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@GT86iのブログ一覧

2022年11月27日 イイね!

2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦 SGクラス

2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦 SGクラス『2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦』では『全日本ジムカーナ選手権』では見かけることのない様な車が走る姿も見ることが出来て面白かったですが、今回観戦した一番の目的はスライドジムカーナ(SG)クラスに出場する大井貴之選手の応援でした。

スライドジムカーナクラスとはジムカーナ競技にスライドセクションが決められており、スライドセクションではパイロンに対して必ずカウンターステアで進入し、車をスライド(ドリフト)させた状態を維持しで曲がり、ジムカーナ形式でコースの走行タイムを競う競技で、走行タイムが速いだけでは駄目で、D1の様な派手さだけでも勝てないらしい。

ワタクシが観戦のために競技場に着いたのは、午前の部・最後の出走クラスとなるDTクラスの第1ヒートが終了する頃で、大井選手が参戦するSGクラスの第1ヒートは走り終わっておりました。
全てのクラスの第1ヒートが終了した時点でのSGクラスのベスト走行タイム🥇は、「エナペLBK1YSSレビン」 №136 山梨選手の1’00”69で、2位🥈は「YSSK1箱Dスターレット」 №137 大井選手の1’01”11、3位🥉は「DLクスコWm軽市ロードスター」 №128 小野選手の1’03”70。
大井選手によれば、№137 スターレットと №136 レビンのエンジンは同じ型式の4A-Gを搭載してますが、中身は全く違い、レビンの方がハイパワーとのこと。


大井選手が第1ヒートでの自身の走行動画🎥を公開されていますのでご覧ください。



上の動画の中でも結果公表されていますが、優勝🏆は「DLクスコWm軽市ロードスター」の№128 小野選手でした。
走行タイム1位🥇は第2ヒートでさらにタイムを上げた№136 山梨選手の1’00”36で、2位🥈が同じく第2ヒートでタイムを上げた№128 小野選手の1’00”85、3位🥉は失敗してタイムを大きく下げた№137 大井選手の1’07”42。


第2ヒートでの大井選手の走行動画は「クルマで遊ぼう!大井貴之のスポーツドライビングラボ。」会員限定公開になってますので、非会員の皆様にはワタクシが撮影した動画🎥を公開しちゃいます。😁



成績は走行ベストタイムだけでは決まらないので、スライドセクションでのパフォーマンスを加えた結果は、
優勝🏆は「DLクスコWm軽市ロードスター」 №128 小野選手
2位🥈は「YSSK1箱Dスターレット」 №137 大井選手
3位🥉は「MCR・ルブロス・シルビア」 №146 横井選手
でした。🎊🎉👏


SGクラス表彰式

D1ではパワーのない車では勝負にならないですけど、1.5ℓNAノーマルエンジンでも勝つチャンスがある競技も面白いですね。


第2ヒートでのSGクラス参加車の走行動画🎥が公開されていましたのでシェアします。






Posted at 2022/12/02 15:34:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | Others | クルマ
2022年11月27日 イイね!

2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦 観戦

2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦 観戦愛知県岡崎市の自動車学校「キョウセイドライバーランド」で開催された『2022年 キョウセイジムカーナシリーズ🏁 最終戦』の観戦に行って来ました。
ジムカーナ競技を観戦するのは何年かぶりです。
今回はワタクシの運転の師匠の一人である大井貴之選手も出場されるとのことらしいので、応援に行ったのでした。

この“キョウセイジムカーナシリーズ”にはJAFモータースポーツライセンスが無くても有効な運転免許証があれば参加でき、参加車両もJAF/PN車両でなくともナンバーの有無を問わず、レンタル車で参加もできるクラス,AT車限定免許でも参加できるクラス,任意設定のクラス等を設けるなど、モータースポーツの楽しさを知って頂く事を目的として開催されている敷居の低い競技です。


今大会には171名ものエントリーがあり、興味深いクルマも多数ありました。
その中の1台がDTクラス(ダートトライアル&ラリー車両が対象のクラス)に出場されていた「渡洋自動車バーダルインパクトⅡ」。

どんな車なのか?、先ずは下の動画🎥をご覧ください。



正体不明のこの車、ドアミラーの下に三菱のマークがあるので、三菱車?
後輪タイヤから白煙をあげているので、FF車ではなく、後輪駆動車、もしくは4WD車のようです。



正面から見るとランエボ4にも見えますが、ボンネットの下にエンジンは無く、燃料タンクとバッテリーがセンターにあることが確認できます。
聞いたところによりますと、三菱・ミラージュ(4代目)ハッチバックの前半のボディーを使って、後半はパイプフレーム。昔、ミラージュにランエボのバンパーを流用するのが流行ったらしい。

運転席もマクラーレンF1のように左右の中央にあり、ランエボ用のエンジンを座席の後ろに縦置きに、トランスミッションはエンジンの後ろに横置きに配置と言う聞いたことない様な独創的なレイアウト😲❗。


フロントにエンジンはありません

エンジン縦置きのミッドシップ


運転席センターレイアウト

 

 

もはや、改造車のレベルを超えていますね❗。😲


YouTuberでもある大井選手によれば、この車を過去に取材したことがあるとのことで、探ししたら動画がありました。







次に興味深いと思った車が、同じDTクラスに出場されていた ゼッケン№171「ガレージクロノス箱86」。





一見、ダートラ仕様のBRZにしか見えないですが(よく見ると、パンパーは純正品ではなく、フロントフェンダ モールディングは後期型86の物ですね)、この車はボディーは86でも、中身はEJ20型ターボエンジンを搭載する4WD車のインプレッサWRX。



オリジナルのWRXはインタークーラーがインテークマニホルドの後,クラッチ・ミッションケースの上部に配置されていますが、エンジンの前に移され、排気系の取り回しも変わっていますね。


EJ20型エンジン搭載位置

 

86/BRZに比べ、エンジン搭載位置がかなり前にあり、ステアリングインタミディエイト シャフト(ユニバーサル ジヨイント)の下に右ドライブシャフトが通っているのが確認できます。


フロントキャリパーの位置は後ろにあります

リアサスペンション

86/BRZのステアリング・ギヤボックス&タイロッドはバルクヘッドの直前にあり後ろ引きですが、この車はWRXと同様にフロントアクスルの前,エンジンの下辺りにあり、フロントキャリパーの位置やリアサスペンション形状も86/BRZと違うことも確認できます。

86/BRZの前後重量配分は56:44%とFR車としてはフロントヘビーなクルマですが、この車両は更にフロントヘビーで、重心高も高いことが想像されます。
なので、巨大なリヤウイングは、かなり有効であるとも思われます。

86とWRXではエンジンだけでなく、駆動系からサスペンション、ホイールベースも違い、ここまで改造するのは大変なことだと思うので、だったら、インプレッサWRXのままでイイじゃん!とも思うのですが、86の方が格好いいので許します。😁


他にも最新のスポーツカーであるGRスープラ,GRヤリス,GR86とか、昭和生まれのオッサンには懐かしい車とか、ドリ車とかもあって楽しめました。😄




フォトアルバム



関連情報ホームページURL:
2022年キョウセイジムカーナシリーズリザルト

Posted at 2022/12/01 16:21:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Others | クルマ
2022年11月19日 イイね!

I Love i

I Love i前回のブログでは軽自動車のスポーツカー「平成ABC」を取り上げましたが、今回も平成に販売された軽自動車で、現在のワタクシの『スーパー通勤快速号』でもある「三菱 アイ」です。

アイの特徴としては、軽自動車としては大きめの15インチタイヤ(前後異サイズ)を履きながら、軽自動車最長のホイールベース(2,550㎜)で、前方吸気・後方排気方式のエンジンを45°後傾させて後輪車軸の直前に搭載、燃料タンクを前席の床下に配置するホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」を採用していることです。
ターボエンジン・2WD仕様のアイの前後重量配分は44.0対46.0%で、しかも、前後のオーバーハングに重量物が少ないので、ヨー慣性モーメントも小さい。
フロントにエンジンがないためにフロントの左右サイドフレームの間隔を狭くすることが可能となり、大径タイヤにも関わらず、タイヤの切れ角を大きく確保して、ロングホイールベースながら最小回転半径が4.5mを実現しています。
(因みに、同じ全長・全幅のS660(6速MT)はホイールベース:2,285㎜、前後重量配分:45.8対54.2%、最小回転半径:4.8m、同じホイールベース長のトヨタ・ヤリスは最小回転半径:5.0m。)





実際に運転して感じることは、
ターボエンジンの最高出力はカプチーノやS660と同じ64馬力ですが、車重が910㎏もあり、カプチーノより220㎏,S660より80㎏重いので加速力は劣りますが、一般道や高速道路を流れに沿って走る分には不満はないレベルです。 ヤリス X(CVT_1.0)が車重:950㎏,最大出力:69馬力なので、リッターカー並みの性能ということでしょうか?。
最近の軽自動車は同じ64馬力でも低回転域からトルクがあり、車重も軽いので、燃費も良くて、加速力も良いと思われるので、燃費や加速力を重視するならアイは良い車とは言えません。

しかしながら、アイの魅力は、ブレーキングやコーナリング,低μ路で発進加速するとき等に感じます。
フロントヘビーな普通の車はブレーキを強く踏めば踏むほどフロントサスペンションが大きく沈み込み、車体が前のめりの姿勢になりやすいですが、ロングホイールベースで重心高が低いエンジンを後輪車軸の直前に搭載するアイは比較的にフラットな姿勢で、そこからブレーキをリリースしていきながら、コーナリングを開始すると、普通の車はコーナー外側の前輪に荷重が集中して不安定な姿勢でコーナリングしなければしなければいけませんが、ここでもアイは比較的にフラットな姿勢でコーナリングでき、とてもホイーベース/トレッド比が1.98もあり(因みに、S2000のホイールベース/トレッド比は1.61、トヨタのノア/ヴォクシーは1.89)、全高:1,600㎜,着座地上高:630㎜の車とは思えないです。
また、アイのステアリングホイールは外径は375㎜で、ロック・トゥ・ロック:3.5回転,トータルギヤ比:17弱なので、スポーツカーのようなクイックなハンドリングではありませんが、フロントが軽く、ヨー慣性モーメントの小ささは実感でき、コーナリングが楽しいです。


今時の車と違って、お節介なスタビリティコントロール機能もないので、前後純正タイヤの全くのノーマル仕様でも低μ路であればドリフトなんかも出来ちゃいます。😁





2WDモデルは前輪が駆動を担っていないことによるナチュラルなステアリングフィールですが、同じ様なリヤ・ミッドシップレイアウトのTWINGO や smart forfou と比べると、安っぽいステリングフールに不満がありましたが、フロントサスペンションのストラットを固定するナットをトヨタ純正部品に交換ステアリングコラムカバーにアルミテープチューン、フロントタイヤのサイズアップをしたら、ステアリングフィールとハンドリングが向上しました。😊
アイは前輪タイヤの方が摩耗が激しい傾向にありますが、前輪タイヤのサイズアップにより接地面圧が下がり、減りが少なくなったと思うし、逆に接地面積が増えることでグリップ性能も上がったように思うので、155/60R15の方がバランスが良いとは思うのですが、スタビリティコントロール機能がないのが前提であるので、メーカーとしては安全性と燃費を重視して145/65R15になったんでしょうね。



そんなワタクシのアイも来月で初度登録から13年(ワタクシがオーナーになってからは8年)経ち、来年から税金が上がります。😥(とは言え、それでも12,900円ですが)
まだまだ乗り続けるつもりですが、壊れて修理代が高くつくなら如何しようか?と悩むこともあり、一時はTWINGO や smart forfouも考えましたが、アイの方が勝っている点も数多くあり、アイの次もアイと思ったりします。


なので、あらためてアイについて調べてみました。

アイは2006(平成18)年1月24日に販売開始され、2013(平成25)年9月27日に販売終了となりました。

◇ アイの歴代グレード

(⭐印は特別仕様車)
型式類別
番号
類別
呼称
駆動エンジンT/M車輌本体価格
(消費税込み)
発売日
CBA-
HA1W
LRSFS2WDTURBO4A/T 1,281,0002006年1月24日
~10月
LRSFZS4WD 1,407,000
LRMFM2WDTURBO4A/T 1,386,0002006年1月24日
~2008年12月
LRMFZM4WD 1,512,000
LRDFG2WDTURBO4A/T 1,491,000
LRDFZG4WD 1,617,000
CBA-
HA1W
LRMF2i-Play Edition (M) ⭐2WDTURBO4A/T 1,585,5002006年5月17日
~9月
LRMFZ2i-Play Edition (M) ⭐4WD 1,711,500
CBA-
HA1W
LRSFLimited ⭐2WDTURBO4A/T 1,197,0002006年7月1日
~10月
LRSFZLimited ⭐4WD 1,323,000
DBA-
HA1W
LRSHS2WDNA4A/T 1,050,0002006年10月24日
~2009年11月
LRSHZS4WD 1,176,000
LRMHL2WDNA4A/T 1,155,0002006年10月24日
~2008年12月
LRMHZL4WD 1,281,000
LRDHLX2WDNA4A/T 1,260,000
LRDHZLX4WD 1,386,000
DBA-
HA1W
LRSH?i 倉敷 (S) ⭐2WDNA4A/T 1,099,0002006年12月14日
~2007年3月
DBA-
HA1W
LRMH41st Anniversary Edition (L) ⭐2WDNA4A/T 1,199,1002007年1月16日
~9月
LRMHZ41st Anniversary Edition (L) ⭐4WD 1,325,100
CBA-
HA1W
LRMF41st Anniversary Edition (M) ⭐2WDTURBO4A/T 1,440,600
LRMFZ41st Anniversary Edition (M) ⭐4WD 1,566,600
DBA-
HA1W
LRSH3Casual Edition (S) ⭐2WDNA4A/T 1,060,5002007年6月19日
~12月
LRSHZ3Casual Edition (S) ⭐4WD 1,186,500
DBA-
HA1W
LRDHSport Style Edition (LX) ⭐2WDNA4A/T 1,390,2002007年9月20日
~12月
LRDHZSport Style Edition (LX) ⭐4WD 1,516,200
CBA-
HA1W
LRDFSport Style Edition (G) ⭐2WDTURBO4A/T 1,596,000
LRMFZSport Style Edition (G) ⭐4WD 1,722,000
DBA-
HA1W
LRMH5Bloom Edition (L) ⭐2WDNA4A/T 1,197,0002007年12月25日
~2008年12月
LRMHZ5Bloom Edition (L) ⭐4WD 1,323,000
DBA-
HA1W
LRMHVivace2WDNA4A/T 1,207,5002008年12月24日
~2013年9月27日
LRMHZVivace4WD 1,333,500
CBA-
HA1W
LRMFT2WDTURBO4A/T 1,459,500
LRMFZT4WD 1,585,500
DBA-
HA1W
LRSH8Limited (S) ⭐2WDNA4A/T 998,0002009年8月19日
LRSHZ8Limited (S) ⭐4WD 1,124,000
DBA-
HA1W
LRJHVivace+navi2WDNA4A/T 1,392,0002010年8月5日
~2011年12月
LRJHZVivace+navi4WD 1,518,000



◇ マイナーチェンジ

発売年月日内容
2006年1月24日 販売開始。当初はターボエンジン搭載グレードのみ。
ボディーカラーは“ソリッドレッド”,“ホワイトソリッド”,“ブラックマイカ”,“クールシルバーメタリック”,“アッシュグレーメタリック”,“ジンジャーブラウンメタリック”,“ライトイエローソリッド”,“ライトブルーメタリック”,“ホワイトパール”
2006年10月24日 自然吸気エンジン(NA)搭載グレード発売。
自然吸気(N/A)エンジン搭載モデルはフロント&リヤバンパー下部のブラック樹脂部分をボディと同色化。“ペールベージュソリッド”追加し、全10色の展開とした。
ターボエンジン搭載モデルは、シフトパターンの改良により、従来モデルよりも燃費を改善するとともに、グレード展開を従来の3グレードから2グレード(「M」、「G」)に集約した。
◽ネガティブキャンバーをつけたことによりハンドリングが向上。
2007年12月20日 ◽パワーステアリング「EPS+」を搭載し、軽快で自然なステアリングフィーリングと高速走行時の車両安定性を向上させた。
◽運転席・助手席のシート形状を変更し、座り心地とホールド性を向上させるとともに、シート生地には国際規格「エコテックス規格100」の認証を取得したメッシュタイプの新シート生地を採用した。
◽後席の左右に、可倒式のアシストグリップを設定した。
◽セキュリティシステムの作動時、メーター内のインジケーターが点滅するセキュリティーアラームインジケーターを採用した。
◽ボディーカラーに“サクラピンクメタリック”と“ドーンシルバーメタリック”を追加するほか、ターボ搭載グレードのバンパー下部をボディ同色に変更。
2008年12月24日 「T」は、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブなどを装備した「ブラックインテリア」を採用して、プレミアム感を高めた仕様とした。「Vivace」は、「グレーインテリア」または、特別仕様車「Bloom Edition」でご好評頂いた、スタイリッシュな「ミント&ブラウンインテリア」を、お客様のお好みに合わせて選択可能とした。なお、「ミント&ブラウンインテリア」には、汚れやシミが付きにくい撥水・撥油機能付の「汚れプロテクト加工シート」を採用した。 また、「T」、「Vivace」には、紫外線による日焼けや、強い日差しによるじりじり感を抑制するだけでなく、雨の日でもクリアな視界を確保する撥水機能付「UV&ヒートプロテクトガラス(フロントドア)」や、ミラー鏡面に親水機能を持たせた「リモコンドアミラー」、運転席・助手席チケットホルダー付の「バニティミラー」など、女性のお客様からご要望の高い、安全で快適な機能を標準装備した。
上級グレードにあったドアサッシュのブラックアウト処理を廃止し、ボディ同色とする。
ボディカラーは新たに“ラズベリーレッドパール”と、“オーシャンブルーメタリック”、“サンフラワーイエローソリッド”の3色を追加し、全10色展開とした。
4WD&2WD寒冷地仕様以外のフロント・フロアーアンダーカバーを廃止
2009年11月5日 (1) 燃費向上
◽全グレードで走行抵抗の低減を図ったほか、NAエンジン車では、燃焼室形状の見直しなどエンジン本体の変更やオートマチックトランスミッションの制御見直しをおこない、10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)を向上させた[NAエンジン 2WD車:+1.8km/L、NAエンジン 4WD車:+1.9km/L、ターボエンジン車:+1.2km/L]。
これにより、「Vivace」グレードの2WD車と特別仕様車「Limited」の2WD車は、平成22年度燃費基準+15%を達成し、エコカー減税(50%軽減)に適合した。
タイヤ・空気圧・エンジンオイル粘度を変更
(2) インテリア
◽運転席前のステアリングホイール下部に、ETC装着スペースとしても利用可能なアンダートレイを設置した。
◽シート生地を、優しいさわり心地の上質なニットに変更した。
◽従来「Vivace」グレードで選択可能であったミント&ブラウンインテリアを廃止し、グレーインテリアに統一した。
(3) 機能装備
◽電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』にも採用している、高い払拭性と風切音の低減を実現する「エアロワイパーブレード」を装着した。
◽周囲の明るさを感知して、ヘッドライトを自動的に点灯・消灯する「オートライトコントロール」を装着した(特別仕様車「Limited」を除く)。
◽メーカーオプションの三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)を、HDD(ハードディスクドライブ)内蔵から省電力性・耐衝撃性に優れるSSD(ソリッドステートドライブ)内蔵に変更。あわせてSDカードスロットやUSB接続対応などの多彩な機能を搭載することで、利便性を向上させた。
(4) ボディカラー
◽新たに“ミスティックバイオレットパール”を追加し、“ジンジャーブラウン”と“ドーンシルバーメタリック”を廃止して、全9色の展開とした(特別仕様車「Limited」は従来どおり4色展開)。
(5) グレード展開の見直し
◽廉価グレードの「S」を廃止し、「Vivace」「T」の2グレード展開とした。
2010年8月5日 ◽メーター部分に低燃費運転をサポートするECOランプを追加した。
◽「Vivace(ビバーチェ)」グレードに、SSD(Solid State Drive:フラッシュメモリドライブ)を内蔵し、7インチワイドディスプレイ、DVD / CD&AM/FMラジオを一体化した、耐久性の高いナビゲーションシステム「三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)」と、リヤドアスピーカーを標準装備した「Vivace+navi」グレードを設定した。 これにより、「Vivace」グレードに設定されていた、MMESのメーカーオプション設定を廃止した。
◽全席ワンタッチ・パワーウインドウ機能を廃止
◽純正装着タイヤが「SP SPORT 2030」から「ENASAVE 2030」に?
2012年7月6日 ◽安全に関する法規制強化に対応し、ヘッドレストを大型化するとともに、ISO-FIXチャイルドシートアンカーを標準装備。
◽ドアミラーを大型化して視認性を向上させた。
2013年6月生産終了。

こうして年表にして見ると、三菱自動車がアイに対する力の入れぐあいが読み取れますね。アイは2010年位までは毎年特別仕様車を発売したり、年次改良していて、積極的に販売促進に努めてますが、それ以降は売る気なし?って感じで、売れない車にお金は掛けられないってことでしょうか。



ワタクシのアイは2009年12月に初度登録された「T」グレードですが、生産されたのは2009年11月のマイナーチェンジ前のようなので、マイナーチェンジ後の「インスツルメント ロワーパネル」と「エアロワイパーブレード」に交換、コストダウンのため廃止となった「フロント・フロアーアンダーカバー」を装着しました。


◇ リコール・改善対策・サービスキャンペーン

届出日内容種別
2006年9月22日助手席エアバッグリコール
2006年9月22日4A/T(パーキングロック機構)改善対策
2008年3月5日4A/T(コントロールシャフト)改善対策
2008年12月15日介護用回転シート(取付装置)リコール
2011年11月15日介護用回転シート(シートベルトバックル)リコール
2013年11月29日冷却装置(コンデンスタンク)リコール ✔
2014年10月24日4A/T(バルブボデー)改善対策
2015年5月22日助手席エアバッグ(インフレーター)リコール
2015年6月25日助手席エアバッグ(インフレーター)リコール
2015年11月26日4A/T(パーキングコントロールレバー)改善対策 ✔
2016年2月18日ライトスイッチリコール ✔
2016年11月24日助手席用エアバッグ(インフレーター)リコール ✔
2017年3月30日助手席用エアバッグ(インフレーター)リコール
2017年12月1日助手席用エアバッグ(インフレーター)リコール
2018年4月4日助手席用エアバッグ(インフレーター)リコール
2011年4月1日リヤクォーターパネル(ホイールアーチ部)保証期間延長 ✔
2012年7月2日ヘッドランプ光軸調整ケーブル保証期間延長
2013年9月13日フロント/リヤサスペンションコイルスプリング保証期間延長

ワタクシのアイは今のところ、三つのリコール〔冷却装置(コンデンスタンク),ライトスイッチ,助手席用エアバッグ(インフレーター)〕と、改善対策〔4A/T(パーキングコントロールレバー)〕、保証期間延長〔リヤクォーターパネル(ホイールアーチ部)〕に引っ掛かりました。
保証期間延長に関しては、今のところ現象が発生してなく、既に9年の保証期間が過ぎているのでもう関係ないですけど、元々アイは錆びやすい様な気がするので、錆対策は必要ですね。



現在の走行距離は57,000kmを越えたところ。
あと何年乗れますかね?


Posted at 2022/11/19 19:08:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | My Car | クルマ
2022年10月10日 イイね!

平成ABCトリオ 比較

平成ABCトリオ 比較新車としては、純内燃機関の車は消えゆく運命となりそうですが、このところ、911 GT3 RS,718 Cayman GT4 RS,ALPINE A110 Rといった、サーキットを走る以外に実用性がないようスパルタンな2シーター・後輪駆動のスポーツカーが発売。この様な車を買う人は、他に普段乗り用の高級外車を所有しているから実用性なんて気にしないんでしょうね。
ワタクシもこんな車でサーキット走行を楽しむような身分になってみたいです。😁


さて、話が変わりますが、「平成ABCトリオ」と言われた車をご存知でしょうか?
オートザム AZ-1(A)、ホンダ・ビート(B)、スズキ・カプチーノ(C)の車名の頭文字をとってそう呼ばれました。
バブル時代に企画され、1990年代に販売された軽自動車の2シーター・スポーツカーで、全長・全幅・最低地上高サイズも同じで、最高出力:64馬力の3気筒エンジンを搭載する後輪駆動車、四輪独立サスペンション,四輪ディスクブレーキというのも共通。
二人しか乗れない,室内が狭い,荷物も積めない等、実用性が低い車でした。

しかしながら、かつて後期型カプチーノをドラテク修行用の車として所有してたワタクシにとっては今でも気になる車でもあります。(冒頭の写真はその当時のマイカー)





では、どんなクルマだったのか?改めて調べてみました。

◇ マツダ・オートザム AZ-1

外板に依存せず、ボディだけで剛性を確保するというスケルトンモノコックという特殊なフレーム(メイン部材はペリメーター型)を採用して、外板にFRP(シート・モールディング・コンパウンド)などの6種類のプラスチックを採用した軽量ボディに、ドアの上部が透過率30%のガラス・キャノピーになったガルウイング式ドアを採用。“世界最小のスーパーカー”とも言われた。
エンジンはスズキ製で、アルトワークスと共通のF6A型3気筒DOHCターボエンジンを吸・排気および冷却系を専用設計にしてキャビン後部に(ミッドシップ)搭載。スペアタイヤ,燃料タンク等の重量物を車の中央に配してヨー慣性モーメントを小さくした。
前後重量配分は41.7:58.3%(2名乗車時 44:56%)で、 重心高は426(2名乗車時 400㎜)と超低重心。(因みに、低重心を宣伝文句としていた先代86/BRZは460㎜)


ステアリングホイールは350㎜径のウレタン製の3本スポークタイプとし、ステアリングのロック・トゥ・ロックが2.2回転(そもそも前輪の切れ角自体も小さいので最小回転半径は大きい),トータル・ギヤ・レシオ12.2に設定することで機敏な操作性を実現。
垂直ゼロ指針のメーターは、中央に9,000rpmからレッドゾーンが始まる1万1000rpmフルスケールのタコメーター、左にスピードメーターを配置。右側には水温計と燃料計が並ぶ。
大きく張り出したホイールハウスを避けて、ペダルセットは車体中央寄りに大きくオフセット。そのため、ステアリングとシートは車体中央に向けて角度をつけて自然なドライビングポジションをとれるようにしている。
シートは樹脂製フレームのフルバケットシートとなっていて、リクライニングは不可。ヒップポイントは215(因みに、先代86/BRZは400㎜)と超ローポジション。 ドライバーズシートは前後スライドが可能ですが、助手席シートは固定式。

OEMが存在し、Z-1発売の翌93年、スズキ『キャラ』として販売されました。


◇ ホンダ・BEAT

自然吸気の3気筒SOHCエンジンでありながら、3連スロットルと高精度燃料噴射制御機構を組み合わせた吸気方式を採用し、最高出力発生回転数が8,100rpmで64psを達成。最大トルクも7,000rpm,レッドゾーンは8,500rpmという高回転型エンジンを低重心化と、吸気管長ならびに形状自由度の確保を目的に58度50分前傾させてミッドシップにレイアウトしたソフトトップを持つフルオープンカー。
前後重量配分はS660の45.8:54.2%よりもリアヘビーの42.1:57.9%(1名乗車時は43:57)ですが、重心高は440㎜と低重心。(因みに、S660は460㎜,S2000は475㎜)


センタートンネル,および運転席を25㎜ 車両中央寄りに配することで、ドライバーの居住性は不足ないのもになっているが、助手席シートはリクライニングは不可。




◇ スズキ・Cappuccino

クローズド/Tバールーフ/タルガトップ/フルオープンとアレンジできる分割式ハードトップの採用。
軽量化を図るために、ボンネット,フェンダーロワガーニッシュ,3ピース構成のデタッチャブル・トップ,リアピラーをアルミ製とし、足回りは軽乗用車初の4輪ダブルウイッシュボーンサスペンションと、前:ベンチレーテッドの4輪ディスクブレーキを組み合わせたシャシ。
エンジンをフロントミッドシップに、バッテリーを前車軸の後ろに、そして前後のブレーキキャリパーをそれぞれセンター寄りに配置するなど、重量物を車体の重心近くにレイアウトして、52.2:47.8%の前後重量配分(2名乗車時 51:49)を実現。
重心高:450㎜,ホップポイント:280㎜と、ABCトリオの中では一番高い。(それでも86/BRZより低いですが)
着座位置が後輪直前にあり、ビートとAZ-1の重心が座席の腰の位置にあるのに対し、カプチーノは膝辺りにくる。


チルトステアリング,フットレストも標準装備。
タコメーターは1万2000rpmスケールで8,500rpmからがレッドゾーン、レブリミッターが働くのは9,300rpm(後期型は8,800rpm?)
ABS,エアバッグ,トルセンLSDのセットオプション仕様もあった。

前期型はアルトワークスやAZ-1にも搭載されていたF6A型エンジンを縦置きに搭載していましたが、後期型ではECUが16ビットになり、F6A型より11㎏軽量化されたオールアルミ製K6A型 ツインカムターボエンジンを搭載。 ターボの最大過給圧を、従来の0.9㎏/㎝²から1.1㎏/㎝²へアップ、 最大トルクが10.5㎏・m/3,500rpmに向上した。
アルミホイールも1個当たり800g軽量化され、バネ下重量が軽減されている。
(車重はS660より140㎏軽かった。)


スペック比較
AZ-1
(E-PG6SA)
BEAT
(E-PP1)
Cappuccino
※(E-EA21R)
駆動方式MRMRFR
エンジン形 式F6AE07AK6A
種 類水冷直列3気筒水冷直列3気筒水冷直列3気筒
弁機構ベルト駆動DOHC12バルブ
ロッカーアーム式
ベルト駆動SOHC12バルブ
ロッカーアーム式
チェーン駆動DOHC12バルブ
直打式
過給機空冷IC付きターボ無し空冷IC付きターボ
排気量657cc656cc658cc
内径×行程φ65.0 × 66.0㎜φ66.0 × 64.0㎜φ68.0 × 60.4㎜
圧縮比 :18.310.08.4
最高出力64ps/6,500rpm64ps/8,100rpm64ps/6,500rpm
最大トルク8.7kg・m/4,000rpm6.1kg・m/7,000rpm10.5kg・m/3,500rpm
燃料タンク容量30ℓ24ℓ30ℓ
使用燃料無鉛レギュラーガソリン無鉛レギュラーガソリン無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション5速MT5速MT5速MT
変速比1速3.8183.4283.478
2速2.2772.1662.021
3速1.5211.5761.352
4速1.0301.1721.000
5速0.8370.9410.790
後退3.5834.3003.260
最終減速比4.7055.7145.125
寸 法全 長3,295㎜3,295㎜3,295㎜
全 幅1,395㎜1,395㎜1,395㎜
全 高1,150㎜1,175㎜1,185㎜
ホイールベース2,235㎜2,280㎜2,060㎜
フロントトレッド1,200㎜1,210㎜1,210㎜
リアトレッド1,195㎜1,210㎜1,210㎜
最低地上高135㎜135㎜135㎜
最小回転半径4.7m4.6m4.4m
ホイールベース/トレッド比1.8661.8841.702
重心高426㎜440㎜450㎜
重 量車両重量720760㎏690㎏
前軸重
(重量配分)
300㎏
(41.7%)
320㎏
(42.1%)
360㎏
(52.2%)
後軸重
(重量配分)
420㎏
(58.3%)
440㎏
(57.9%)
330㎏
(47.8%)
タイヤ前 155/65R13 73H
後 155/65R13 73H
前 155/65R13 73H
後 165/60R14 74H
165/65R14 79H
165/65R14 79H
ホイール前 13×5J
後 13×5J
前 13×4 1/2J
14×5J
14×5J
14×5J
ブレーキ前 ディスク
後 ディスク
前 ディスク(12インチ)
後 ディスク(13インチ)
ベンチレーティッドディスク(13インチ)
ディスク(13インチ)
サスペンション方式前 マクファーソンストラット式
後 マクファーソンストラット式
前 マクファーソンストラット式
マクファーソンストラット式
ダブルウィッシュボーン式
ダブルウィッシュボーン式
ステアリングギヤ形式ラック&ピニオンラック&ピニオン
ラック&ピニオン
タイロッド前引き後引き前引き
turns lock-to-lock2.2回転2.9回転
ステアリング トータル・ギヤ・レシオ12.215.6
10モード燃費18.4㎞/ℓ17.2㎞/ℓ18.0㎞/ℓ
60㎞/h定地燃費30.3㎞/ℓ27.0㎞/ℓ30.5㎞/ℓ
販売日1992年10月
~1995年9月
1991年5月
~1996年12月
1991年11月(※1995年5月)
~1998年10月
車両本体価格(消費税抜き)1,498,000円1,388,000円1,458,000円
備 考
※ 後期型


と言うように、軽自動車と侮るなかれ!、本格的なスポーツカーなのでした。

しかしながら、所詮64馬力しかないので絶対的な速さはありません。😢
今では軽自動車でも有って当たり前の安全装備であるABS,エアバックもメーカーオプション。衝突安全性も旧規格の軽自動車なので劣ります。😰
その代り、公道を走っていても性能を使い切れる楽しさがあります。👍

911 GT3 RS,718 Cayman GT4 RS,ALPINE A110 Rといった高性能車は、所有する優越感はあっても、サーキットを走らなければその性能を持て余し、日本の法定速度を守るのは苦痛でしかない?でしょうが、「平成ABCトリオ」ではそれなりに楽しめます。😁
全幅1,800㎜を超す車では狭いワインディングロードを走るのにも道幅が気になりますが、軽自動車ではライン取りの自由度が大きく、マニュアル・トランスミッションを駆使してエンジンを高回転まで回す純内燃機関の楽しみがあります。😄




速度とエンジン回転数の関係を計算すると、
AZ-1BEATCappuccino
4速:50㎞/h時2,418rpm3,209rpm2,385rpm
5速:100㎞/h時3,929rpm5,153rpm3,768rpm

一般道を4速50㎞/hで巡行している時,高速道路を5速100㎞/hで巡行している時もカプチーノが一番低い回転数になっていることから、燃費や静粛性に有利で、そこからの追い越し加速も車重が軽く,最大トルクが大きく,その発生する回転数が低い カプチーノ(後期型)が有利になることが予想されます。
(ワタクシの経験から申し上げますと、意外なことに、トップギヤでの80⇒120㎞/hまでの追い越し加速は、S2000やE36型BMW328iと比べても、感覚的には変わらない速さだと思いましたし、高速道路の長距離運転はAE86レビンより疲労感が少なかったです。)

(試したわけではないですけど、)荷物を一番積めるのもカプチーノだと思うので、実用性で言えば、3車の中ではカプチーノが一番ではないでしょうか?。
オプションで純正LSDが用意されていたのもカプチーノだけでした。
でも、元々「平成ABCトリオ」は旧規格の軽自動車サイズなので室内が狭く、AZ-1やビートが運転席を中央側にオフセットさせてスペースを稼いでいるのに対し、カプチーノは左右対称なので、右側がハンドル操作で肘がドアパネルに当たりそうなくらい窮屈。また、ホイールベースが3車の中で一番短いので、フラットでない路面だと、車体がピッチング方向によく動いて乗り心地が悪いというのも欠点。

ただし、こんな車を買おうとする人が求めるのは実用性で選ぶより、個人の生活スタイルや趣味性,楽しさで選ばれるので、カプチーノが一番とするのは異論があるのは当然。


AZ-1はオープンカーにはならなくても、グラス・キャノピー・デザインによる開放感があるし、デロリアンDMC-12のようなガルウイング式ドアは特別感があって、その上にレーシングカートのような地を這うようなローポジションとシャープなハンドリングは唯一無二の存在です。


ビートは実用性やターボ車に速さで負けても、オープンカーによる風を感じる開放感と、ワインディングロードでマニュアル・トランスミッションを駆使してエンジンを高回転まで回す楽しさは負けてないと想像されます。


平成ABCトリオの内、ビートの総販売台数が一番多かったことからも、性能や実用性だけが購入理由になってない明らか。




バブル時代はこのような実用性が低く、趣味性が強いため数多く売れない車でも、日本の各メーカーが大金を投資して競って開発していましたが、今では余力のあるトヨタは頑張っている方ですが、趣味性が高くて数がさばけない車から撤退するばかり。
実用性や合理性を求める客は、性能に差が無いならブランドに拘らず安い商品を選び、趣味性が高い商品ほど、コアなファンが生まれ、それがブランドイメージを引き上げることにも繋がると思うのですが。


S660やコペンのように現在の軽自動車規格に合わせた「令和ABCトリオ」として復活してくれたら嬉しいのにと思う今日この頃なのでした。




Posted at 2022/10/10 16:33:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | My Car | クルマ
2022年08月08日 イイね!

新型GR86 / BRZ 乗り比べ

新型GR86 / BRZ 乗り比べご無沙汰しております。😄

FBではたまに車ネタも上げていましたが、みんカラブログでは久しぶりの更新となってしまいました。😅
車に興味がなくなったわけでもないですが、金欠で走りネタがないのと、文章を書くのが面倒くさくなっていたので、間が空いてしまったというのが実情です。😁

もう4カ月以上前の話になりますが、ディーラーに自動車保険の更新に行った時に、新型GR86(ZN8)RZグレード・6速MT仕様車の試乗をしました。
新型BRZ(ZC8)には、昨年8月にRグレード・6速MT仕様車をスバルディーラーで、今年2月には女神湖の氷上で17インチのスタッドレスタイヤを履いたSグレード・6速AT仕様の広報車を試乗していましたが、GR86を試乗したのはこの時が初めて。


新型GR86と新型BRZは 先代の86とBRZとの違い以上に差別化されたようですが、新型GR86 / BRZが発売されたとき、もし買い換えるとしたらBRZのRグレード・6速MT仕様車を選ぶだろうなと思っていました。
関連情報ホームページURL:
ここまでやる!? 新型トヨタGR86と新型スバルBRZ、より差別化された走りの個性
さて、あなたはどっちを選ぶ? トヨタGR86かスバルBRZ キャラはまったく違う


何故かと申しますと、
どちらかと言えば、GR86の方が良いと思う部分もありますが、デザインはBRZの方が好みで、アルミ製フロントハウジング(ナックル)、リヤサポートサブフレーム(リヤサスペンションメンバーブレース)あり、アクセル開度とトルクの関係が均等に近いスロットル特性などがGR86より好ましいと思っていたので。
GR86とBRZは兄弟車なので、部品を換えれば同じような車になるとは思いますが、GR86にBRZの方が良いと思っているBRZの純正部品を流用してBRZ化するより、BRZにGR86の方が良いと思っているGR86純正部品を流用してGR86化する方が安上がりになるような気がしたので、とちらかを選ぶとしたら、BRZになるかな?と思ってました。
上級グレードのSグレードではなくRグレードとしたのは、価格が安いのが一番の理由ですが、それでも自分の86 GTグレード(ZN6初期型)には装備されていなかったフロアアンダーカバーやクルーズコントロール・油温計などは標準装備で、今の車から乗換えても装備で不満はないハズ。
上級グレードの18インチタイヤでも幅は215で一緒なので、同じ銘柄のタイヤを履いたならばグリップ性能は変わらず、17インチタイヤの方が乗り心地やランニングコストに有利となるのもプラス要因。


では、実際に試乗してGR86とBRZがどれだけ違うのか?、また自分の86との違いをあらためて比べたいというのが試乗動機でした。


先ずはデザインですが、発売当初はBRZの方がカッコイイと思ってましたが、最近は見慣れた所為なのか?ボディーカラーによってはGR86でも悪くはないと思うようになってきました。

では実際に試乗して如何だったか?と申しますと、新型BRZで氷上走行した時にはパワー&トルクが上がった恩恵をあまり感じなかったですが、ドライの舗装路ではイイですね。😊
S2000がAP1型からAP2型になり、排気量が1.1倍の2ℓから2.2ℓになりギヤ比も加速重視のローギヤード化されましたが、その割にはそれ程速くなったと感じなかったのに対し、GR86/BRZは排気量が1.2倍になっているので、ギヤ比が前期ZN6型/ZC6型と変わらず後期型よりハイギヤード化されていても速くなっているのはよく分かります。
とは言え、シートに体が押さえつけられるような強烈な加速感があるわけでもないし、サーキット走行するわけでもなく、氷上でドリフトするだけのためなら2ℓで充分という気もします。

意外だったのは18インチタイヤの乗り心地。
17インチのエコタイヤを履いた先代の初期型86/BRZが足が突っ張ったような突上げ感があったのに対し、よりハイグリップな18インチタイヤでもそれ程は乗り心地が悪くは感じなかった。(路面が変わればまた印象が変わるかもしれませんが)

クラッチが繋がるストロークが長いのはBRZや先代と同様ですが、これはある程度調整できるので問題なし。
クラッチは先代に比べると若干重たくなったような気もするけど、元々軽い方だと思うので、これも問題無し。


GR86とBRZとの走りの違いに関しては、試乗した場所も時期も違うので記憶が曖昧でよく分かりませんでした、というのが正直なところです。😅


なので、気になった人は客観的に判断できる動画などを見て参考にしてください。😁



先ずは新型BRZ 対 旧・後期型BRZ との加速勝負 動画。
◇ Subaru BRZ 2019 vs Subaru BRZ 2022 [0-180km/h]


0-100㎞/h0-180㎞/h
BRZ(2019年式)7.5秒22.5秒
BRZ(2022年式)5.8秒18.2秒


続いては、タイヤとホイールを同条件にして、新旧86対決。
◇トヨタ86(後期型) vs GR86



新型が速いのはよく分かりましたが、S2000(AP1)からスペックダウンした86(ZN6)に乗り換えた元S2000オーナーとしては、新型がS2000にどれだけ迫れるかも気になるところです。

◇Honda S2000 vs Subaru BRZ 2022 [0-180km/h]


0-100㎞/h0-180㎞/h
S2000(2000年式)6.6秒18.2秒
BRZ(2022年式)5.8秒18.2秒
走行距離:13万㎞オーバーのS2000(AP1)と比べるというのはフェアじゃないとも思いますが、現S2000オーナーが買い替えの対象となる車なのか?を判断するには参考になるかも知れません。

取りあえず加速勝負でS2000(AP1)に引け目を感じることはなさそうですね。


では、チューニングしたS2000(AP2) type SとライトチューンBRZでサーキット対決すると如何でしょう?
◇ BRZ R vs チューンドS2000 Type S

BRZ Rグレードタイヤ(ADVAN A052 215/45R17),ホイール(ZACK sport-10 8J×17 +45㎜),ブレーキパッド(ZONE 53C)
チューンドS2000 Type Sタイヤ(DIREZZA ZⅢ 235/40R18),ホイール(RAYS RE30 8.5J×18 +52㎜),ブレーキパッド(PFC),ブレーキローター(オリビナルΦ330㎜キット),ECU(オートガレージM),マフラー(オートガレージM サイレント),ダンパー(OHLINS DFVデカトー仕様),スプリング(ハイパコ),アーム可動部(ピロボール)


新型GR86/BRZはS2000から乗り換えても、旧型のようにサーキットでS2000から邪魔者扱いされることはなさそうですね。😁

ワタクシの86もあと4年で自動車税が上がるので、そのタイミングで中古のGR86/BRZに乗り換えるのもいいかも。


Posted at 2022/08/08 17:02:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | Interested Car | クルマ

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