知っている人からすると、馬鹿なことばかり書いていると思われているかもしれないが、本日も思いつきを備忘録
DAのUSB配線の社外ナビへの移植を考えている時に気になったのが、テレマティクスへの配線。
ちょっと古いがfomaタイプのテレマティクスモジュールの仕様がドコモHPにある。
https://www.docomo.ne.jp/biz/product/module/product/tm02ky/
今時はLTEに置き換わっていると思うけど、仕様にあるとおりインターフェイスはUSB
こーゆうモジュールが組み込まれT-Connectの通信を担っているはず。
ところで、車の電装系は12Vだが、パソコン関係の周辺機器は5Vがほぼ標準。USBの規定する電源が5Vだから。ドライブレコーダーの仕様で内部電圧が12Vではなく5Vとあって、内部配線をバラしただけでは車載電源に接続できず仕方なく指定の直結用ケーブルを買う羽目になることがあるが、これは専用の設計ではなく汎用カメラなども組み合わせてコストダウンを図っていると思料。
USBの配線から気になっていたのが、配線図を見るとテレマティクスモジュールへいっている配線が2つのケーブルに分かれていること。
USB+,USB-,シールドの3ピンケーブルと、28ピンケーブルの中にVCC(電源)と接地。
なぜ、わざわざ分けて配線する必要があるのだろう。
ここでまた仮定の話。
オーディオレス仕様車でもT-connectは動作している。マイカーサーチやヘルプネットは動くので、テレマティクスモジュールは組み込まれていてDAが無くてもモジュールへの給電は必須。しかし、DAがないのでDAとの通信は必要ない。ピンアサインで言うとusb+,usb-と通信線はノイズ防止でシールドはセットなのでUSB5ピンの内3ピンが不要。
逆に言うと、usb5ピンのうち、2つ(電源と接地)は車種にかかわらず必須。安いusbケーブルで充電はできるけど通信できないのはこのタイプ。給電しないとモジュールが動かず、ヘルプネットで通信エラー表示される仕組みかと。
ということで、acc電源12Vから5Vに降圧する変圧器を介して、モジュールに給電したらエラーはなくなるはず(eケアはうごかない)
また、28ピンから音声信号vor+,vor-,シールドアースがモジュールに行っているが、一方30ピンにマイク音声min+,min-,シールドアースの入力有り。これらをつないでやると天井に付いているマイクがヘルプネットに接続されて動作するのかな。
Posted at 2022/06/23 22:17:01 | |
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