前回のブログに試乗記を予告してから日にちが経ってしまいました。
別にモッタイぶったわけでも、仕事が忙しすぎて書く暇がなかったわけでもありません。
単に国語が苦手だっただけです。(笑)
現在のワタクシのスーパー通勤快速車である
三菱アイ は、小回りもきいて、狭い裏道もスイスイ走れて駐車も楽で、軽自動車最大の長いホイールベースのおかげで大人4人が乗っても窮屈な思いをすることもなく、リヤシートを倒せば大きな荷物も積めて、値段が倍近い86にもついてない快適装備もあり、低重心エンジン・ミッドシップレイアウトのおかげで、足が柔らかくてもノーズダイブの少ないブレーキングやロールの少ないコーナリング、低μ路ならばドリフトだって出来る、その上、税金やオイル・タイヤ代などの維持費や高速代も安いなど、結構気に入っているのですが、最近の軽自動車の水準からすると、燃費が悪く、内装が安っぽい(
パーツレビュー にあるモディファイで多少改善されましたが)、前から見るとフロントタイヤが細すぎてカッコ悪い、普段使いには不足ないパワーではあるが、走りを楽しむにはもう少しパワーが欲しい、LSDが無い(笑)といった不満もあります。
もし車を替えるとなると、なかなかアイ以上に満足できる車は今のところ考え付かないのですが、唯一思いつくのが、「
RENAULT TWINGO 」で、一年前には名古屋の並行輸入業社に展示してあった車両を
見学 しにも行きました。
RENAULT TWINGO
そこに展示してあった車両は左ハンドル・5速マニュアルの898cc直列3気筒ターボ(最高出力90ps、最大トルク135Nm)エンジンを搭載した「ENERGY SPORT TCe 90 cv」というグレードで、実際に見てみて内外装とも悪くなく、シートポジションも正しい姿勢もとれたのですが、後席に関しては窮屈で、実質2+2。
シートを倒せば荷室容量は稼げるので、通勤や買い物で使うのなら問題ないですが、後席に人を乗せる機会が多いのであれば、残念と言った感想でした。
その弱点を上回る走りの良さがあれば欲しくなったでしょうが、試乗も出来なかったので正規輸入が始まったら試乗しようと思ってました。
今年に入って「RENAULT TWINGO」の同じプラットホームを持つ兄弟車「
smart forfour 」が国内販売されたようなので、これもアイに代わる次期愛車候補となりえるか?検証したくて見学、できれば試乗したいと思い近隣のディーラーに行って来ました。
「smart fortwo」はフランスにあるダイムラーのハンバッハ工場で生産され、RENAULT TWINGOとsmart forfourは、スロベニアにあるルノーのノボメスト工場が生産。
smartは、海外では61馬力の998cc・NAエンジンに5速マニュアルのベーシックモデルと、71馬力の998cc・NAエンジンと898cc・ターボエンジン(90ps/5,500rpm、135Nm/2,500rpm)に、トランスミッションが、5速マニュアルとゲトラグ製の6速デュアルクラッチ式自動変速機を組み合わせたモデルがありますが、日本仕様は今のところ、右ハンドルで71馬力の998cc・NAエンジンに6速DCTの組み合わせのみで、安いほうの❝passion❞とパノラミックルーフや本革シートなどが装備された❝prime❞の2グレードです。
ショールームには、ボディカラーがイエロー×ホワイトのツートンカラーで内装色がブラックの❝passion❞グレードの車両が展示されていまいた。
スペックの詳細は
前回のブログ を参照してもらうとして、実際に見た感想はエクステリアのデザインは矢張りTWINGOの方がカッコ良くて好みですが、インテリアに関してはsmartはTWINGOに比べると少々くどいとは思いますが、質感はsmartの方が上だと思いました。
安全性と内装の質感は安っぽいアイとの違いを一番感じるところ。
TWINGOと共通部品と思われるドアノブ一つとってもデザイン・質感とも素晴らしいですね。(サイドブレーキは安っぽいですけど)
この辺は国産車も見習って欲しいところです。(マツダは頑張っているとは思いますが、トヨタは全然ダメ)
意外だったのは後席の居住性。86とBRZの関係の様に同じプラットホームを持つ兄弟車なので、TWINGOとforfourも所詮一緒だろうと思っていましたが、ワタクシの記憶の間違いなのか?forfourの方が広く感じました。(ただ、それでもアイの方が広く感じましたが。)
フロントシートをTWINGOよりアップライトな姿勢で座らせることによって、リヤのスペースを稼いでいるような感じで、前席はTWINGOの方が若干ローポジでスポーティ。
TWINGOとsmartの本革巻ステアリングもアイより小径でグリップ形状も質感も良く、羨ましく感じました。
アイでも標準装備のタコメーターがないのは残念ですが、今時の車らしく、3.5インチTFTカラーディスプレイに燃費情報や外気温などの情報を表示出来るのも良いですね。
smart のペダル配置
ただ、これは駄目だと思ったのはペダルレイアウト。左ハンドル・マニュアル車のTWINGOでは問題なかったのですが、右ハンドル仕様ではホイールハウスが邪魔でペダルが左側にオフセットされていて、左足を置くスペースはあるもののフットレストが無い。
今時のFFの軽自動車でもフットレストもあれば、近年問題となっているペダルの踏み間違えのないようにペダル配置されているのですが、天下のダイムラーがこんな失態をするとは。
そんなのは慣れの問題だ!と思われるかもしれませんが、人間パニック時には思いもよらぬ行動をしてしまうものです。
実はワタクシも昔、矢田部のテストコース内で右ハンドルのBMW Z3を運転していてフルブレーキをした時にブレーキを踏んだつもりがアクセルとブレーキを同時に踏んでいたという恥ずかしい体験をしたことがあるのです。(笑)
ですからペダルレイアウトに関しては気になるのです。
個人的な好みで言えば、小型車ではS660やカプチーノのペダル配置が好きで、NDロードスターは若干右寄り、アイは若干左寄りだと感じています。
今月発売の「CAR GRAPHIC」3月号や「Motor Fan illustrated」Vol.113の福野礼一郎氏が書いた記事にsmartのリヤサスペンションが酷評されていたので、実際の乗り心地や71馬力の998cc・NAエンジンと6速DCTがどんな感じなのかも気になっていたので、試乗車はあるか?と尋ねたところ、冒頭の写真のボディカラーがホワイトで内装色がオレンジの❝passion❞グレードの車両が試乗出来るとのことで試乗させてもらいました。
展示車のツートンカラー・メタリックペイントのボディはお洒落だと思いますが、試乗車のホワイト単色だと地味すぎ、オレンジの内装色は派手すぎで個人的には好きになれない組み合わせです。(笑)
試乗コースは近くにある河川の堤防沿いの真っすぐな道をメインに走る短いコース。
6速DCTはマニュアル操作も出来るようですが、Dレンジの車任せで走りました。
走り出してみると、6速DCTはセミオートマの様なギクシャク感もなく、CVTの様にエンジン回転の上昇とスピードが一致しないということもなく、5年経った自分のアイより一クラス上の静かで、内装の質感を含め、低コストの軽自動車との違いを実感。
試乗コースがフラットな路面でしたので、乗り心地・直進安定性はアイに比べあまり変わらない様子?で、ハンドリングの違いもよく分かりませんでした。
(試乗コースが路面が悪いワインディングロードだったら印象が変わるかもしれませんが)
アイ同様、横風には弱そうな感じですが、smartにはクロスウインドアシストという機能やESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)、タカタ製じぁない?エアバックもたくさん標準装備されているので安心できそう。
アイより7馬力勝っていて、最大トルクが3Nm負けている71馬力の998cc・NAエンジンは、通勤や買い物で使う分には十分かもしれませんが、車重がアイより100㎏も重いので走って楽しいかと問われれば、かったるいと思いました。
久しぶりに右ハンドルの外車を運転したので、ウィンカーとワイパーを間違えないか心配しましたが無事終了。(笑)
今回の試乗で、買い替えたくなったかと言えば、71馬力の998cc・NAエンジンでは物足りない。
898cc・ターボエンジンモデルでもおそらく気に入らないと思いました。
それは何故かと申しますと、
LSDがない・ESP解除スイッチが見当たらないから。(笑)
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ドリドリが出来ない後輪駆動車なんて、興味ありませ~ん。(笑)
それに、それよりもっと重大な問題があるのです。
それは、
それは、
それは、
ひみつのアッコちゃん♪
じゃ、なくて、
そんな お金 無~い!(涙)