
山登りで初めて車中泊した時のことをふと思い出して、色々ユニークなイベントだったので文章にしておこうかと。登山記録ですがkurobee2(BRZ ZC6 2016/3納車)の思い出深い1ページということで。
2016/8/6土曜は剱岳日帰り、富山県は馬場島から早月尾根往復。標高差2250mに達する体力勝負チャレンジ。前から計画していたわけではないけど、体が仕上がっていて日が長い今でしょ!というのと、日本アルプス横断レース(TJAR2016)の選手がここを通る前日に歩ける!というので急遽実施。
行程:
金曜1830頃退社→家で晩飯・シャワー→2145東京杉並発→0225馬場島着→仮眠
→0438馬場島→0736-0750早月小屋→1024-1047剱岳
→1305-1324早月小屋→1637馬場島(ヘロヘロ)
→立山町の「湯めごこち」で温泉・晩飯・仮眠
→2100頃立山ICから高速→2440頃帰宅
金曜夜に出発、いろいろあって遅くなってしまい、あせりながら。kurobee2(BRZ ZC6)のオドメータは1750、EGオイル交換2回済ませて7000rpmまでは回しているがまだ全開にしたことはない、慣らし運転終盤。ナビに目的地を入れたら到着予定が0300過ぎと出て凹み、疲れもあって花園あたりでマジで引き返そうかとも思ったが、上里SAでブラックガムとブラックコーヒーを購入・摂取したら少し行けそうな気がしてきた。:) 関越→上信越→上越JCT→北陸道→滑川IC→上市駅前のセブイレ→馬場島、休憩は上里SAと上市駅前のセブイレ。予習したところ馬場島にはブヨが多いらしいので到着後一切ドアを開けずに寝た。モバイルバッテリーとUSB扇風機を暑さ対策として用意したが使わずに寝付けた。コレがワタシ初めての車中泊@登山。
0400に目覚ましで起床、意外に眠れた。ドアをまったく開けずに準備して、アミノバイタルゼリーを2本飲み干してからヘッデン点けてスタート、まだ真っ暗。馬場島キャンプ場のトイレでブヨにまとわりつかれた; 水場がないルートなので水4.5リッターを背負ってザックは10.2kg。クマ鈴をならしながらいきなりの急登をゆっくりゆっくりと心がけたがすぐに汗みずく、早月小屋で少し休んでストレッチしてから登高再開。段々ばててきて、足も攣りそう。。険しい岩場も出てきて、そりゃ点の記の劔だもんな~と納得; 雲取山だとバテても死なないけど、劔でバテて転んだら死んでしまうので、集中力が抜けないように気を付けた。またかよ、またかよ、ひええ~と急登にあえぎ、鎖場が多くなったのが2800mあたりかな。少し恐れていたカニのハサミ(という難所)は特に怖くなくひたすら攀じ登った。別山尾根からのメジャーな登山道を合わせて一気に雰囲気が華やいで山頂に到着、長かった。。白馬~唐松・五竜・鹿島槍はくっきり見えたが、槍は立山の奥に霞んでいた。
下山はとてもきつかった~ 天気が良すぎて直射日光を浴び続けて寒気がしたので熱中症の一歩手前だったのかも。。途中で何度も足が止まったが、水を吝嗇せずに飲んで、塩分タブレットをすべて食べて、アミノバイタルもすべて口に入れて、コンデンスミルクを口に流し込んで、Tシャツを乾いたのに替えて、ストックをダブルにして、打てる手を全部打って何とかゴール!!余裕残っていなかったぜ。。後から考えるとグラム単位で塩分摂取が足りなかった。登山口の近くにある「試練と憧れ」という有名な石碑(タイトル写真)にうなずきながらクルマの所へ歩いていたら一匹のブヨにまとわりつかれて、クルマの中に逃げ込んで着替えてそのままドアをまったく開けずに馬場島を走り去った。。立山町の湯めごこちで入浴→とんかつ定食→休憩室で仮眠(1900~、至福の1.5h) で、21時くらいに缶ブラックコーヒーとカップアイスコーヒーをセブイレで買って帰路へ。下界で給油しそびれたので有磯海SAで給油してひたすら練馬へ、結局ノンストップで2440頃帰宅、ビール2本飲んで倒れるように寝た。:) この直後、日曜am3時くらいからTJAR2016の選手たちが馬場島から劔に駆け上がっていった(ゴールは太平洋、静岡市)。馬場島から劔山頂までTJARの上位陣は3hらしいが、ワタシは5.75h(汗) BRZの慣らしはだいたい終わり、オドメータは2597。
その後も車中泊を重ね、2019/8にはJCのムスメと立山登山+テント泊前にBRZで車中泊したこともあったが、2020/1にフルバケ入れて車中泊は1人までとなり、2020後半からは山登りの足をBRZから家族車にシフトして、現在の登山口快速はスイスポです。:)
Posted at 2023/07/29 03:23:09 | |
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