S2000が納車されて1週間が経過しましたが、改めてS2000は歴史に残る名車だと思います。創業者の本田宗一郎の理念が宿った最後のHONDA車のような気がします。
バブルが崩壊した不況期に、このようなピュアスポーツカーをリリースしたHONDAを尊敬します。クルマを運転することが大好きなHONDAの人たちが「どうだ!こんなクルマが好きなんだろ?」と世の中の車馬鹿たちへプレゼントしてくれた絶品ピュアスポーツです。
過去のDVDマガジンでガンさんや土屋圭一が世界の名だたるスポーツカーよりS2000やNSX-Rをベタ褒めしているのを観て「ホンマかいな?」と思っていた時期もありましたが、この値段でS2000やNSX-Rのような車をリリースできる量産メーカーはHONDAだけだと思います。
駄菓子菓子…全ての自動車メーカーが環境問題に取り組まねばならない時代になってしまった昨今、HONDAは当然としてPorscheやFerrariなどの高級スポーツカーメーカーやLOTUSのような零細名門スポーツカーメーカーでさえ、過去のような車創りは出来なくなりました。
私が保有しているスポーツカーも、スポーツカーがスポーツカーらしく生息できた最後の時代のスポーツカーだと思います。
S2000は街乗り快速仕様として長期保有するつもりです。9000回転まで回るリッター125馬力のNAエンジン、クルマとの一体感が感じられるサイズと車重、そしてオープンスポーツ、S2000を通勤で毎日ドライブできることが自分のストレス発散にもなっています。少し旧い車なのでじっくり整備をして完璧な状態を保持したいと思います。
今年のみんカラはこのblogで終了とします。ここ数年のみんカラは他のSNSに押されて辞める人が多くて淋しいですが、自分は自己満足ではあるものの、みんカラはこれからも継続していきます。みんカラを通じて、またクルマを通じて関わって頂いた人たちに感謝です。良いお年をお迎えくださいませ。
Posted at 2019/12/30 10:09:32 | |
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