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2020年11月21日 イイね!

新型BRZ

新型BRZ11月17日、ホンダの米国部門が新型『シビック』(Honda Civic)のプロトタイプを発表しました。その翌日11月18日、スバルは初のフルモデルチェンジとなる、新型『BRZ(米国仕様車)』を世界初公開しました。

新型BRZは、初代モデルから排気量を拡大した、新型2.4リットル水平対向4気筒エンジンを搭載。最高出力228hp、最大トルク249Nmを発揮する。徹底した吸排気性能の強化とフリクション低減によりトルクを15%向上。滑らかに高回転まで吹け上がるスポーツカーらしいフィーリングとともに力強い加速をもたらす。

車体構造は、スバルグローバルプラットフォームの開発から得たノウハウを取り入れ、さらにインナーフレーム構造や構造用接着剤などを採用するなど再構築を図った。初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上。ステアリング操作への応答性を高め、より軽快な動きを実現するとともに、旋回時のトラクション性能を向上させた。

ルーフやフード、フロントフェンダーには軽量なアルミ素材を採用。エンジン出力や安全性の向上に伴う重量増を抑制すると同時に、前後左右重量の適正化やさらなる低重心化を実現し、運動性能を高めている。

18インチアルミホイール装着車には、215/40R18 ミシュランパイロットスポーツ4を装備。優れたコントロール性能と応答性能で、走りの愉しさをさらに引き上げる。
とのこと。


スペックを前期型86と比較してみると、
前期型86(GTグレード)新型BRZ(Premiumグレード)
エンジン形 式FA20FA24?
種 類水平対向4気筒 DOHC
排気量1,998cc2,387cc
内径×行程86.0 × 86.0㎜94.0 × 86.0㎜
圧縮比 :112.513.5
燃料噴射方式(D-4S®)筒内直接+ポート噴射
最高出力200ps/7,000rpm228HP/7,000rpm
最大トルク20.9kg・m[ 205N・m ]/6,400~6,600rpm184 lb.-ft.[ 249N・m ]/3,700rpm
燃料タンク容量50㍑
トランスミッション6速MT
デフ減速比4.100
寸 法全 長4,240㎜167.9 インチ (最後の世代から プラス 1.2インチ)
全 幅1,775㎜69.9 インチ
全 高1,300㎜ (ルーフ高 1,285㎜)51.6 インチ(最終世代から マイナス .04インチ)
ホイールベース2,570㎜101.4 インチ(プラス .02インチ)
フロントトレッド1,520㎜
リアトレッド1,540㎜
最低地上高130㎜
最小回転半径5.4m
重 量車両重量1,230㎏2,815ポンド(Limitedグレード: 2,835)
前軸重
(重量配分)
690㎏
(56%)

後軸重
(重量配分)
540㎏
(44%)

タイヤ/
ホイール
タイヤ215/45R17 87W←( Limitedグレード:215/40 R18 85Y)
ホイール17× 7J
ブレーキ前 ベンチレーテッドディスク
後 ベンチレーテッドディスク

サスペンション方式前 ストラット式
後 ダブルウィッシュボーン式

ステアリングギヤ比13.0:1
バッテリー34B19R
※ 55D23R(寒冷地仕様)
車両本体価格(税抜き)2,657,143円
発売日2012年4月6日2021年
備 考


● エンジン
日本仕様かどうなるか?まだ判りませんが、現行型と新型で大きく異なるのが、エンジンの排気量です。
スバルには、ボア×ストローク:94.0×90.0㎜で2.5ℓ水平対向4気筒自然吸気のFB25型エンジンがありますが、これではなく、北米ではレガシィや大型SUV・アセントに搭載されている94.0×86.0㎜で2.4ℓの直噴ターボ過給のFA24型エンジンを自然吸気にし、燃料噴射方式をトヨタの新世代D-4S®の技術を取り入れたものの様です。
このボア×ストロークは7年前にワタクシのブログで提案した数値と同じです。😄
ストロークが現行型と変わっていないので、最高出力を発生する回転数は現行型と同じ7,000回転の高回転型エンジンですが、最大トルクは3,700回転で発生しているので、街乗りでも乗りやすいエンジンだと思われます。
また、圧縮比が13.5と非常に高いのが特徴で、アトキンソンサイクルになっているのかな?。燃費も良さそう?。
新型の最高出力は228hp。北米仕様なのでhp表記となってますが、これをps表記に換算すると231ps。現行後期型が207psなので、24psのアップ。最大トルクは約250N・mで、現行後期型の212N・m(21.6kgm)から約38N・mアップになります。スポーツカーを名乗るなら、100馬力/ℓを超えて欲しかったです。

ターボ化を望む声も多かったとは思いますが、個人的な意見では、ターボ化は、ただでさえフロントヘビーな重量配分が更に重くなり、ハンドリングやトラクション性能を損なうので、これで良かったと思っています。しかしながら、自動車税が上がってしまうのは、貧乏人には辛いですね。😓

エンジン

エンジンルームを見て判るのが、インテークマニホールドが現行後期型のアルミ製からポートが太めの樹脂製に戻っていることです。後期型ではポート断面を拡大するスペースを稼ぐためにアルミ製にしたということでしたが。樹脂製の方がコスト・軽量化・熱伝導率・内部吸気抵抗に優れていると言われているので、正しい判断だと思います。
エアクリーナ ホースを見ると、サウンドクリエーター®は廃止されているようですね。個人的にはあんな疑似的な音をだす装置は要らないので歓迎です。
それから、オイルフィルターの下部を見てみると、待望?のヒートエクスチェンジャー(水冷オイルクーラー)が装着されているのが確認できます。これは現行型にも流用できるのかな?、気になります。

● エクステリア

BRZ

BRZ

エクステリアデザインですが、全体的なシルエットは大きく変わっておらず、GRスープラやGRヤリスなどの最近のトヨタ車のように、マッチョになった感じです。個人的にはもう少しスリムな筋肉質の方が好みで、写真で観る限りでは可もなく、不可もなくって感じでしょうか?。実車を早く見てみたいです。
LEXUS RCやPorshe Caymanにも少し似ているような気もします。
初代86/BRZで好きになれないテールランプのデザインは、新型の方が全然良いです。

ほとんどのクルマはモデルチェンジのたびにボディサイズが肥大化する傾向がありますが、ほとんど変わっていないのは朗報です。(個人的には小さい車の方が人馬一体感があるので、ルノーの新型ルーテシアのようにサイズダウンしてくれると、もっと良かったのですが。) スバルが公開した資料ではインチ単位になっているので、ミリ単位に変換すると、全長:4,265㎜×全幅:1,775㎜×全高:1,311㎜、ホイールベース:2,576㎜となっています。全長がプラス25㎜,全幅は同等,全高は後期型よりマイナス11㎜,ホイールベースはプラス6㎜。
車重はキログラム換算すると、215/45R17サイズのタイヤを履くPremiumグレード6速MT車が1,277㎏、 215/40R18サイズのタイヤを履くLimitedグレード6速MT車が 1,286㎏となるようです。 エンジン本体の重量は、排気量が変わってもボアピッチが変わったわけでないので、それ程重くなってないはず?だと思うので、高トルク化に対応するために駆動系とか車体が重くなっているのかもしれません。

エアアウトレット

リアバンパーの空力処理

フロントフェンダーには(ただの飾りなのか?、どうかは判りませんが)エアアウトレット、リアフェンダー・リアバンパーにはBRZ現行後期型Gモデル以降に採用されたリアアーチフィンの空力処理がされていますね。
18インチホイールのデザインはGR Yaris RZ“High performance”が履くBBS製鍛造ホイール(18×8.0J)と同じデザインですね。そうなると、P.C.D.は114.3㎜か?。ただ、写真をよく見ると、JWLマークはあってもBBSの刻印がないので同じ物ではなさそうです。現行車から乗り換える人にとってはP.C.D.とオフセット値は気になるところではないでしょうか?


● インテリア

BRZ インテリア

8インチ SUBARU STARLINKマルチメディアインフォテインメントシステム

インテリアデザインは大きく変わりましたね。
こちらも写真で観る限り、可もなく、不可もなくって感じでしょうか?。
実車を見ないとハッキリしませんが、質感の安っぽさは相変わらずで、他のスバル車やマツダの車に負けているような気がします。
特に、カーナビのモニター周りの質感は許せません。
スタートボタンの位置は新型の方が使いやすい気がします。


デジタルメーター

デジタルメーター

7インチTFT液晶パネルとセグメント液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用。現行後期型と同じく、油温やGメーターも表示することができるようです。





最近のトヨタ車やスバル車の走りは専門家からの評価も高くなっているので、期待できそうですね。
買い換えることができる人が羨ましいです。


関連情報ホームページURL:
https://www.subaru.com/2022-brz
https://media.subaru.com/pressrelease/1657/1/all-new-2022-subaru-brz-makes-global-debut
https://response.jp/article/2020/11/18/340463.html
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1290098.html
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1289748.html
https://motor-fan.jp/article/10017264
https://motor-fan.jp/article/10017268
Posted at 2020/11/21 16:13:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | Interested Car | クルマ

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