2か月ぶりの白いクルマ、そしてセダンです。
私のイメージカラーと言えば白、そしてセダンなのに、2か月も回り道をしていました。
まぁぶっちゃけ、近頃の私のイメージカラーはピンクの印象が強くなりましたが。ま、それは置いておいて、
少し前に、Y33型シーマのTR-Xグランドツーリングを制作しましたが、実はもう1台Y33型シーマを買っていまして、今回は
Y33型シーマ 41LV
を制作しました。
クルマのキャラとしてはちょうどUCF20/21型セルシオとガッチリ4つのライバルとなるものでした。
詳しい説明は、
グランドツーリングに委ねます。
さて、Y33型シーマは人生4台目であり、グランドツーリングの時よりは時間も手間もかけず、制作期間は10日ほど、制作時間も6時間ほどです。
とことん高級感にこだわって制作しています。
夕方撮影なので、ムードが出ているかと思います。
前側から
車体色は、ホワイトパールとスーパーシルバーのツートーンとしました。
比較のため、グランドツーリングの前側もアップします。
フロントグリル形状、ボンネットマスコットの有無、ヘッドライトのブラックアウト処理の有無、フロントスポイラーの形状が相違点です。
アレンジとして、方向指示灯はすべてクリアとしました。
後ろ側から
グランドツーリングの後ろ側
リアスポイラーの有無が相違点です。
右正横から
相違点はホイールのデザインです。グランドツーリングの方は純正ではなくBBS RGを履かせましたが。
また、アレンジとして当時の高級車に多かったフェンダートリムを再現しました。
ってな感じで、グランドツーリングとはまた一味違った高級車然とした41LVもいいでしょ。好みの問題ではあるが、間違いなく見た目はUCF20系セルシオよりおしゃれでカッコいいです。
セルシオはどっちかというと官僚、会社社長か会社役員が新車で、あるいはその言葉に見合わないパーチクリンなやんちゃくれが型落ちの中古車を「VIP」と称して「ステイタス」で所有している印象があるのに対し、シーマはセルシオに比べると初代シーマの
伊藤かずえさんに代表されるように本気でシーマか日産が「好き」で所有している人が多かった印象があります。もちろん現存数から見ても少数派だったのは確かですが、その証拠に例えば「○○33」などの所謂2桁ナンバーやご当地ではない「○○300」(Y33シーマを長年所有している証)は絶対数が少ないとはいえシーマの方が多く見る印象です。勿論
私の感想なので、そういう目で見てんだな程度で結構です。
シーマのV8モデルの何が惜しかったかというと、排気量です。素直に4000ccとすればセルシオと人気を二分できるほどの実力はあったはずです。+100ccの余裕なんて言えたのは昭和の話で、3ナンバーの税制が変わってからの+100ccは税負担が増えるだけでデメリットしかなくなったのです。
ダウンサイジングの風潮が強い現在の真逆を往ったためにF50型を最後に一度絶版になったシーマが、せっかくハイブリッドとして再登場したのにただの高いフーガになっただけに過ぎず、結局またもや絶版モデルとなってしまいました。トヨタが
クラウンマジェスタ(ただの高い210系クラウン)でやらかしたんだからそこで学習すべきだったんですよね。なればこそ、今度こそしっかり学習した、レクサス・LSは高いだけのクルマと言わしめるほどの質を備えたシーマの再復活を願いたいところです。
それこそ、やっちゃえ日産!
Posted at 2023/04/22 18:28:15 | |
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