私には2人の息子がおり、長男は25歳になります。幼少の頃はカートに連れていったり、それなりに仲良くしていました。
しかし私が昭和の頑固親父故に息子が高校生になる頃には大きな距離ができていました。
子どもの頃は私の後継ぎになると言っていた長男ですが、その後「お父さんの会社で働く気はない」と言われ、大変ショックを受けたことがあります。
長男は大学生の頃に起業した小さな飲食店を卒業後も営んでいましたが、何を思ったのか今年4月よりワーキングホリデーで渡豪しました。
そんな長男が1ヶ月前より一時帰国していました。半年間も長男の顔を見ないのは人生初だったので、この期間に長男と旅行や食事に沢山出掛けました。
長男が帰国している間に聴きたいことがありました。私の会社の後を継ぐ気があるのか否かです。
決して強制する気はないのですが、25歳になった長男の本心がどこにあるのか知りたかったのです。
ここで長男に塩対応をされると、この1ヶ月間の楽かった想い出が嫌なものになるかも知れません。
出来るだけ上から目線ではなく「いつかお父さんの仕事を手伝ってみーひんか?」と尋ねました。
長男の回答は・・
うん、そのつもりやで
まじ?
実は想定内の回答でした。長男は尊敬する祖父(私の父)が創業し、私が引き継いだ会社をやりたかったはずです。
しかし私があまりに長男に傲慢な問いかけをしてきたことで、長男は後を継ぐ気に嫌気が差したのだと思います。
親に頼らず学生時代から商売をしたり、ワーキングホリデーに挑戦することで私から認めて欲しかったのだと思います。
そんな長男の1ヶ月間の滞在期間も本日で終了、成田空港経由でオーストラリアへ向かうので新大阪駅まで見送りました。
半年間離れていたからこそ、この1ヶ月間の生活は充実しました。長男と新しい関係性を築けたような気がします。明日からまた初老夫婦2人の生活、気持ちをリセットして仕事に車に励みます!ヽ(^o^)丿

Posted at 2023/10/31 15:53:32 | |
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