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2013年05月29日 イイね!

BRZ vs 86 比較

BRZ vs 86 比較前回に続き今回の話題も オーナーもしくはオーナー予備軍しか興味ないと思われる(笑)「86との比較」シリーズ? 第3弾、“BRZ vs 86編”です。

外車やホンダ車,スバル車などの趣味性の高い自動車に乗っている方にはアンチトヨタの人が多いのか?『何でBRZじゃなくて86なんかにしたの?』と訊かれることがあります。
我家では大昔、母親がスバル360に乗っていたこともあったし、ワタクシの初のマイカーはセリカLB 2000ST(中古)、次の車はAE86 カローラレビンGTアペックスでしたので、スバルもトヨタも嫌いなメーカーではありません。
では、何故ワタクシがBRZじゃなくて86にしたのかを含めて、BRZと86との違いについてお話したいと思います。

ドラテク修業車を買い換えることは一年以上前から決めていたので、昨年の黄金週間中に気になっていたBRZと86の試乗に行って来ました。
試乗したのはBRZ Sグレード 6MT(エアロパッケージ)、BRZ Rグレード 6AT(17インチパフォーマンスパッケージ) と86 GTグレード 6MTの3車種。どの車もオドメーターが1,200㎞以上走っていたので、おろしたてよりはエンジン・サスの慣らしは進んでいたと推測されます。
今年2月にはエアロ・18インチタイヤ・某欧州製アブソーバー・bremboブレーキ・ローギヤードファイナル・機械式デフ仕様の某社チューン?の86にも試乗した夢?もみました。(笑)夢を見せてくれたポルシェオーナーのKさんありがとう!ウィンク

◇ エクステリア


86
ヘッドランプ
内部構成が異なり、BRZは全グレードがLEDポジショニングランプとターンシグナルランプを内蔵したHIDハイ&ロービームランプに対し、86はターンシグナルランプをバンパーに移設したタイプで上級グレードだけLEDクリアランス付プロジェクター式ディスチャージヘッドランプになっています。
86上級グレードのLEDポジショニングランプはつり目形状に見えるので個人的にはBRZの方が好みです。
フロントパンパー
BRZはコーナー部分が水平基調のラウンドになっているのに対し、86はコーナー部分が車体前部からの気流を側方及び上方へ押しやるように縦方向に面を流すデザインになっていて、空気抵抗とフロントのダウンフォースが良さそうな気がする。(何の根拠もありませんが)86の方がBRZに比べオーバーステアセッティングになっていると言われていますがフロントのダウンフォースの違いも関係しているような気もする。
86は車高を下げるとターンシグナルランプの最低高が保安基準に抵触するため、あまり下げられないから嫌だという意見もありますが、車高を下げると雪道でスタックし易くなるのでワタクシは車高を下げるつもりはないので問題ない。
また、ラジエーターグリルがBRZはルーバー形状になっているのに対し、86はT形メッシュ形状。メッシュの方が飛び石によるラジエーターコアの潰れが防げる点でも86の方が良さそう。
ぱっと見の印象では、BRZの方がロー&ワイドに見えるのでBRZのは嫌いではありませんし、昨今の車はどれも似たような形が多いのに対し86のはオリジナリティーがあって良いとも思います。
サイドガーニッシュ
BRZは欧州車ぽいデザインに対し、86は水平対向エンジンをイメージした86エンブレム。
どちらかと言えばBRZの方が好みですが、お金があればTRDのフロントフェンダーエアロフィンがカッコ良いから換えてみたい気もする。(笑)

◇ インテリア

BRZも86もグレードによってインテリアや装備が違いますが、
86 GT“Limited” ≧ BRZ S+レザー&アルカンターラパッケージ > 86 GT ≧ BRZ S > BRZ R+スポーツインテリアパッケージ > BRZ R ≧ 86 G > BRZ RA ≧ 86 RC
といった順番で装備や内装の質感が違っています。

86 内装色レッド&ファブリックシート(上級タイプB)
BRZと86の違いは、BRZは全グレードにデジタルスピードメーター・REVインジケーター付メーターになっているのに対し86は上級グレードのみになっている事と、86は上級グレードで黒内装と赤内装が選択できますがBRZは全グレード黒内装のみ。
ワタクシのS2000は納車して直ぐ赤の本革仕様ドアライニングに交換しましたが、86の赤内装は個人的な感想ではスポーティと言うより子供ぽくて好きになれないので、上級グレードを選ぶならBRZでも86でもどちらでもかまわない程度の差です。
86はフロアマットが全グレードに標準装備されていますが、BRZは全グレードオプションになっています。
また、BRZになくて86 Gグレード以上に標準装備されているものに、センターコンソールサイレンサー(リアシート中央部分のセンターコンソールカバー)があります。


86についてBRZにつかない?オプションパーツに2013年末に発売を予定しているCAN-Gateway ECUがあります。
CAN-Gateway ECUは、車両に搭載されたECUからのCAN情報(アクセルペダルストローク、ステアリング回転角、ブレーキ操作信号、シフト操作信号、エンジン回転数、車速などの走行データ)を本体内メモリに記録し、これをリアルタイムにBluetoothに出力したり、USBフラッシュメモリに書き出したりすることができる装置。また、CAN-Gateway ECUには高精度GPSレシーバ・プロセッサが内蔵されており、CAN-Gateway ECU対応バージョンにアップデートされたGT5で、CAN-Gateway ECUからUSBフラッシュメモリに出力されたデータを読み込めば、現実世界のサーキットで実際に自分がTOYOTA 86を走らせた状態をGT5のリプレイ画面で確認でき、早送りやカメラアングルの変更といったことも可能になっている。
(※ 昨年9月にポリフォニー・デジタルの山内一典さんに問い合わせたところ、現時点ではスバル側はこのシステムに関心をもっておらず、86のみの対応とのことでした。)


関連情報ホームページURL:
http://www.4gamer.net/games/098/G009884/20120905031/
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120905_557524.html

◇ サスペンション

サスペンション・スプリングレート
フロントリア
86RC21.8N/mm37.4N/mm
G22.7N/mm37.4N/mm
GT22.7N/mm38.7N/mm
AT全車23.7N/mm
BRZSグレード3.0kgf/mm3.8kgf/mm
S2000と比べるとどちらの車もバネレートが低いですね!
その割には低速域での乗り心地は初期型S2000同様に褒められたものではありません。
関連情報ホームページURL:
http://www.jprova.co.jp/blog/05/86brz_post_4.html

アライメント
86BRZ
フロントキャスター(度)5°54′
トーイン(㎜)0±3
キャンバー(度)0°00′±45′
キングピン角(度)15°31′
サイドスリップ(㎜)0±4
スタビライザー径18㎜中実タイプ
リアトーイン(㎜)2±3
キャンバー(度)-1°12′±45′0°00′±45′
サイドスリップ(㎜)0±5
スタビライザー径14㎜中実タイプ

表を見て分かることは86の方がフロントのスプリングが柔らかくて、リアが硬いということです。
ディーラーの近所をタウンスピードで試乗した感じでは、86の方が若干乗り心地が良いがリアの突き上げが大きいような気がする程度でした。ただし、試乗コースも違っていたし、どの車両もタイヤの空気圧を計ったわけでもないので、鈍感なワタクシが同条件で走って本当に違いが分かるかどうかと言うと自信ないです。(笑)


始めからサスペンション変更する予定の人にとっては、BRZと86のサスペンションの違いは関係ない事柄だとは思いますが、ワタクシにとって純正脚の違いは選択するうえで重要事項です。
12年前、鈴鹿西コースで開催された某タイヤメーカー主催の運転講習会に参加した際に、講師として来ていたホンダとメルセデスびいき?の黒●元●と言う運転の神様が仰りました。
『お前ら、運転が上手くなりたいのなら、安全装備と消耗品以外に車にお金を掛けるな!、お金は走る事に使え!、プロドライバーとアマチュアの最大の違いは練習量だ!』
この神様の教えを守って銀色号は純正脚でいましたし、86もオーバーホールが必要になるまでは変えないつもりでいます。残念ながらチューニングに使うお金も、走る事に使うお金もないと言うのが実情ですが。(苦笑)

86の方がBRZに比べればオーバーステア寄りで、BRZの方は安定方向のセッティングにされていると言われてます。
と言う事は、ワタクシのような運転技術の未熟な者にとってはBRZの方がスピンし難くくて安全と言えるかもしれませんが、逆に突っ込み過ぎ症候群の持病があるワタクシが欧州式運転術を身につけるためには86の方が適しているとも言えます。
もともと速くて安全な車を求めるならBRZでなくインプレッサを選んだ方が賢明で、ワタクシがドラテク修業車に求めたのは86の方が適していると思いました。

◇ 価格

なるべく買った後にお金をかけず、走りを重視したグレードで、BMW328iとS2000から乗り換えても不満の少ない装備と質感も求めると言うことであれば、86 GTグレードかBRZ SグレードもしくはBRZ Rグレード+17インチパフォーマンスパッケージ+スポーツインテリアパッケージ以上のグレードになりますが、86 GT“Limited”やBRZ Sグレード+レザー&アルカンターラパッケージ のフルフロアアンダーカバーは欲しいパーツではあるもののリヤスポイラーはデザインが好きになれず中途半端な気がするので、86 GTグレードにするかBRZ Sグレードにするか迷ったのですが、車両本体価格だけを見ればBRZの方が3千円安いですが、オプションまで含めると86の方が安い。

価格比較
車両本体価格寒冷地仕様 ※3フロアマットセンターコンソールサイレンサー ※4
86(GTグレード)2,790,000オプション(6,300)標準装備標準装備
BRZ(Sグレード)2,793,000標準装備オプション(37,275)設定無し(9,135)
BRZ(Rグレード+※1+※2)2,604,000標準装備オプション(37,275)設定無し(9,135)
※1: 17インチパフォーマンスパッケージ(215/45R17タイヤ・フロント16インチ&リヤ15インチ ベンチレーテッドディスク・トルセンLSD+ローギヤードファイナルギヤ・専用ブレーキパッド)
※2: スポーツインテリアパッケージ(本皮巻ステアリングホイール・本皮巻シフトノブ・本皮巻ハンドブレーキレバー・アルミパッド付スポーツペダル・シルバー加飾)
※3: 大容量バッテリー(55D23)+ヒーテッドドアミラー(Rグレード除く)
※4: リアシート中央部分のセンターコンソールカバー


車を買う上で重要なのは高い安いばかりではありません。買った後の事の方が重要かもしれません。
ワタクシは保障が利くうちはディーラー整備が基本の予定なので、考えました。
BRZ/86は富士重工製なので、スバルディーラーの方が構造的に扱い慣れているのでスバルの方が良いのでは?とも思いましたが、BRZ/86は富士重工製とは言え、トヨタとの共同開発でデンソー・アイシン・トヨタ紡織などのトヨタ系サプライヤーの部品が多く使われており、86を多く販売しているAREA 86店であればそれほどデメリットにはならないのではないか?とも思いました。
買った後の窓口になる担当営業マンも然り。
試乗しに行った時の対応したトヨタディーラーの営業マンはメカニック上がりの営業マンでまだ営業慣れしてない?ような感じでしたが、その後営業訪問に来たり、ダイレクトメールを送ってきたりしましたが、スバルディーラーは売る気がないのか?そう言ったことが全くなかったのです。
これでは値引きも期待できないし、買った後の対応も不安です。
トヨタ車が売れる原因には、車の良し悪しや値引きと言うより、こうしたディーラー教育の影響が大きいかもしれません。
ワタクシが住んでいる市内にスバルショップはあってもスバルディーラーはお隣の市に行かないとないのに対し、AREA 86店であるトヨタディーラーは数キロの距離にあるので利便性という面でも86の方が良い。




BRZ/86はトヨタなしでは成立しなかった車でもあるし、86が成功して業界トップのトヨタがモータースポーツ界を引っぱって行かない限り日本のスポーツカーに未来はないとも思い、最終的にワタクシは86を選びました。
Posted at 2013/05/29 11:28:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | My Car | クルマ
2013年05月18日 イイね!

86との比較 操作性編

3代目の『すーぱードライビングテクニック養成マシーン』である86が納車1ヶ月経ちました。
今回の話題は おそらくオーナーもしくはオーナー予備軍しか興味ない(笑)「86との比較」シリーズ? 第2弾、“操作性編”です。
まだ慣らし運転中でエンジン全開したこともなければ峠を攻めるということもしたことないので、まだ86のことがよく解かってないのですが、日常的な使い勝手を中心に個人的な意見を述べたいと思います。


86の操作性全般的に言えるのは軽いということです。
ドイツ車に乗りなれている人からみれば、パワーステアリング・クラッチ・アクセル・シフト・ウインカーレバーのスイッチなど軽すぎて安っぽく感じる方も多いでしょうが、個人的な好みでいえば、節度とインフォメーションがしっかりしていれば軽い方が長時間運転しても楽なので歓迎できる事であります。(もう少し重めの方が好みではありますが)


86 GTグレードとBRZ Sグレードに標準装備されているキーレスアクセス(スマートキーを携帯していれば、キーを取り出すことなくドアハンドルに触れるだけでドアの施錠・解錠が可能)はとても便利ですね。
さらにプッシュスタート(クラッチペダルを踏みながらエンジンスタートスイッチを押すだけでエンジンを始動)ボタンがシフトレバーの近くに配置されているのも合理的です。

86の2倍くらいの新車価格で世間的には高級車と言われていた?'96年式BMW328iクーペにはキーレスエントリーさえ装備されてませんでした。まあ、前世紀の車なので仕方ないですが。(笑)
3年後に生まれたS2000にはリモコン式のキーレスエントリーとエンジンスタートボタンが装備されていましたが、エンジンスタートボタンがあってカッコ良いと思うのは最初だけで、S2000の場合はエンジン始動させるまでには、まずリモコンキーを取り出してロック解除して乗り込み、キーを挿して、キーを回しイグニッションスイッチON、それからクラッチを踏んでスターターボタンを押すといった、普通より多い操作工程が必要なのでとても不便です。
その点、一々キーを取り出すことなくロック解除でき、1プッシュでエンジン始動・停止できる86は、二十世紀の車しか知らなかった貧乏人のワタクシにはこれだけで高級に感じてしまいます。(笑)
欲を言えば最近のBMWのようにリモコンキーで窓ガラスの開閉ができると、炎天下での駐車中に外から換気してから乗り込めるし、狭い駐車スペースでの乗り降りがドアの大きな2ドア車でも楽にできるのでこの機能がないのは残念でした。
あと、給油口のふたを開けるのに一々フエールリッドオープナーのレバーを引かないといけないのは不便。ドイツ車や一部の国産車のようにドアロックと連動式にした方が合理的だと思うのですが。

次にドライビングポジション。
86はS2000と違い、チルト&テレスコピック機構ステアリングや運転席シートリフターも装備されているのでドライビングポジションの調整幅が大きいのは好感がもてます。
しかしながら、手足の短いワタクシにはシフト位置が一寸遠い気がします。通常の運転なら全く問題ないのですが横Gが掛かった左コーナーでシフトミスしないか心配です。
シフト位置に合わせ、シートバックを起こし気味にするとヘッドレストも前傾し、ヘルメットを被った場合干渉します。(あくまでも個人的な問題で殆んどの人には問題にならない事だとは思いますが)
その点S2000は調整機能が少ないにも関わらず、特異体型?のワタクシにピッタリ。
頭上空間もS2000の方が広く、前方・後方視界も純正ハードトップつきS2000の方が良好です。ただし、面積が大きなフレームレスインナーミラーとサイドミラーのおかげで、ミラーごしの後方視界は86の方が良いです。
低いと言われている着座位置は、一番低くしてもS2000と差がないような感じですが、乗り降りは86の方が楽です。

シフトフィールはS2000の方が若干ショートストロークでカッチリしていてスポーティー。
(スバルSTIのオプションでショートストロークのギヤシフトレバーアッセンブリーが発売されているので、試乗して良ければ換えてみたい)
バックギアのポジションは、S2000がシフトノブをプッシュしながら6速の右に入れるのに対し、86は引いて1速の左にと正反対で、最近どちらの車に乗ってもよく間違えます。(笑)
BMWとかの6速MTも86と同じパターンですからS2000が特殊と言えるのかもしれません。

ステアリングホイールは、365㎜径の真円形状で、センターがオフセットされて取付けされています。(S2000は360㎜径、ホイールオフセットゼロ)
大きさ・グリップ断面形状とも、個人的には握りやすく良好、オフセットされていたのは残念。
初期型S2000と同じくコスト軽減のため?一枚皮でないのも残念。
同じ電動パワーステアリングでも、自動車評論家からステリングフィールが悪いと言われてた初期型S2000より、86の方が良さそうな感じです。

始めに86の操作性は全般に軽いと申しましたが、その中で特に軽いと感じるのがクラッチです。こんなに軽くて壊れないか?と不安になる程です。(笑)
軽い方が渋滞時にも楽なので良いのですが、クラッチの繋がり方に癖(上の方で繋がる)があり、また低速トルクのないS2000に長年乗っていたせいなのか?、電子スロットルの設定のせいなのか?スタート時にアクセルに踏むと、思った以上に回転がハネ上がってスムースな発進がやりづらいと、いまだに慣れず運転が下手になったようで恥ずかしいです。
(クラッチの繋がり方に関しては、クラッチのプッシュロッドとペダルの位置を調整すると印象が変わるらしいので試してみたいと思います)

BMW328iクーペにも装備されていた左右独立温度調整機能付きフルオートエアコンですが、ピアノタッチスイッチ+ダイヤル式ヒーターコントロールパネルのおかげで86の方が使いやすいです。

また、BMW328iクーペにも装備されていたインデックスシステム(ドアを閉める際に室内の圧力を逃がすために、ドアを開けた瞬間にウインドゥがわずかに下げドアの閉まり性向上させる機能)も標準装備され、上級グレードにはオートライトも装備されていて使い勝手に関しては、前世紀製の'96年式BMW328iクーペからの乗り換えでも安っぽいと感じるどころか高級車にのっているような錯覚をおぼえます。(笑)

BRZや86 GTグレードに(輸出専用S2000 CRモデルにも)装備されているREVインジケーターも、使い方によっては便利です。
銀色S2000はーどとっぷ号と違い86は高速道路巡航時、風切り音とロードノイズが気になるくらいとても静かなのでスピード感がなく、中央高速道路などでは知らない間に速度超過しがちですが、例えば2,600回転にセットしておくと、6速100㎞/hになるとランプ点灯もしくは警告音が鳴るのでスピード出し過ぎで覆面パトカーに捕まらないですみます。(笑)


86と言う名のわりには値段が高すぎるとか、値段のわりに安っぽいとか酷評されていますが、初めて二十一世紀製のマイカーを所有したワタクシにとって86 GTグレードは概ね満足できる装備とよく考えられた操作性であると個人的には思っています。

Posted at 2013/05/20 16:26:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | My Car | クルマ
2013年05月06日 イイね!

ラストラン?

ラストラン?前期型AP1 VGSモデルとAP2 TYPE Sという2台のS2000を所有して奥様から白い目で見られている(笑)某獣医さんからお誘いがあったので、鈴鹿サーキットで開催されたホンダのイベント「 Honda Driving Meeting アドバンスドコース 」に参加してきました。

ホンダが主催するイベントには2000年に初開催された「 S2000 Driving Forum 」に参加して以来、このイベントには毎年欠かさず参加していましたが、「 Honda Driving Meeting 」への参加は7年?ぶりでした。
ワタクシのS2000は来月で14歳という高齢車になり維持費もかさむようになり、次のドラテク修業車としてTOYOTA 86を買ったので、これがラストランにするつもりで参加しました。

今回の参加者は、募集台数30台に対し14台と少な目で主催者側には気の毒ですが参加者側としてはラッキー、某獣医さんの他にもドライビングフォーラムでよく見かける方も3名くらい参加されていました。


特別講師の御両名
特別講師はいつもの岡田秀樹プロと佐藤久実選手。

本日のカリキュラム基本トレーニングはブレーキングとコーナリング。
ドライビングフォーラムでは二日間の日程なのでブレーキング・スラローム,Jターン,スキッドパッドと練習メニューが多いですが、今回のドライビングミーティングではブレーキングとJターンだけでした。
今回ワタクシのS2000は右リアパッドの残量が3㎜くらいしか残ってなかったので、ブレーキング練習は適当に済ませました。(笑)


基本トレーニングの後は、いよいよ南コース走行です。
サーキットを走るのは、昨年11月4日、白~い おぢ さま率いる『チームへっぽこ』の皆さんと御一緒して以来の半年ぶりでした。
ドライビングフォーラムの場合は先導車付き走行になりますが、アドバンスコースなのでフリー走行。予定表ではストップ&ゴー走行になっていましたが、参加数が少なかったためか?自己申告による2classに分けての周回走行でした。
今回の参加車の中には速そうな羽付きのFD2や車高の低いS2000もいたので、ビビッたワタクシは遅いほうのクラスを選んで一番先頭でピットアウトする作戦にしました。(笑)
作戦は成功で周りを気にすることなく最初から気持ち良く走れました。
タイヤに熱も入りそろそろ本気モードで走ろうかと思った時、後から凄い勢いで迫ってくるガンメタのAP2の姿がバックミラーに映りました。
如何してこんな速い奴がこちらのクラスで走っているんだ?と思い最終コーナーでとっちらかりながら道を譲ると岡田プロが運転するAP2でした。
そういえば走行前に、GPSデータで岡田プロと比べて遅いS字区間の走り方について相談したところ、『後で俺が先に走るから着いて来い。』と言われていたのをスッカリ忘れてました。(笑)
岡田プロの助言のおかげで何となく分かったような気がしましたが、この追走で問題点はここばかりでなく、まだ全体的に向きの変え方が甘いことがわかりました。
岡田プロからも突っ込み過ぎ、ピット側から見ていた佐藤選手からも岡田さんに比べてブレーキランプが消えるのが早いと言われました。(悲)
目の前の車を追っていると、つい悪い癖が出てブレーキで差を詰めようとしてしまいます。
でもこんな走り方は重量配分の悪い86では通用しないので直さなければいけません。
◇ 車載映像 追走 AP2 VS AP1編


オフィシャルが手時計で計測したリザルトによればベストタイムは14台中4番目のタイムで1″01.193でしたが、後日 GPSデータロガー解析 ソフトLAP+ で確認したところ、 ベストタイムは1″03.215でした。
気温が高かったのと、スペアタイヤと車載工具を積んだままとはいえ、もう少しマシなタイムが出ていると思ったのにガッカリです。ただ、課題だった第5セクター(S字区間)は改善されたので走ったかいがありました。
それにしても、半年前の1秒落ちで、さらに5年以上前にRE-01Rで出したタイムの1.4秒落ちとは。(涙)
運転はそのころよりは上達しているはずなのですが…。

青線がベストラップ、緑線がセクターベスト、
赤線が昨年11月4日のデータ。ただし、この時はスペアタイヤと車載工具を搭載してないので15㎏程軽くなっています。

◎ 走行1回目のGPSロガーLAP+web分析レポート
SCT1SCT2SCT3SCT4SCT5SCT6SCT7SCT8SCT9LAP TIME
BEST LAP2.5234.7678.6757.3738.7466.6349.1326.3619.0041″03.215
SCT BEST2.4894.6308.5977.1658.5676.4768.9276.3249.0041″02.189
最高速107.4㎞/h110.3㎞/h
◎ 昨年11月4日走行2回目のGPSロガーLAP+web分析レポート
SCT1SCT2SCT3SCT4SCT5SCT6SCT7SCT8SCT9LAP TIME
BEST LAP2.3964.6348.6217.2328.7356.5728.7666.3778.8881″02.222
SCT BEST2.3964.6288.4557.0268.5646.5728.6716.3398.8771″01.529
最高速112.7㎞/h (114.4㎞/h)



西コース走行
南コース走行の後は西コース走行。

アドバンスドコースということでビビッてましたが、予想に反して最高速154㎞/hとパレードラン状態で安心しました。(笑)
同乗走行は久実さん運転のFD2にしました。

走行終了後の閉会式で岡田プロが
『この中に86を買って、S2000を売ろうなんて考えている奴がいるようだが、後悔するから絶対に売るなよ!』
と言っていました。(苦笑)
誰だ?チクった奴は。(笑)
久実さんからも
『(86でレースをしている)私が言うんだから、間違いないから売らないように!』
と言われてしまいました。
ワタクシもできれば売りたくないのですが、売らないとカーナビ・ETC用の購入資金が…。
どうしよう?


ドライビングミーティング終了後は某獣医さんとサーキット内の温泉に入って帰りました。


帰り道、遅い夕食をしようと長島のサービスエリヤによりました。
その時携帯を見たら、温泉に入っている時にドライビングフォーラム常連組みで同じ年式の初期型S2000に乗っているY氏からの着信履歴がありましたので電話すると、
『S2000売っちぁ駄目ですよ!』
と偶然にも特別講師と同じ事を言われてしまいました。
何と!Y氏も3月にBRZを買われたらしく、BRZは良い車だけれどもエンジンがつまんないからS2000はサーキット用に残してあるとの事で、
『S2000売ると後悔しまっせ!』
と、これまた岡田プロと同じ事を言われてしまいました。(笑)
Y氏はS2000に新車が買えるくらい?お金を注ぎ込んでいるので、そんな車と86/BRZを一緒にされても困るんですけど、それは承知の上でドラテク修業用の車として買ったのだから悩むところでもあります。


うーん、どうしよう?
とりあえず、来年の6月まで車検が残っているし…。
未だにカーナビもETCにも縁がなかった貧乏人としては…。

Posted at 2013/05/13 16:31:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | Driver Training | クルマ

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