
少し前に富良野岳登山した時に、氷河期の生き残りと言われている「ナキウサギ」の鳴き声を聴いてこれはその姿が見たいと思いが強くなり、十勝の然別方面に向かいました。
「ナキウサギ」、国内では北海道中央部の大雪山系、十勝岳連峰周辺しか生息しない絶滅危惧種、涼しい高山の岩場(ガレ場)に住んでいます。そのためある程度の登山が必要になりますが、下調べやみん友さんの助言もあり然別湖近くの駒止湖に行ってきました。とはいうもののそう簡単に姿が見られないらしく(2、3日いても見れらなかったり)一応キャンプ道具も積んでの現地へ。
果たしてその結果は・・・
日勝峠の展望台で一休み。
とても景色のいい場所なのですが、道東自動車道が出来て車の流れが変わり今はすっかりと寂れて朽ちてしまいました。
そして十勝。
十勝の景色を楽しめる「美曼パノラマパーク」。トイレがあるだけです。
然別のある鹿追の道の駅。
「ナキウサギ」や川魚の木彫りがあり、欲しくなってしまいます。
こちらにも寄り道「扇原展望台」。久しぶりの十勝なのであっちこっち寄りまくりです。
久しぶりに来ましたが、昔はこんなに木がなく展望がよかった記憶があります。
いよいよナキウサギのいる駒止湖へ。この近くらしいのですがはっきりした場所は特定出来ていなく、ウロウロと。
そしたらこの橋の近くでカメラを持っている方が歩いているではないか。怪しい!
道路脇に止めてその近くに行って見ると車が何台か止まっている!そしてこの看板。
その脇に登山道らしきものがありとりあえずカメラを持ち登ってみました。
5分くらい山道を歩くとよぼよぼのおばあさんがカメラを持って歩いています。おばあさんに「ナキウサギはここにいますか?」とお聞きすると「この先の左側に岩場があるからそこだよ」と教えてもらった瞬間に足元が滑り転びそうなりました。おばあさんに「大丈夫?」と逆に心配されてしまいました😅
歩いていると先の方に何人かの人の姿が。そして皆さん左の岩場を見ている。ここか!
自分も静かに岩場を見上げる。すると10分ほどしたら上の方で草が揺れている。も、もしや!
・・・
シマリスでした。かわいい~。
動き早すぎてまともに撮れない。望遠レンズで動きの速いものの撮影は難しい😓
それでも初めて野生のシマリス撮影に成功。
百枚近く撮ってやっとこの2枚。
シマリスで満足して、つかの間。
30分ほど岩場を見ていたら、皆さんが急にカメラを構え始めた。
!!!
岩場の隙間に「ナキウサギ」発見。「ナッキー」と叫びたくなるところですがここは静かに撮影に全集中。かなり近く目の前です。
これまた可愛すぎます。
お隣の女性に「初めてなんですがこんなにも早く見られるものなんですか?」とお聞きすると「今日はよく出てきているみたいです」とおっしゃっていました。
なんともラッキーです✌️
すぐに岩の隙間に入りいなくなりました。
またしばし岩場を見ながらお隣の女性と静かに談笑。
こちらの女性、釧路から年1回ナキウサギの撮影にこられるアマチュアカメラマンで普段はタンチョウを撮影されているとお聞きし名刺まで頂きました。名刺にはインスタのアカウントが記載されていたのでなにかの縁なのでフォローさせて頂きました。
そして、度々姿を現してくれました。
こんなにも早く会えて大満足です。ちなみに出て来たナキウサギは子どもようです。
ナキウサギに会えたのでキャンプをしないで帰ります。
一応然別にきたので然別湖へ。

こちらは人が少なくとても静かです。
そして然別湖といえば湖底線路です。
湖面に光が反射し、またこちらは映えスポットといわれるだけあって人だらけ。これが精いっぱいでどこに線路があるのやら。
そてこの後どうしようかと・・・。近くにナイタイ高原牧場があるので何十年ぶりかに行ってみました。
「THE十勝」といった場所。まさに北海道~。
新しくナイタイテラスが出来てきて初めてきましたがきれいな建物です。

ソフトクリームを食べようとしましたが大行列のため断念。
帰ります😭
頭がソフトクリームになっているので、このままでは帰れぬ!
しんむら牧場さんでリベンジです。しんむら牧場さんは「ミルクジャム」で有名です。
詳しくは ☞
十勝しんむら牧場
お気づきになりましたか?入口の牛の半分は店内にあります。

こちらのソフトクリーム美味しいです。
今回のお土産はしんむら牧場さんのミルクジャムとこちら。
ナキウサギとシマリスの虜になってしまいました。
Posted at 2025/09/13 20:35:53 | |
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