NDロードスターに乗って丁度3ヶ月、購入当初の
バイエルソはすぐに飽きる という外野の声を跳ね飛ばし、毎日の通勤からサーキットまでフル回転で乗っています。飽きるどころか益々好きになっており、おそらくロドスタ君は長期保有になると思います。タブン
今までのバイエルソのカーライフでは、オープンカーは20歳代の頃に当時バブルの象徴的なクルマだったR129SL500が初体験でした。定番のAMG仕様でイキがっていました(笑) とにかくデザインに憧れ、トルクフルなエンジンとメルセデスらしいまったりとした安定志向ながらも、高次元のドライビングに驚いた記憶があります。
少し前は親父用として購入したR230 AMG SL55、スーパーチャージャー付きエンジンは500馬力でトルクは70キロオーバー、しかし重量はほぼ2トンとR129より更にヘビー級になりました。R129と違って電動格納式のバリオルーフになったことも重くなった要因の1つ。これまたメルセデスらしい安全なスポーツカーそのものでした。
そして最近では嫁さん用として購入した素のBoxster。265馬力とパワーはないですが、1300キロちょいという車重のお陰で軽快なハンドリングはかなり楽しかったです。しかしこの時はあくまでもポルシェなので非力でもエンジンは高回転型でおもしろく、ハンドリングもポルシェメイドなので・・と当時は思い込んでいました。しかしその後ポルシェでなくてもライトウエイトオープンは楽しい!ということに気づきます。
それが今回のNDロードスターNR-A、エンジンはたったの1.5リッターでパワーは非力だと感じたBoxsterの半分の131馬力です。しかし車重は1トンしかありません。小さく軽いボディ、軽快に回るNAエンジン、風を感じるオープンカー、後輪駆動、マニュアルミッション、この5つの要素こそロドスタ君が楽しい素朴な理由です。過去は日本/世界にこのようなクルマが溢れていましたが、今となっては新車で買えるこの5つの要素を持つクルマはなかなかありません。
ロドスタ君でライトウエイトオープンスポーツの醍醐味を体験したことで、あるクルマに大きな興味が湧いてきました。それは英国の歴史あるライトウエイトスポーツカーを創り続けているロータスです!
おバカなバイエルソは大阪のロータスのディーラーであるジロン自動車さんに行って来ました。ロータス以外にも様々なクルマを取り扱っており、フェチなクルマやクラッシクカーなども沢山ありました。営業の方もとても親切で感じの良い車屋さんでした^^
そしてまずはロータスのローエンドモデルであるエリーゼのERISE SPORT 220に試乗させてもらいました。エリーゼは3.8m×1.72mで950kg、ロードスターSの3.91×1.73で990kgとほぼ同等、しかしエンジンはERIZE 220は1.8リッターのSC付きで220馬力とNAのロードスターを大きく上回ります。
太いサイドシルを跨いでシートに栄養豚の身体を滑り込ませます(汗) 室内はロードスターよりタイトでレーシー、パワステはついていませんが、パワーウインドウやカーステ/エアコンは標準装備、クラッチも軽く想像以上に運転し易いクルマでした。パワーは220馬力だけにロドスタ君ではとても太刀打ちできません。
これならロドスタ君のように通勤でも使えるかも?と感じました。もう少しレーシーな乗り味かと想像していましたが、ロドスタと同じく意外と街乗りが面白い週末スポーツドライブカーのように感じました。営業担当さんによると最近はマイナートラブルも減り、フツーに乗れるライトウエイトオープンスポーツだと説明がありました。
駄菓子菓子
試乗を終えてリアトランクに入れていた鞄を取り出そうとしたら、なんとどうやってもトランクが開きません(汗) メカさんも交えて必死にこじ開けようとするも悪戦苦闘(大汗) どうにか開いてくれましたが、これでは全くフツーに乗るのは無理やんっ!やっぱりロータスをナメてはいけません(汁)
少しモチベーションが下がったところで次はEXIGE SPORT 350に試乗、見た目は随分大きく感じますが、ERISEより少し大きい4.0m×1.8mで1130kgです。パワーは3.5リッターSC付きで350馬力を誇ります。
まずエリーゼとの一番の違いはエキゾーストノートの大きさです。イタリアンスポーツカー並みの音量とバックファイヤーを奏でます♪ クラッチやハンドルもエリーゼより重く、脚も締め上げられており、大いにやる気にさせるクルマです!パワーも1130キロで350馬力ですから不満などありません。これはサーキットで走らせたくなるマシーンでした。エキシージだったらオープンモデルではなく、クローズドモデルでサーキットメインの使い方がベストだと思います。
いわゆるライトウエイトオープンスポーツはロータスでいうところではエリーゼです。これであれば街乗りからサーキットまで広く楽しめそうです。しかし試乗したSC付きの220の値段は乗り出し750万円と結構高額です。ロドスタに近いNAで136馬力の素のエリーゼでも乗り出し600万円を超え、ロードスターの2倍の値段となります。そしてやっぱりロータスクオリティを覚悟しなくてはなりません。
結果・・・
やっぱりオレのロドスタ君がサイコーやんけ!!という傲慢且つ身勝手な結論に達したといふ。。新車で300万円で買えるライトウエイトオープンスポーツの王者はオレのロドスタ君で決定!!!
※あほ
Posted at 2017/06/18 07:51:33 | |
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