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渓流釣りシーズン残り2日で、半日弱くらいロッドが振れる時間が取れそうなので信州の渓に行ってみることに。
ところが高速道路が事故で渋滞して迂回する羽目になり、ちょいちょい流れが悪かったりと大幅に遅れ、さらに林道が損傷して通行止めになっており迂回するなどしたおかげで、日没まで2時間くらいしかなくなるという残念なことに。

実釣開始しても反応がなく、しばらくすると釣り竿を担いだおじさんが下ってきて、
「俺、橋のところまでやったから、その上はいけるんじゃないかな」。

教えてもらったおかげで早々に移動したところ、魚が走るのが見えるようになり、サビ始めた雄アマゴをゲット。
その後チビ岩魚もゲットしたものの、明らかに水面が見にくくなりゲームセット。
車に戻り、片付け終わる頃には完全に夜でした。

なんか今シーズンは、大雨と暑さに翻弄され、数にも型にも恵まれなかったなぁ。

渓流釣りシーズンも終わりに近づき、最後の東北遠征です。

今回2ヶ月ぶりに入ったポイントの荒れ方はすさまじく、昨年の大雨でも起きていた林道の崩落に引けを取らないレベルの崩落が随所にあり、道としてほとんど使えない状態。
そんな状態なので、魚の反応もなく走りもしない。近隣の行ったことのない川も探って何とか7匹手にすることが精一杯。

そんな状況の中、退渓後に林道を歩いていると、道の真ん中に黒い岩のようなものが見え、「来るときあんなのあったかな？」と凝視していると4つ脚で動きだし、思わずフリーズ。
サイズ的に犬かと思いきや、横顔は完全に熊。

「近くに母熊がいたら、かなりヤバい状況なのでは？」

クマ撃退スプレーを取り出し、トリガーを外せるように指をかけ、辺りの状況を観察した限りデカいのはいない様子。
当の子熊は落ち着いたもので、しばらくガン無視されてましたが、やがて斜面を登って去ってくれました。

熊ベルを装備し、ホイッスルも吹いていたんだけどなぁ。

例年だと渓流釣については、7月末にアブが出始めたのを確認してから、8月末までお休みして、9月から再開します。
しかし今年は7月上旬で既にアブも出始め陽気も真夏のようだったので、早々に戦意喪失。

9月に入って北上さえすれば、熱帯夜は回避出来そうなので、2カ月振りに遠征することに。
現地はジリつく暑さもなく陽気は良かったのですが、ここ2カ月の間にあちこちで法面の崩落や倒木が行く手を塞いでいるし、魚の反応もイマイチ。
水に冷たさを感じなかったので、まさかと思い温度計を突っ込んでみると・・・まさかの19℃。これまでの経験上16℃を超えることはなかったはず。
そのせいか、たまに手元まで引いてこれるのは15㎝未満の痩せた岩魚ばかり。相当な土砂が流れたせいで水生昆虫が少ないのだろうか。

次に移動したところでは、アクセスする林道に入ってすぐに大木が倒れていて車が入れず、徒歩で進むとさらに倒木やら崩落を乗り超える羽目になる始末。
ここも反応がイマイチで、水温も18℃と高め。
尺はありそうな魚影は走るのに喰い付く気配はなし。

どうも今年は、大雨と高温にたたられて終わりそうだ。