているお返しに、盗撮してやった（笑）


と思いきや、盗撮仕返されていた（涙）




ところで、この動画は、僕が完走できなかった時のものだが・・・


完走できないのは珍しいことではないが、その理由は初めての経験。
さて、何だろう？
①ストックのグリップが顔面に当たり、ゴーグルがずれて前が見えなくなった。
②ホックが壊れ、ズボンが下がってきた。
③昼に食べた「温玉鶏ちゃん丼」がリバースしてきた。
④ライン上に小動物が現れ、それを避けた。
⑤ちびった・・・


不整地も含め、一日中小回りばかりやっていたので、めっちゃ疲れたし、エッジ引っかかりまくりであまり気持ちよく滑れなかったけど、そんな日もあるわな。

とはいえ、猫さんのコブ滑りの化けた姿（化け猫？）も見られたし、充実した練習会だったな。

先週の土日、火曜とほおのき平にいたが、この土曜もその隣の平湯温泉スキー場に行ってきた。
県連のクラブ対抗戦に参加するためだ。

シーズンも後半に入り、疲れも感じるようになってきたので、金曜の夜は楽をして高速で向かった。
東海北陸道は雪が着いていたが、中部縦貫道の高山インターで降りたあたりは積雪はない。
気温も０度くらいなので油断していると・・・クルマの挙動がおかしい。
ビミョーな凍り方をしているようだ。
Ｒ４１から松本方面へ曲がると、さらに怪しい雰囲気だ。
一見乾燥路に見えるが・・・

疲れてもいるから、制限速度の50km/hを守ってノンビリ走行。
すると、後ろから徐々に迫ってくるクルマがいる。
ぴったり付けて煽ってくるので、ウインカーを出して道を譲る。
この路面状況で飛ばすと事故るぞぉと思っていると、追い抜かずに併走状態になった。
こいつ、何やっとんのや！と思って横を見ると・・・師匠だった(-_-;)

僕　「お～い、今日はけっこう滑るぞ。ペース落として行こや」
師　「そやな。俺もなんか滑るなあと思っとたんさ」←のんき

ということで、ランデブー走行。

平湯トンネルを越えて下りに入ると、凍結の上にパウダースノーが20cmほど乗った状態でめっちゃ滑る。



師匠と駐車場で軽く宴会♪


教育本部長である師匠は朝が早いので、僕たちにしては早めの就寝。


クラブ対抗は１２時から開会式なので、例年は１０時過ぎまで寝ている。
が、今回はなぜか早く目が覚めてしまった。

ボックスから降ろした板を置いたら・・・


プライベートスキーなら気持ちいい雪質だが、競技会となると・・・
場合によっては、小回りはセカンド板の方が良いかもしれない。

準備を整えた頃、師匠がクルマに戻ってきた。
得点板やら何やら、荷物を運ぶようなので、「点数、おまけしてくれよ」と言いながらお手伝い。



ゲレンデに出ると、予想通りのコンディションになっていた。
気温が上がり始め、多くの選手が滑っているので、荒れた状態で踏み固められている。
みんな練習しなければ良い状態で滑れるのに・・・

大回りは、若干内倒気味だが、調子は悪くなさそうだ。
荒れてはいるが、斜度が緩いので、舵取り期はエッジを噛ませても十分コントロールできる。
しかし、僕の技量では、このバーン状況では切り替えからターン始動は上手く表現できない。
競技開始の頃にはザクザクになることを期待した。


小回りはいつも悩むところ。
緩斜面なのでスピードを落とさないように、でも深回りでエッジを立てないように・・・できやん。
エッジが引っかかって切り替えもずらしも全くダメだ。
ということで、セカンドのプラチナムRに変更。
こいつはフルロッカーなので、切り替えやすくずらしやすい。
自分的にはまずまずの感触だ。
今季は板に頼らないと決めたが、クラブ対抗だからな。
昨年はポイントまであと1人の９位だったし。

そう思って、スタートリストを見ると・・・同じクラスには、知っているだけでも、少なくとも僕より上手いヤツが９人はいるぞ（汗）


今年は、クラブウエアを新調しているので、僕だと気づいてもらいにくい。
しかし、カメムシカラーが集まると目立つなぁ。



女子が終わり、男子の年配組からスタート。
うちの会長、かなり良い滑りで高得点。
ラップかも。（←クラス優勝でした）

いよいよ僕の番だ。
審判も周りの選手も知った顔ばかり、互いに実力もよく知っているので緊張はしない。

大回りは、他の選手に合わせ、コートの半分くらいまでチョッカリで行く。
右にプレを切り、低い姿勢から１ターン目に入ろうとした瞬間・・・あ、あかん・・・
スピードとバーン状況に運動が合っていない。
２ターン目もおかしい。
初めの2ターンでリズムが取れなかったので、その後は守りの滑り。
ゴールしたとき、「やっちゃったな・・・」という顔で容赦ない点を出す師匠と目が合った・・・


板を替え、次は小回りだ。
先に滑る人の動きを確認していると・・・おぉ？？
大回りと同じくらいの所までチョッカリで行ってるぞ！
しかも、あまりレベルの高くない選手も。
おいおい、小回りって、急斜面を安全・確実に滑るための技術じゃないのか？
なんで緩斜面をハイスピードで滑るんや？

当初は１／３くらいをチョッカリでと思っていたが、他の選手がそこまで行くのなら僕も行かねばなるまい。
とりあえず漕いでスタートすると、湿っぽい雪でボコボコしているので、フルロッカーの板は挙動が安定しない。
力のない選手がダウンヒルの後半で組むような、中途半端なクローチングしかできないのがかっこわるい。

大きめのプレからターンを始めると、まずまずの操作感。
前半はスペースを取って、後半はスピードを落とさないようにやや縦目に滑る。
小回りが苦手な僕としてはまずまずかな。

結果は・・・(*_*)

とはいえ、お祭り的要素もあるクラブ対抗なので、旧知の仲間とワイワイやりながらしっかり楽しめた。



翌日のSLには出場しないので、終了後に別のスキー場に移動だ。

技術のジャッジだけしに来た2人の技術員と温泉と夕食に行き、その後はめいほうへ移動。
日曜は、スキー猫さんとフタリ特訓だ。

つづく・・・