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2016年11月28日 イイね!

タイヤを縦に使う?

タイヤを縦に使う?S2000を通じて知り合った某獣医師さんからのお誘いで、鈴鹿サーキット南コースのSMSCエンジョイクラブ ・ジムカーナクラスに参加して来ました。
サーキット走行するのは何と2年8か月ぶり、鈴鹿南コースを走るのは「HONDA Driving Meeting 」で走ったのが最後で、3年半ぶりになり、86で走るのは初めてでした。

S2000から86に乗り換えた理由の一つに、タイヤが4本積めないのと、ロールバー未装着のS2000では鈴鹿サーキット,スパ西浦,オートランド作手などのサーキットを貸し切りイベントでないと走らせてもらえないからということだったのに、86を買って3年半以上経ちましたが、やっと2回目のサーキット走行で、家から約35分で行ける距離にあるスパ西浦でさえ未だに走っておらず。(苦笑)
250馬力のS2000で走っても激遅で周りに迷惑をかけていたのに、更に遅い86では顰蹙を買うのは明白で、足が遠のいていたのでした。(笑)

今回はジムカーナクラス走行と言うことで、グリップクラスの周回走行と違い、1台ずつ出走のストップ&ゴー走行。
これなら他車に迷惑をかけることもなく、油温に厳しい86にも負担が少ないと思い、参加させてもらうことにしたのでした。
ジムカーナクラスと言っても、走るコースはグリップクラスと同じで、計測ライン手前からコース進入し、一周回ったら、1コーナー手前からコースアウトするということでした。

86でサーキットでびゅ~してからの走りに影響すると思われる車両の変更点は、年次改良で採用されたフランジボルト6本と、スバルSTI純正のステアリングギヤボックス取り付けボルトとピローボールブッシュに換装されたトレーリングリンクに変わったのみで、タイヤも前回と同じネットオークションで手に入れたホイールに付いていた2008年製造のYOKOHAMA DNA S.drive 215/45R17のままです。まだ少しだけ溝が残っていたので、勿体無いのでそのまま乗り続けていましたが、流石に換えないとまずい頃合いになってきたため、今回の走行でトドメを刺して、心置きなく純正タイヤに戻そうというわけです。(笑)

今回、ワタクシが走行したのは13時からの16時の時間帯で、計35ラップしました。

走行1周目は緊張してVSC OFFスイッチを切り忘れ、電子制御入りまくり、慌てて走行中に長押しして解除する始末。最近の車は面倒くさいです。(^_^;)
記念すべき初走行タイムは、後で確認したところ、1分16秒814の超・ウルトラすーぱー激遅タイム。(苦笑)
2周目は一気に4秒以上短縮しましたが、それでも信じられないくらい遅いタイムで、2008年製溝無しタイヤが全くグリップせず、ドライ路面なのに、ここは雪道か氷上か?と言うくらい滑りまくりでアクセルが踏めません。

その後数本走り、タイヤに熱が入ってきましたが、グリップしないのには変わりなく、如何 対処していいのか分からず悪戦苦闘。
クリップから立ち上がり区間でブレーキからアクセルペダルにそーっと乗せ換えただけで、アンダーになるし、かと思えば、オープンデフのようにトラクションが抜けて前に進まなかったり、凄いオーバーステアで、気を抜いていると何処に向かって行くのか分からないほどのじゃじゃ馬ぶり。(滝汗)

冷静になって観察していると、ハンドルを切っていない状態では減速・加速とも確りグリップしているが、ヨーが残っている状態でアクセルを入れると、上記の症状が出ている様子で、縦グリップはあるが横グリップが全然無い感じで、縦横同時にグリップを使おうとすると、アンダー・オーバーが激しい感じ。前回 幸田サーキットで走ったときはこれ程ではなかったので不思議です。
そこで、ハンドルを戻すタイミングで少しずつスロットルを開けていくと言うよりは、今までよりスロットルを開けるタイミングをワンテンポ遅らせ、横グリップを殆んど使わない状態になってからアクセルオンするような感じにしたら症状がやわらいできた。(これがタイヤを縦に使うということなのか?)

とは言え、S2000で走っていた感覚で操作しがちで、1コーナーでブレーキが余ったり、ファルケン?コーナー(25R)で突っ込み過ぎたり、S字でチグハグな走りになったりで、車に合わせた運転が出来ず終い。
計35ラップしてのベストタイムは34本目に記録した1'09.169というタイムしか出せませんでした。(涙)
17インチのタイヤ(純正サイズ)を履いたS2000のNさんは63秒台を記録していたようなので、ワタクシの激遅ぶりがお分かりでしょう。(苦笑)

タイヤを換えて、もっと86とコースに慣れれば、もう少しマシなタイムが出ると思いますが...。
と言うか、そう思いたい。(笑)

◇ 車載映像 編




当日、何人かのS2000仲間に「86って如何なの?」って聞かれたので、参考までに比べてみました。
2012年11月4日エンジョイクラブ・グリップクラスにてS2000で走った時のGPSロガーデータとの比較で、どちらも自己ベスト記録ではありませんが、86の方は23本目に走って最高速を記録した3番目のタイムです。
グリップクラス走行は連続周回走行なので、ジムカーナクラス走行とは計測開始時の車速が違い、1コーナーまでは比較になりませんが、それ以降は同じ条件になります。
◇ 86 vs S2000 GPSロガー解析

※青線が86、赤線がS2000。S2000のタイヤは16インチ純正サイズのBS POTENZA RE-11で、純正脚、純正ハードトップ装着。

右上の車速グラフを見ると、S2000の最高速が112.7㎞/hに対し、86は109.0㎞/hで、その差3.7㎞/h。
タイヤの違いと運転手の習熟度によって、コーナー脱出速度も違うのを考えると、意外に健闘しているかと。加速時の車速の上がり方もAP1とあまり変わりませんね。
S2000(AP1)はハイカム領域の6,000回転以上では86と比べ物にならないくらい速いですが、低中速トルクが細いので、こうしたミニサーキットでは差がつきにくいのかもしれません。
遅い原因は加減速の違いというより、車速を落とさないと曲がれないため、コーナリングの待ち時間が長くなって、タイムロスしているようです。

高回転まで回した時の速さと楽しさはS2000の方が断然上だと思うのですが、86はS2000より燃費も良く、使い勝手も良いので、オープンカーであることと、絶対的な速さを求めなければ、86/BRZも悪くないと思っています。

86のギヤ比に目を向けてみると、17インチ純正タイヤサイズ(外径625㎜),前期型の最終減速比4.100の場合、レブリミット(7,400rpm)まで回した時のスピードは、1速59㎞/h,2速97㎞/h、後期型の最終減速比4.300の場合、1速56㎞/h,2速93㎞/hになる計算なので、後期型ではヘアピンと最終コーナーの間にあるシケイン(しゃぶしゃぶコーナー)直前で2速レブリミットに当たるので、ギヤ比が合わずシフト回数が増えますね。
このことはS2000のギヤ比にも言えて、AP1では2つのストレート区間で3速を使うだけですが、AP2では後期型86と同じで、しゃぶしゃぶコーナー直前で2速レブリミットに当たります。

南コースに限って言えば、86もS2000もローギヤード化は加速力に対してメリットはあっても、シフトチェンジによるタイムロスがあるので、必ずしもタイムアップに繋がるわけではないようです。


今回 4年ぶりにS2000仲間に会えて楽しかった(H先生やF氏とY氏の姿がなかったのは残念でしたが)し、運転に関しても得るものがあったので、また機会があれば、車をもう少しマトモな状態にして参加したいと思いました。
某獣医師さん、また誘って下さい。


Posted at 2016/12/04 16:40:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | Circuit | クルマ

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