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スーちゃんRのブログ一覧

2020年06月13日 イイね!

今年初フライトは350に乗ろう!

今年初フライトは350に乗ろう!最近は本当に飛ぶ事も少なくなったな~。
でも先月末に今年初フライトの機会がやって来た。














行き先は沖縄である。






普段なら手放しで喜ぶところであるが、
今この状況を考えると、長距離の移動が伴うだけにちょっぴり不安が漂う。
まっ、行くしかないな。





久々の羽田、調べてみたらこの時以来だった・・・。

あの時は夏休み最終盤と言う事もあって混み合っていたが
今は↓こんな感じ。
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ひ、人が居ない。(汗)


早朝や夜遅い時間帯ではなく、日曜日午後2時頃の様子だけに尚更驚きを感じてしまう。


さて出発時刻も迫って来たし搭乗しましょう。
今回沖縄に連れて行ってくれる機材は↓これ。
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JAL919便、機材はエアバスA350(レジ:JA05XJ)。
最近6号機がフェリーされて来たけど、飛んでる中ではこの5号機が最新機といったところかな。
以前なら就航した途端に乗っただろうけど最近は・・・。
でも今回は狙って予約した確信犯である。(笑)


350はパーソナルモニタ付きで、
↓こんな画像や(垂直尾翼上部)。
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↓あんな画像(機体下部)。
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更には↓そんな画像も。
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エアバス、スゲ~っす。(笑)


ただ機内アナウンス中には、画面表示が「アナウンス中」になっちゃうのが残念である。





羽田タキシング中の画像達。
青の集団。
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なんか考えられない場所に駐機してんな。


鶴の群れ。
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続鶴の群れ。
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いや~、本当に大群だな。


初のB滑走路(RWY22)離陸なり。
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と言う事は着陸は都心上空通過中だな。
帰りの便もそうなる事を願いたいぞ。


羽田のモハベ砂漠。(汗)
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早く全機が飛べる世の中に。


離陸時のエンジン音は777をより臨場感高く格好良くした感じ。(笑)
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結構良い音だ。


350小ネタ。
定型文的な機内アナウンスは「機械」の音声だったのにはちょっと驚いた。
まあCAさん達の労力低減には一役買うかも知れないな。

ギャレーに居たCAさんに率直に「350どうっスか?」と聞いてみた。
すると「んんんん~」とイマイチなリアクション。
見た感じギャレーはとても広く、綺麗で整然としている印象だったけど、
細かなところでボーイングと比較すると使い難い面もあると言っていた。
万人受けする為、エアバス社には奮闘努力願いたい。


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天気が悪い中、那覇空港は第2滑走路36Lに着陸。
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この後、レンタカー借りて宿泊先のホテルへ移動する。
仕事は勿論、全力投球で頑張る。


約10日間の滞在中、唯一の休日だったこの日は・・・。
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やはり外せなかった嘉手納詣で。(今回は仕事コンデジなので非常にトリ)
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ここで展望デッキで撮影してたある1人の男性に注目してみる。
今からヘリに搭乗でもしそうな本格的なヘッドセットを耳に当て、
白レンズを抱き抱え撮影に勤しんでいる様子だ。

①F15が滑走開始
 ↓
②早速連射音が炸裂する(ここは納得)
 ↓
③F15離陸
 ↓
④ん!?れ、連射音が止まらない!
 ↓
⑤ま~だ止まらない!!
 一体どうした、カメラの故障か?
 
結局30秒くらい経過したんだろうか?
このシーケンスは離陸1機毎に炸裂する。
そこまでしないと良い画が撮れないのか!?
こりゃデータ整理も大変でござるな。
連射音が響き渡る度に我苦笑する・・・。(笑)

結局3時間程滞在し、強い日差しで焦げそうになって来たので撤収。


仕事最終日、作業を終えてちと寄り道。
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海中道路。
雲の容子からも見ても分かる通り、この後は豪雨に襲われる。



さてさて作業も無事に終え引き上げの日。
僕の乗る機体が那覇空港にやって来た。
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JAL904便、機材は勿論エアバスA350(レジ:JA01XJ)。
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おお~、今度は初号機だぁ。


復路の便は窓側が確保出来なかったので、今度はひたすらモニタで動画を鑑賞する。
そんな訳で、まずは「Push back approved.」
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出発前の忙しい時間の為、CAさんのアナウンスがちょいちょい入って来るので、
画像が消えてしまうのが残念なところである。

と言う訳でいきなりタキシング。
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そして離陸。
「Gear up!」
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あっ、前日行った海中道路が見える。
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この日は天気も良かったし、地上での景色も良かっただろうな。

間もなく羽田到着。
関東地方は悪天候、翼上にはベイパ~らしきものも発生中。
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因みに復路の便はRWY22に着陸。
都心通過ルートではなかった様だ。

そして12番スポットに到着の図。
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いやはや350の旅、なかなか楽しかった。
また是非次の機会にも、今度はファーストで。





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機内でのこぼれ話1

降機の際、チーパーさんの機内アナウンスが耳に留まる。

内容は↓こんな感じ・・・。
「日本航空919便で沖縄にお乗り継ぎのお客様、
              おられましたらお近くの地上係員にお知らせ下さい。」





なんじゃとぉ~!!





ボーディングブリッジ、搭乗口でも係員が同じ事言っちょる。
904便で沖縄からやって来て、919便で沖縄にお乗り継ぎとは・・・。
一般の人にすれば、強烈な違和感だろう。

でも僕には良く分かる。
これはマイル修行僧に向けてのアナウンスである。
乗って来た飛行機に乗って帰る。
マイル修行では至極当たり前の行為のひとつだ。
一応3年連続でダイヤ保持者だった僕。
う~む、あの頃が懐かしいな。
等と考えながら思わず苦笑い。(笑)

修行僧の諸君、便数も少ないし大変だろうけど健闘を祈る。



機内でのこぼれ話2

到着も近くなり、ひとつ厠へでもと思い席を立つ。

何人か並んでいて混んでいる様だ。

僕の前に年配の方が入室する。

でも待てど暮らせど出て来ない。

一体どうしたんだ!?

おっ、やっと出て来た。

でもやたら「すみません、すみません。」と謝って来る。

全く意味不明であるが、僕も構わず入室する。

その際、その方がドアを持ったまま、尚も僕に謝って来る。

Why?

でも中に入ってようやく意味が分かった。

何と流し方が分からなかったらしい。(お食事中の方々失敬)

小っさい方だったのが幸いであったが、
エアバスのエンジニア様、ギャレーの改善も大事だが、
排水ボタンをもっと分かり易くするのが先の様だ。(笑)
最後に汚い話しでさーせん。m(*_ _)m



ダラダラの長文、大変お粗末様でした~。


Posted at 2020/06/13 22:00:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 乗ろう! | 日記
2017年09月17日 イイね!

初乗車!

初乗車!折角の連休なのに台風襲来と言う生憎の週末。
静岡は未だ雨風も大した事ないんですが、
何処にも出掛ける気にもならず、
某の心境は現在←こんな状態です。(笑)

と言う事で週末の話題は全く期待出来そうにないので、
先日体験した鉄の話題をご紹介しまっす。










先週、富山に打ち合わせの日帰り出張がありました。
ここ最近なかなか行く機会もなかったのですが、遂に↓こいつに初乗車です。



北陸新幹線ッス。
上越新幹線で新潟と言うケースはよくあるんですが、
高崎から左に折れて長野方面に行くのも今回が初めて。
仕事とは言え多少テンションも上がります・・・。

北陸新幹線は東京と金沢間に「かがやき号」と「はくたか号」を。
更に富山と金沢間に「つるぎ号」を運行していて、
足の速い「かがやき号」は東京から金沢間を約2時間30分で結んでいます。
車両に関してはJR東日本所有のE7系、JR西日本所有のW7系が宛てがわれてますが、
それぞれの違いに関しては正直よく分かりません・・・。(汗)
因みに乗車したのは「E7系」でした。


今回は先を急ぐので「かがやき号」を迷わずチョイス。
東京から富山までを約2時間10分で結ぶ俊足ぶりです。


で、折角の機会なんで↓こいつにも。


こ、この時以来のグ、グ、グ、グランクラスです。(汗)
新幹線のファーストクラスと言った位置づけとなっており、通常席との差額は結構大きいものに。
2時間少しの乗車時間で果たして元が取れるのか?
早速乗車してみましょう。


車内は1+2列のシート配置、僕は1列側に座りました。


以前乗車したE5系のシートとはディテールが若干異なる様ですが、
座った印象から、多分こいつもレカロ製だな。


定刻となり出発進行!
車内では専任のアデンダントさんがメニューを持って来て、
和・洋軽食と飲み物の注文を取ります。
僕は現地で食事の予定もあったので、洋軽食を注文。
やって来たのが↓こいつであります。


おお~、流石に差額分を埋め合わせるには十分のビジュアル的にも高級感漂うサンドイッチ。
早速、心して食しましたがお味の方は・・・。




全く持って普通ッス。(笑)





残念ながら食の方では元を取れそうにはありません。

因みに食事は一人一食ですが、飲み物注文はフリー。
仕事に行く時ではなく、帰りに乗車すればお酒も飲み放なので良いのかも知れません。

でもシートの座り心地も良いし、車内は静寂な空間が保たれており快適性は十分。
乗った価値もあったと思いますが、高いか安いかを感じるのは貴方次第と言ったところで・・・。


以前、静岡から陸路富山に行くは上越新幹線越後湯沢経由と
東海道新幹線米原経由と言う2パターンで移動していて、
それぞれかなりの時間を要し日帰りするのは難儀でしたが、
北陸新幹線開通でそれも容易になりました。
でも流石に日帰りでは老体に応える事も実感出来た出張でした。


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おまけ画像。
出発待ち時間に撮影した、隣のホームに停車中「E6系とE5系」のThe連結。
9枚の画像を重ねてパノラマ処理してみました。


近くの物を180度撮影すると言うのは障害物もあって処理が難しいけど、
連結が強調された画像となった気がします。






Posted at 2017/09/17 18:44:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 乗ろう! | 日記
2014年04月14日 イイね!

それじゃ787にも乗ろう!

それじゃ787にも乗ろう!先日のこのブログで紹介した
自宅上空を通過するB787の撮影状況、
中でもJALの機体は羽田から台湾へ飛ぶ97便が
自宅上空周辺を通過するので、何とか撮影も可能である
と紹介した訳ですが、サマーダイヤに移行してからは
B767での運航へ変更となってしまい、
再び撮影チャンスを失ってしまいました。




そんな悲しみに暮れる中(全く大袈裟ッス)、休日の日課であるFR.24を何となく眺めていると、
見慣れない便名でJALの787が通過して行くのを発見した訳です。
それが↓こんな感じ。



早速JALのHPで787関連の情報を調べてみると・・・。


ん!?数あるインターの便の中に何故か一際輝く「中部」の文字。







ぬぉぉ~、これってまさか!







そうなんですね、成田出発のJAL3083便と3087便、
セントレア出発のJAL3082便と3084便に787がアサインされる様になりました。

因みに787を使用する便の内訳はこんな感じ

この航路ならば再び撮影も可能だぁ~!
でもJALの787史上初国内線の便、これは是非乗ってみたい!!
インター機材のドメ転用なので、クラスJの料金でビジネスクラスのシートも堪能出来る為、
どうせ乗るならそれに座りたい!!!
早速予約状況をチェ~ック!!!!
おお~、ラッキーな事に往復ともクラスJ窓側の席が確保出来ました。(嬉)
と言う訳で、先週の土曜日に出掛けてみる事に。

3083便は成田を9時55分出発、静岡から朝一移動でも十分間に合う時間なので助かります。
787に乗るのはこの時以来、そしてセントレアに行くのはこの時以来か・・・。
何れにしてもとても楽しみッス。


成田到着。
早速チェックイン・・・おっと、ここはインターのカウンターですね。(汗)


一度でいいからここで荷物を預け、ダイヤモンドラウンジに行ってみてぇ~。

成田からJALの国内線に乗るなんて初めて、一体何処から中へ入るのか、
暫し歩きまわってしまう始末。
右往左往する内にようやく手荷物検査場が見つかり中に入れました。


どうやら3083便は沖止めされている模様。
バスにて移動でっす。


おお~、見えて来ました。
注目のレジ番はJA822J、2012年3月に就航した2号機に当たる様です。


ANAの787も就航2号機(JA802A)だったのは単なる偶然か・・・。

実はここでハプニング、↑の画像を見るとそうだったのか~!と痛感させられます。
タラップを鼻歌宜しく軽快に上り機内へ、いつもの癖で右に曲がって進み着席。
早速機内の撮影に勤しんでいた訳ですが、ちょっと様子がおかしい事に気付いた僕。
座席番号を良~く見ると座るべき番号とはかけ離れている状況に血の気が引きました。
実は今回、タラップがL2ドアに設置されており、前方の席を予約していた僕は、
本来左側に曲がって進み着席しなければいけなかった事がここで判明。
幸い本当に座る人がまだ来ていなかったので、事無きを得た訳ですが、
CAさんと目が合った時には、「くっ、素人が・・・。」と思われたと感じると、
流石に頭を掻きながら、思い切り赤面せざろう得ませんでした。(汗)
う~む、習慣と言うものは恐ろしい・・・。


そんな僕の慌てっぷり等どこ吹く風のクールビューティ787は、ほぼ定刻に成田を出発。


一路セントレアを目指しまっす。


横須賀港上空に差し掛かって来ました。


いつもは南側上空からの画像ばかりですが、この日は北側上空から。
空母「ジョージワシントン」や南極観測船「しらせ」の姿も確認出来ます。


機内画像。
先に紹介した通り、ビジネスクラスのシートが「クラスJ」扱いになっているのが
ヘッドレストカバーでお分かりになりかと思います。(降機時の画像なので一部乱れちょります)


搭載されるシートは「SHELL FLAT NEO」と呼ばれるもので、
「アップライト」、「リラックス」そして「ベッド」の3ポジションが選択出来る代物。


↓このスイッチ達で座席を動作させます。


流石に「ベッド」ポジションにする勇気はなかったッス。(汗)

パーソナルモニタは15.4インチ。


↓コントローラを操作する事で、いろいろと楽しめるみたいですね。




窓は787の特徴でもあるシェードなしのタイプ。
窓下に付いているボタン操作で明るさを調節します。


↑画像左側が一番明るい状態で、右側が一番暗い状態。
暗い方は実際には濃い青色と言う感じになりますね。

照明。
LEDによる間接照明がとても綺麗です。


セントレアで降機の際、チ~パ~さんに何パターンか変更して頂きました。
↓これは「Tancho Mode」(丹頂モード)、JALの象徴鶴丸をイメージした物なんだとか。


なるほど、いい感じ。
これに緑色が加わると「Christmas Mode」(クリスマスモード)になるそうなんですが、
かなり喋喋しい様で、お好きではないらしい。(笑)
因みにANAの様なレインボ~はないそうな・・・。


そんな訳でセントレア到着。
普段は絶対に新幹線で行く様な距離なので、本当にあっと言う間です。


まずは昼餉から。


やっぱここに来たら絶対食べちゃう「矢場とん」のひれカツ定食。
いと美味し・・・。

折り返し便まで相当な時間があるので、迷う事無くデッキへ向かいます。


↓この日よけが是非欲しい~。


午前中の早い内にインターの便はほとんどが離日してしまうので、
目立った機体もなく何処かのんびりとしたムードが漂う中、
デッキの警備で四六時中↓こいつが闊歩しています。


セグウェイ・・・ちょっと乗ってみたい。

最近設置された白いツチノコ用の倉庫。


ツチノコ飛来に合わせて積み荷を船で運ぶのは、時間的効率が悪いと言う事で設置された。
ここに予め積み荷を運んで置けば、仮に海が荒れて輸送出来ないと言う事態にも
十分に対処出来ると言う公算。

デトロイト行き、デルタの747がひっそりと佇んでいた訳ですが、
何でだろう・・・全く「ときめき」を感じね~ッス。(笑)


でも一応出発は抑えて置きました。















にしても暇どぅあ~。

(注:それにしても暇だの意)











そんな中でもちょっとだけ楽しみな機体の飛来を待ち続けます。
やがて現れたピンクな機体。


ぬお~、さくらちゃん登場。






またそれかい!?と言うご意見はナシでお願いしまっす。(汗)
僕にとっては見る度に楽しくなる機体なので・・・。


見る物も見たのでデッキを後にします。
セントレアって毎回催し物をやっていて結構賑やかなんですが・・・。


おっ、19日は憲一も来るやんけ~。
ファンの方は是非・・・。(笑)
因みにこの時はパフィーのトークショーやってましたよ。(撮影NG)

お客も少なめな午後の搭乗口。


↓これに乗って帰ります。


流石に国際線絡みの成田への便、コードシェアの数が凄い。
この便は確か4社だったかな。


いよいよ出発時刻が近付いて来ました。
クルーは往路の便と同じメンバーなので、単純往復の照れくささが炸裂する中、そそくさと機内へ。
今回もボーイングのシリアルを無事に発見。




あっと言う間に搭乗終了となり、3084便は一路目的地である成田目指して出発しまっす。

外の風景は午前にも増して薄く霞んでいて視界は悪し・・・。
高度がまだ低めの浜名湖上空を撮影。


非常に見え難いけど、エンジンカウルの上に霊峰の姿も。


絶賛降下中の房総半島北側。


今回は折角の窓側席だったのに景色を楽しめなかったのが残念至極。


この便もあっと言う間に終了、成田に到着です。


ANA集団に完璧囲まれた光景。



と言う事で今回の弾丸ツアーも無事に終了。
正直787を楽しむ!と事に関しては流石に時間が足りませんでしたが、
エンジン音の静かさ等の最新鋭機らしい快適性や充実した装備類なんかは、
何となくですが感じたり触れる事も出来たと思います。
先日退役した747が追いやられるのも、こんな機体に乗ると非常に分かる気がして来ますね。


満たされなかった部分はいつの日かまた、今度は是非インターの便で・・・。






Posted at 2014/04/14 18:05:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 乗ろう! | 日記
2014年04月03日 イイね!

サンクス ジャンボ! 日本の空からB747が消える日に立ち会う。

サンクス ジャンボ! 日本の空からB747が消える日に立ち会う。うう~、涙で霞んで
文字が打てません。(涙)










すみません、今はもうそれ程でもネ~ッス。
さて何度も書いて来た747関連搭乗ブログも恐らくこれが最後になるかと。
従って、今回は(も?)自分でも書いたり読んだりするのが嫌になる程無駄に長い為、
時間がない方、イライラ気味の方は早めの離脱を検討願います。
完璧自己満足の為なので、ご容赦を。
(長々書いたお陰でブログの文字数に制限があるなんて今回初めて知った)

では早速。
兼ねてからここでも取り上げておりました、ANAのボーイング747完全退役。
これは3月31日を持って、国内線に於ける旅客便から完全にその姿を消す事となる訳で、
政府専用機、日本のフレーターであるNCA、国外のキャリアの便を除けば、
747自体を見る事すら出来なくなる事になります。
747にはいろんな思い入れがある僕にとっては、結構大きな事件でもあった訳ですね。
そんな最後の雄姿をどうしても見届けたい!と思うのはやはり自然の流れでして、
3月30日の福岡、千歳便、そしてオーラス31日の那覇便に搭乗して来ました。

今回の6レグフライトを語る上では、やはりチケット争奪物語を外す訳には行きません。
決戦の日は1月28日に遡ります・・・。
チケット発売開始時間は11時。
当初は6レグ狙いではなく、ターゲットはずばり本当の最終フライトになる
那覇行きの127便と羽田に戻る126便の2便のみ。
相当な争奪戦になるのは百も承知だったので、
開始時間と同時にまずは126便側からアクセスしてみると・・・。

ん!?、「×」 の文字しか見えないけど・・・。

え゛え゛~~!?

まさか既に満席(驚)

確か3月30日以降のチケットってこの瞬間から売り出されているはずなんですが、
この有様に全く持って驚きを隠せません。
どうしよう・・・でもどうしようもネ~ッス。
Bプランは全く頭に無かったので、暫くの間は抜け殻状態となり気を失いまっす。(涙)

後輩にビンタされ我に帰ったので、さっきの続きです。
那覇が無理なら、なるべく長い時間747に乗っていたいと言う発想から、
福岡便の予約に作戦を変更。
これもかなりの競争率の様ですが、結果は・・・何とか往復とも確保。
本当の意味での最終フライトではありませんが、まずは最低でも乗る事は出来そうです。

それでも諦め付かない那覇便、福岡便の予約完了後もちょいちょいANAのサイトを覗いていると
13時頃だったでしょうか、満席だった那覇便が空席待ち状態に突如変化。
理由は何だか分かりませんが、千載一遇のチャンス!!駄目元で申し込んでみると、
30分もしない内に「お席のご用意が出来ました」メールが送られて来て、
口を開いたまま再び気を失いました。

後輩にバックドロップされて再度眼を覚ました時には、
もう1人の悪い自分が那覇便の予約完了していた直後の事。
これで4レグ乗る権利を手中にした訳です。

でも福岡行って那覇にも行くなら千歳もでしょ?
と言う考え方が新たに芽生え、空席待ち状態に変わりつつある中、
千歳便の予約もしていた事に気付いたのには
それ程時間が掛かる事な無かった気がします。(汗)

晴れて最後の2日間、合計6レグ搭乗の手はずは整いました。
その内訳は・・・。


と言う物。

いつも以上に出張が入らない事を毎日毎日祈りつつ迎えた3月最後の週末、
747に乗れる事の楽しみと、退役となるこの日が来なければ良いのにと思う複雑な心境の中、
1レグ目の福岡便は朝も早いので、前日の内に東京へ移動して置きます。

迎えた3月30日。
天気予報がイマイチですが、まずはホテルから羽田に移動。
搭乗手続きを済ませ、横綱が土俵入りする瞬間を撮影すべく展望デッキにダッシュ。
小雨ぱらつく中でもデッキは↓こんな感じでかなりの人。


暫くすると、この2日間の主役JA8961が堂々の入場。


このJA8961は1993年5月に就航した機体で、
ここまで約21年間日本中を飛び回っていた機体であります。
1993年5月と言えば・・・僕は九州は長崎の現場で仕事をしてました。
あっ!要らない情報でしたか?こりゃまた失礼致しやした。(笑)

撮影もそこそこ、出発の時間が迫って来たので中に入ります。


搭乗口は他の便と比較しても圧倒的な人が集まり、
出発を待ちわびている様子がなかり遠くからでも確認出来る程。
皆さん相当にパワフルです。


この便では機長の撮影があった位で、特別な出発セレモニーらしい事はない模様。


出発時間も近付き、優先搭乗権を公使して早速機内へ。
やはり500人以上の人が乗り込む訳ですから、そりゃ時間も掛かる訳で、
最初の出発時点から既に遅延は決定的な状況に。
この日1日が全部終わるは、果たして何時になるんだろうか・・・等と軽く怯えながら想像。

結局約30分遅れで出発した243便、さあどんなフライトになるんでしょう、
期待は高まるばかりです。
この日は南風運用だったので、滑走路は16Lからの離陸。(9時頃)
ベルト着用サインも消灯し、退役フライト搭乗が目的の面々は、思い思いに機内の撮影を開始。
大勢の人々が機内を右往左往して行く様子を見ていると、たまたま居合わせた普通の乗客は
素直にびっくりしているんだろうな~等と考えると、ちょっと面白い。

1レグ目は↓こんな光景が見える席。


満席の便のギャレーって本当戦争、
飲み物サービス用のスープを作るのも結構大胆に行っていたのがとても印象的。
(着陸の際、余ったコーヒーやスープってそのまま捨てちゃうのね。)
こんなCAさん達の戦場を撮影しようとする人も居る訳で、
狭さも増して更に大変な状況になっていました。
中でもその戦場で格闘するCAさんにず~と話掛けている満腹太る君(※太ったおっさん)も居て
正直それはどうなの?と思わされる光景も目の当たりに。
一応定期便ですから・・・。

↓お約束でこの画像も撮って置きました。


翼のレジ番が見えるこの場所は、6レグどの便でも撮影渋滞、
僕は近くに座っていたので、隙を見て一気に勝負して置きましたが、次々に人々がやって来ます。
因みにこの便では、離陸後左側に富士の姿が見えたはずなんですが、
アナウンスもなかったので多分見えなかったんだろうな。

一体この便の中で、どれ位の人が出張や旅行としての
純粋な移動手段として使用しているんだろう?
等と考えつつ、小雨ぱらつく福岡に着陸(10時30分頃)


こんな感じのお出迎えで・・・。




見え難いけど福岡も展望デッキは凄い賑わい。


流石は横綱、何処に行っても人気者です。

時間も押し気味なので、早々に降機。
単純往復する人も多く、そのまま管理区域に居ても搭乗手続きは出来そうでしたが、
人数が多くて遅くなりそうだったので一旦外へ走ります。

デッキに行く訳でもなく、土産物をゆっくりとチェックする訳でもなく、
正に疾風の如く搭乗口へ帰還。
何故ならここではセレモニーが行われそうだったから。


左で撮影しているお方、有名人さんですよね?(笑)


こんな風景を目の当たりにすると、本当にここには再び戻って来る事はないんだなと実感します。
そしていよいよ福岡から去る時が。


盛大なお見送りをボーディングブリッジでも受け機内へ。

ドアクローズ後にも感動的な光景は続きます。
まずはプッシュバックの際に気付いた地上絵、何と乾いた地面に水を撒いて747の絵と
「THANKS JUMBO」(多分)の文字が描かれているのを発見!
これに気付いた人って少なかったかも知れないけど、僕は本当に驚いた。
と言う訳で、今回一番のサプライズに認定しまっす。

トーイングカー切り離し作業中には、747の横にいつもの横断幕と
お手製のメッセージが貼られていた、空コンテナが牽引されて来ました。

離陸に向けたタキシング中には、航空会社問わず747に手を振ったり、
深く深くお辞儀する関係者の姿を多数目撃。
更に空港周辺にも多数のギャラリーの姿、滑走路端にある野球場も凄い人出でビックリ。
昼食食べてないけど、もう暫く食事の必要がない位お腹いっぱいです。(笑)
それぞれを撮影出来なかったのが本当に残念至極。

これら全ての人達の熱い情熱と注目を真正面から受け止め250便は福岡を離陸。(12時10分頃)
翼を左右に振って答えながら747は一路羽田を目指します。
福岡有難う!!

2レグ目は↓こんな席。


ポートサイド窓側を確保出来たこの便、富士が見えれば良かったけど、
完璧雲に阻まれました。(残念)

その後、天気が段々と悪くなり、
羽田を目指す747の前縁フラップやスラット周辺からベイパ~も絶賛炸裂中


結局あの巨大な747でも結構揺れまくり、最終アプローチ中も更なる怒涛のベイパー発生する等
手に汗握る展開が継続する中、何とか無事に羽田へ帰還。(13時30分頃)
展望デッキは大雨の中であっても大勢のギャラリーの姿が。


そんな訳でまずは福岡の陣は無事終了。
定刻通りに事が進んでいたら、次の千歳への出発までは時間が空くので
ちょっとした休憩時間になるはずでしたが、そう思い通りにも行かず
出発に向け急ぎ昼食を頬張ります。






待機中には、最近はやりのお手振りも炸裂・・・。


千歳出発の時間が迫って来ました。


が、相変わらず羽田ではセレモニーらしい事はない様で、
ちょっぴり白けムードが漂う中出発し、離陸滑走路が横風制限値を超えていた影響から、
遅れに遅れた69便はやっと千歳に向け離陸。(16時頃)

3レグ目は↓こんな光景が見える席。


この便もポートサイド窓側をゲット。
でも折角の窓側も眼下には一面の雲、この上ない雲の観測日和となってしまい残念継続。

ちょっと番外編。
CAさんは↓こんな格好で搭乗しております。


1990年11月から使用された8代目の制服。
丁度747-400が就航した当時に使用していた物で、
キムタクのドラマ「GOOD LUCK!!」で黒木瞳や内山理名が着ていたやつと言うと
分かる人には分かり易いかも。

北海道の陸地が見えて来ました。所々に雪が積もって見えます。
つい数時間前に居た九州との違いに日本もまあまあ広いな等と感心しつつ
千歳に着陸です。(17時頃)
スポットイン直前にはウォータキャノンが炸裂。
千歳でも福岡同様、速攻外に出て速攻搭乗口に戻る展開。
う~む、これは次の那覇でも同じだろうな。


千歳でもセレモニーが準備されている様子。
早めに戻って来れたので、早速場所取りして始まるのを待ちまっす。


福岡と同様に北海道のANAの偉い人や、この便の機長さんの挨拶が続いて行きます。

あ゛あ゛っ~、ここでもお手振り。


最早鉄板ネタと化しちょります。

さてさて、そうこうしている内に千歳を離れる時間となって来ました。


ここでもボーディングブリッジで暖かなお見送りを受けながら機内へ移動。


暗くて見え難かったですが、大勢の人がグランドレベルで手を振っていた様です。
近くの窓からはデアイシングカーに乗務している作業員の方も高い場所で手を振っているを目撃。
千歳も熱かったッス。

18時35分頃、74便はいよいよ千歳からも最後の離陸、
本日の最終目的地である羽田を目指します。
有難う千歳!!

4レグ目は↓こんな光景が見える席。


非常ドアがある席。
足元が広いのが特徴、更に目の前にはCAさんがこちら向きで座るので、
素敵な出会いに恵まれるポテンシャルを秘めた場所でもありますが、
生憎僕にはそのポテンシャルの恩恵が今の所ありません・・・。(笑)

CAさんに素朴な疑問をぶつけてみました。
ス:「正直、今回の様なフライトにアサインされて大変な事になったぞ!とか思いませんか?」
C:「いえいえ、とても思い出深いフライトで光栄です。」

う~む、大人の回答を頂きました。

機内では近くの席に4月1日からの就職の為、上京する若者と出くわす。
結構飛行機が好きそうな彼、747で上京とは幸先良いぞ!頑張れ新社会人!!
隣の席にはANAの上級ステータスに強い憧れを抱く若者も。
結構大変なマイル修行の現実をしっかりと伝授・・・したつもり。(笑)
暗くなってからのフライトだからか、この便では機内を徘徊する人も少なかったかな。

迫り来る低気圧の影響で関東に近付くに連れ揺れが激しくなって来た、
さっきよりも凄いかも・・・。
結局19時55分頃、雨は止んだ羽田に着陸、こうして札幌の陣も無事終了です。


日本列島南から北までを1日にして縦断。
流石にちょっと疲れたかな・・・。
翌日も早いので、このまま撤収。

明けて3月31日、いよいよ本当にラストの日。
ホテルに居ても仕方ないので早めに電車で羽田に移動しまっす。
早速展望デッキに行ってみると、昨夜のままなのか、747は60番スポットで既に駐機中。


後方には、やはりこの日で退役したボンバルディアの姿も。

デッキでは最早、「場所取り弥生の陣」が開催されております。


付け入る隙も無さそうなので、早速中に入る事に。
でも中に入ったら更にビックリ。
前日までの搭乗口の白けた雰囲気が一転、
凄い数の報道陣が「場所取り弥生の陣in搭乗口」を開催中。


流石は最終レグとなる那覇便、前日までの福岡・札幌とは扱いにも違いがある様です。
どう考えても今回はセレモニーがありそうなので、
報道陣に撮影されそうにない場所でこちらも待機。
事情を理解していない一般の乗客には、ただならぬ雰囲気を感じる様で、
「うわ~報道陣が凄い!」とか「一体何があるんだ!」とか「誰か有名人でも来るんちゃうん?」とか
それぞれ囁きながら搭乗口の前を通過して行きます。(このリアクションは3空港とも同様)

丁度この頃、僕のマイル修行の師匠から連絡が。
何でも神戸にいる様で、これから126便(那覇からの747戻り便)のキャンセル待ちに挑戦する為、
那覇に行くとの事。
流石は師匠、素晴らしい行動力に感服です。

セレモニーが始まりました。
ANA社長の訓話。


等を行い、報道陣が移動し、ようやく出発準備が整った為、搭乗口側へ移動を。


この日も他のフライト同様、出発に遅れが生じていて127便は9時頃離陸。

5レグ目の席は↓こんな光景が見える席。


スターボードサイド窓側席。
実はこの場所、747搭乗に於いて何とか撮ってみたかった画を捉えるには
正に打ってつけの席だったんです。
それは離陸してから10分後位から見る事の出来る光景、
747(レジ番のある翼部)と富士のコラボ。
この日の視程は良好、羽田からも富士の姿がバッチリ拝む事が出来るコンディション、
更には前日降った雨の影響で、大気の塵も少ない感じ。
条件としては完璧に整っています。
離陸後も富士の姿がはっきりと見えていたので、期待度はMAXです。

でも~、ここでひとつ問題が・・・。

デジカメでの撮影が許される、シートベルト着用サインがなっかなか消灯しましぇん!!
福岡・札幌便のチーパーさんは
「ベルト着用サインは点いてますけど、電子機器を使ってもいいよ~。」
的なアナウンスを離陸後にしてくれていたんですが、この便ではそれがなかったんです。
まずいッス。こうしている内に富士はどんどん近付いて来ます。
その内待ちきれなかった人々の「ピッ、カシャ・カシャ」とシャッター音が響き渡り始め、(本当は違反)
う~むこれまでか!と思った矢先、「ポ~ン」と例の音色が炸裂。
でも今回のこの音色は、まるで天使が何かを奏でる音の様に聞こえた程、有難いものとなりました。

速攻デジイチの電源入れて撮影したのが↓この画像達。






間に合って良かった~。
普段機内ではコンデジでしか撮影はしないんですが、この日は最後の勝負だったので
デジイチで思い切り連写してかましてしまいました・・・。
でもベルト着用サインが消灯しなかったら機内では大ブ~イングだっただろうな。

富士を撮り終えて一息・・・と言う訳には行きません。
今度はセントレア近辺に差し掛かった際に見る事が出来る、
他機との擦れ違いや併走に目を光らせます。

航路が重なっているこの辺り、それは以外とあっさりやって来ました。
同じ西向きに飛行するオレンジライナー(ジェットスター)621便、鹿児島行きを発見。


しかも近い!!

747の速度は圧倒的で、あっと言う間にちぎって行きます。
今回持って来たレンズは短いやつばかりだったので、
この画像は早速コンデジで撮ったものですが、
デジイチの望遠で撮ったらさぞかし面白い画像になっただろうな・・・。

安定飛行に入った後、今回のこのフライトを持って引退する神田機長(PIC)の挨拶が。
パイロット人生の多くを747と共にしたお話を紹介して頂きました。
乗客ですらこれ程の思いに駆られる訳なので、飛ばしている方々にしてみれば
その思いは計り知れません。
長い間、本当にお疲れさまでした・・・。

航路上は概ね晴天で青い空が広がり続けます。


再び登場の併走機、
「スカイマークをブチ抜いてみる。」


因みに帰りの126便では、何とA380との併走も目撃された模様。
そっちの方を見たかった~。(涙)

実は離陸以降もうひとつ狙っていた画が。
それが行けるかも知れないと感じ始めたのは奄美大島上空を過ぎた頃から。
海面近くに厚過ぎず薄過ぎなくて、更にもくもくしていない平らな雲が広がり、
飛行機の上にあるはずの太陽の位置も良い感じ。
こうなると狙うは747ブロッケン。
高い所を飛んでいる内は、機体の姿もはっきりとしない訳ですが、
着陸を迎え高度が下がって来るに連れ、747の姿が雲に映って来るのが確認出来ます。
そして捉えたのが↓こんな画像。


747のシルエット、何となく分かるかと。
撮影に関しては、もうこれで思い残す事はなくなったッス。

その後も更に高度を下げ、最後の訪問地である那覇に着陸。(13時頃)
機内から様子を窺うと、ガラス越の展望フロアは勿論の事、
金網越の展望デッキも黒山の人だかり、
やはり最後に飛来地も熱い状況です。

降機。
この時点でかなり遅れ気味の為、
搭乗口ではセレモニーの準備もほとんど終了している様な状況で
相当な人混みの中、まずは先に到着している747をこよなく愛す師匠とコンタクト。
ちょっと話を伺うってみると、乗るにはちょっと難しそうな状況なんだとか・・・。

挨拶もそこそこに、ここでも一旦外に出て戻って来ると言うルーティーンワークをまずは熟して
再び興味深いお話を伺いながら2人で待っていると、
いよいよ羽田に向けて最後のセレモニーが始まりました。


藤村機長Talkingの図。

さていよいよラストフライトの出発時間が迫って来ました。


師匠はチケット争奪戦の戦場に出向き、僕は搭乗する為に列に並びます。
優先搭乗の列はどの便も長蛇の列、でも今回程この権利が有難いと感じたのは初めてだったかも。


皆さん最後の搭乗に向け、気合い入りまくり!と言った感じでしょうか。

6レグ目、126便の席はずばりアッパーデッキ。


747の象徴とも言える場所と言っても過言ではないでしょう。
予約時には抑えられなかったんですが、毎日チェックしている内、不意に登場した極上の席に
迷う事なく変更していた訳です。(アッパーデッキはどの便も倍率が超高いッス)
席に座り出発を待っていると、師匠からメッセージが。

「乗れます。」

聞けばキャンセル待ち最後の1席をゲットしたとの事。
「最後の便の最後の席、話のタネには最高ですね」とお互い大笑いました。
今回の旅、二番目のサプライズ決定に全く持って異論なし。(笑)

こんな出来事の余韻に浸りながらも、いよいよ南風運用の那覇を離陸。(13時頃)
滑走中は自衛隊の隊員も手を振っていた模様。
JALの時も含め、747に乗って何度も何度もやって来た沖縄那覇空港、
もうこの巨大機でここを訪れる事は2度とないんだな~と思うと寂しさも込み上げて来ます・・・。
有難う那覇!!

ベルト着用サイン消灯・・・と同時に大勢の人がアッパーに上がって来ます。
しかも操縦をしない機長さんがジャケットと帽子を貸して頂いての記念撮影会を行っていた事もあり
それを目当てにする方々も含め、狭い通路はさながら原宿竹下通りの様相。
「747に対して寄せ書きをお願いします!」なんてのも回って来たな。
やはりアッパーは特別な空間の様で、乗っている人達の情熱も一枚上と言う感じも受けます。

復路の便では藤村機長(PIC)の機内アナウンス。
やはり747に対する思いがヒシヒシと伝わって来る物でした。

ラストフライトも残り僅か、相変わらず賑わいを見せるアッパーデッキでは
身動きも満足に出来ない状態なので、席でウトウトしているとベルト着用サインが点灯し、
そのまま着陸態勢に入ります。
この日の羽田は北風運用、747は南方面からやって来た飛行機の為、
滑走路34Lに着陸。(15時25分頃)
チーパーさんの「747はホームタウンである羽田に着陸致しました。」と言うアナウンスを皮切りに
英語での「747はいつもあなたの心の中で一緒に居ます。」的なアナウンスを聞くと
何かちょっと堪りませんでしたね。

降機に使用する駐機場はオープンスポットとの事。
でもそのまま駐機してしまうと、第2ターミナルのデッキで到着を待つ多くの人達の前に
姿を見せず仕舞いになりゃしません?
でもでも流石にそれは想定済、第2ターミナル側へ移動後にそのまま北側から南側へ
誘導路をタキシング、
その後に駐機場側へ入り向きを変え、今度は北側へゆっくりゆ~っくりとタキシングをして
デッキで待って居た人達の前で最後のお別れ走行を披露。
座って居た席からは見えなかったですが、羽田の展望デッキも黒山の人だかりだったんでしょうね。
沖止めされている機体からCAさん達が駆け下りて来て、記念撮影をしていたのが印象に残ります。

第2ターミナル前を通過した後は、いよいよ正規の駐機場である408番スポットを目指します。
更には本当に最後のウォータキャノンを全身に浴びながら126便は無事に停止しました。

降機はタラップで。




↓この光景を見た時、何でだろう、
理由は良く分からなかったけど、一気に込み上げて来る物があって本当に泣きそうになった。


きっと最後なんだなと一番実感した瞬間だからなんだろうな・・・。

その後はグランドレベルでの撮影会、残された時間で思い思いの画像を収めます。












こんなに格好いい機体なのにな~。

もしかしたら、126便で一番ラッキーだったかも知れない師匠ともここでお別れ、
バスでターミナルに移動後、僕は直ぐに羽田を後にしたんですが、
どうも747本当の最後の場は、再び移動した第2ターミナル前だったらしく、
ニュースなんかで放映されていた皆でお手振り影像は、そちらで撮影された物みたい。
最後の最後を見届けられなかったのが誠に残念、
これが今回の旅で一番残念な出来事に見事ランクイン致しました。
(他にも結構見逃しているシーンはありそうだけど)

↓これは最後に自宅上空通過捕えたJA8961の画像、3月29日、ANA137便。


実際31日にも自宅上空を通過した訳ですが、下から捕えたと言う意味では
こいつが本当のラスト画像になります。
撮影もそこそこ、通過する様子をしっかり見届けました。

↓この画像はこれまで存在を全く知らなかった、ボーイング自身の製造番号プレート。


撮れて本当に良かった。(ちょっとブレてるけど)


こうして2日間、合計6レグのフライトは終了しました。
日本の航空会社が飛ばす747の歴史に於ける、最後の1ページにも立ち会う事が出来た訳で、
これはきっと忘れる事のない思い出になったと思います。
何回747に乗ったかは分からないけど、もう乗れないんだと思うと、
もっともっと乗って置きたかったな~と感じるし、またこんな気持ちにさせる飛行機って、
僕の中では2度と現れないと思います。

どのフライトだったか忘れましたが、あるCAさんがこんな事を言っていました。
「これでやっと747は生まれ故郷のアメリカに里帰り出来るんですよ。」
悲しい事ですけど、確かにそうですね。

長い間、本当にお疲れ様でした。


おまけ画像
まずはお約束、ボディにタッチ。


今回はカウントダウンにしてみました。(笑)

戦利品。


搭乗証明他、内容は千歳が一番充実。


ANAな747その1

ANAな747その2

ANAな747その3


最後まで読破された方、本当にお疲れ様でした。

Posted at 2014/04/03 23:10:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 乗ろう! | 日記
2014年01月26日 イイね!

久々に747にも乗ろう!

久々に747にも乗ろう!いよいよ!

最後の2機となってしまった日本国内の旅客用B747。
赤い方の会社から退役してからは約3年が経過、
そして青い方の会社にも遂にその時が来たって感じです。









残された機体の内訳はJA8960、JA8961の2機、
1993年の5月から日本の空を飛んでいる様で、
今年で現役生活21年目の大ベテランの方々となります。

も、もう時間がね~ッス。

と言う訳で、時は1月18日、昨年8月「チュウ様」に4レグ乗って以来
147日ぶりの747搭乗を果たす事に。
どうせ乗るなら2機同時に乗ってみたいなと思ったのは当然の流れ。
そこで時刻表を調べてみると、この日が丁度2機とも飛ぶ日となっていた為に選んだ訳なんです。

以下の3往復に747がアサインされてました。
①ANA127、126便 羽田8:45 ⇒ 那覇11:35 那覇12:30 ⇒ 羽田14:45
②ANA995、996便 羽田9:15 ⇒ 那覇12:05 那覇12:55 ⇒ 羽田15:10
③ANA137、136便 羽田15:55 ⇒ 那覇18:40 那覇19:30 ⇒ 羽田21:40

※127、126便と137、136便は同一機材


この中で2機に乗る為には2つの組み合わせが。

1パターン目。
ANA127便 羽田8:45 ⇒ 那覇11:35
ANA996便 那覇12:55 ⇒ 羽田15:10 に搭乗する場合。

2パターン目。
ANA995便 羽田9:15 ⇒ 那覇12:05
ANA136便 那覇19:30 ⇒ 羽田21:40 に搭乗する場合。

1パターン目は時刻表通りに事が進めば那覇滞在は1時間20分、
2パターン目は7時間25分となる予定。


この計画を考えた当初は2パターン目で予約をして、
空いた時間は「さくらジンベエ」の撮影に費やすつもりでした。

ちなみに18日土曜日、「さくらジンベエ」那覇空港での目撃可能時間は・・・。
①福岡から戻って来る11:45から宮古へ出発する12:25の間
②宮古から戻って来る14:35から再び宮古へ向かう15:15の間
③またまた宮古から戻って来る17:25から今度は福岡に向かう18:05の間

③のケースでは、同じ時間帯に那覇空港に居るはずの「SWALジェット」との組み合わせにも
期待出来る状態でした。
でもでも「さくらジンベエ」は先日撮影し終えてしまったので、7時間+にも及ぶ待機は
流石にテンションも上がらず苦痛に感じるはず。
よって直前となりましたが、今回は1パターン目へ変更する事に。
前日になっての予約変更だった為、127便は窓側取れず仕舞い。
おっ!996便はラッキーな事に窓側確保に成功です。


搭乗当日、出発約1時間前に羽田へ到着。
超久々、2タミデッキで747の撮影を行います。
僕の乗る127便(JA8960)は既に出発予定のスポットに入っており、
後続の995便(JA8961)のスポットインを待つ事に。
暫し待機の後、遥か遠くの彼方から例のコマツWZ4000に牽引され、
もう1機の747が迫って来ました~。   思わずミニカーも買っちった~。






おお~!!


何て神々しい光景なんだ~。
747の背後に後光も確認出来ます。
思わず手を合わせ、拝みたくなる衝動を抑えるのに必死でした。(汗)


早速出発する特別塗装機達とのコラボにトライ。
その1はピースケ君。


どうやら同じ那覇目掛け出発の様です。


更に行先不明なコラボその2はゆめジェ。


あまり近くで見た事ない機体なので、未だに新鮮な印象。


そうこうしていると出発時間が迫って来たので急ぎ中へ移動、まずは127便に搭乗しまっす。
実は前日の座席選択の際、機体後部には空席が全くなく完璧に埋め尽くされた状態でした。
これには団体客が乗り込んで来るな~と予想していた訳なんですが・・・。
搭乗口ではそんな予想を全く裏切らない修学旅行に出発する高校生の大群が待機中。
皆さまテンションが上がりまくっているので、あわや暴動でも起こるのでは?
と言うくらい辺りは賑やか。
関わるのがとても面倒なので、搭乗開始と共に早速優先搭乗権を行使して機内に入ります。

機内ではちょっと離れた場所に駐機中のJA8961の姿も確認。


127便は確保した席が非常ドア部だったので、目の前の席に座るCAさんに聞くと、
高校生300人程度が大挙として押し寄せて来るとの事・・・。
一般の乗客に紛れ乗り込んで次から次へと搭乗して来ます。
そんな彼らの期待や不安も乗せ、多分満席だった127便は那覇へ向け出発。
747の圧倒的な加速感は、何度も書きますが感動もん。
これだけでもテンション上がりまくりで、今にも鼻血が出そうです。
そうそう、離陸時には修学旅行生から悲鳴が聞こえて来ました。
恐らくこの日が初搭乗という人も大勢居たんでしょうね・・・。


離陸後の画像。
是非とも撮影して置きたかった2発のエンジンと。


翼部のレジ番。



撮影の際に見た感じでは、下界は一面雲。
別に窓側が確保出来なくても影響は少ない様に感じた瞬間でした。

その後はひたすら読書に励む中、意外とあっと言う間に那覇に到着。
後方の席だったので、降機の際に時間を要した為、さっきのCAさんと暫し談笑。
今回の僕の旅のテーマ、2機同時搭乗物語を説明したりと747談義を交わします。
聞けば747に搭乗する機会も当然激減している様で、
今回は実に1年ぶりに近い状態だったんだとか・・・。
更に聞けばこの方も747に憧れてCAを目指したとの事。
それが理由の方って、以前窺った事のある赤組の方、今回の青組の方ともに結構多いですね。
最新の飛行機と違って、良い子過ぎないところも人間味があって好きなんだそうです。
こんな感じで話は尽きませんが、再出発に向けて忙しくなる時間帯なのでここで降機。
追い掛けて来ているはずのANA995便(JA8961)迎撃の為、展望フロアに急ぎます。


降機に時間を要したので後続機到着もあっと言う間、慌てふためきながらの撮影に相成り候。





!!


今度は有難過ぎて、思わず土下座をしてしまいそうな衝動を抑えるのに必死でした。(汗)
以前この場所でお見掛けした南国空港747の女神、「アラレ先輩」に
是非とも機体解説をして頂きたかったッス。
先輩!一体今何処に居るんすか~!?(笑)


残念ながら何度呼び掛けても応答が無かったので、
羽田でもあった特別塗装機とのコラボ続編をお送りします。
その3となる今回はモヒ~と。




国内線機材で絡まなかった特別塗装機は、これでスタアラくらいか・・・。


僕が羽田から乗ってきた127便は到着が遅れ、更には出発にも遅れが出ていたので、
このまま撮影し続けると、次に乗る996便の搭乗手続きに間に合わなくなる恐れが出て来ました。
↓これを撮った後、速攻移動を開始しまっす。


と言う訳で、今度は996便に搭乗しまっす。
搭乗口に行くと、既に優先搭乗が始まってました。(汗)
結構ギリギリだった訳ですね。
流石は土曜昼過ぎの便、プレミアムクラスはともかく普通席には空席が非常に目立ちます。
乗り込む乗客も少ない為、ほぼ定刻で出発して行きます。


帰りの便でも当然抑えた2発のエンジンと。


翼部のレジ番。


こちらも雲が多めだったので、劇的な光景ご対面とはなりませんでした。


そこで眠気覚ましの一発炸裂!機内アナウンスに挑戦です。
↓ここへ座って「皆様、スターアライアンスメンバー、ANAをご利用頂き誠に有難うございます!」


と順調なスタートを切ったと思った瞬間、
乗務員に大きなハリセンで頭を叩かれました~。(笑)
僕的には完璧チ~パ~に成りきり、いい感じで噛まずにアナウンス出来ていただけに
残念でなりません。(汗)
それからと言うもの、厳しい監視下に置かれたのは言うまでもないところです。 ・・・・・ 全部嘘

こちらの便も本当にあっと言う間に到着と言う印象。
事実10分ほど早着だった模様。


降機後の撮影。


流石、横に広いな~。


今回は流石にまだお別れと言う雰囲気は感じられませんでしたが、
機長さんの挨拶でも、いよいよ今年3月いっぱいで747が現役を退く旨報告がありました。
残された時間は何度も書きますが本当に僅か、
3月31日の最終便にも、出来れば是非乗りた~い!



おまけ。
やっぱ「さくらちゃん」も外せね~ッス。


ここに来てようやくトーイングカーも桃色仕様で撮影出来ました。


久々に明るい時間帯で戻るフライトだったので、帰り道にちょっと寄り道して購入の堂島。


その名もプリンアラロールだそうな・・・。
一般の方のアイディアを盛り込み登場した期間限定の逸品だったらしい。
お上品なお味で大変美味しゅうございました~。
でも何処から食べればいいのか相当困惑したのは内密に。


これには決着まで2時間20分と大苦戦・・・。
でも何とか確保。

Posted at 2014/01/26 20:09:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 乗ろう! | 日記

プロフィール

アウディライフも2ndシーズンへ突入。 今度はネズミ色の相棒と共にします! その他基本乗り物は何でも好き、 更には写真撮影も好きなオヤジです。 どうぞよ...
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