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中華製のserial-usb変換器だが、なぜか、USBコネクタ（オス）が変換器のプリント板から外れて大破した。普通ならUSBコネクタが全体がPCから抜けるだけと思うのだが、信じられない！！

これは、コネクタのハウジングがプリント板にハンダ付けされおらず、強度不足が原因。このとき、基盤にハンダ付けされたコネクタのピン4本のうち3本が外れ、1本だけしっかりハンダ付けされていたのか電極の方がコネクタから飛び出して復元不可能になっていしまいました。

緊急修理として、使われていない古いUSBケーブルとコネクタを使って一時的に取り替えました。USBにはケーブルが4本あるが、各ピンには色（黒、緑、白、赤）を頼りにつなげたが大丈夫だった。

中のハンダつけは相当雑です。しかし、日本の製品は対抗する価格で出せないのも残念な気がします。

ディスプレイオーディオで、中波ラジオ局がFMバンドに設定されていたことに刺激されて、突然、無線マニアに（笑）。

というのも、PCに挿して使えるUSBメモリ型の500kHzから1.7GHzの広域ラジオを入手＜写真＞。この手のものは2,000円から5,000円程度で売られていて超廉価です。

このラジオは、ソフトウエアラジオ(SDR：Software Defined Radio)と言って、いきなり電波をデジタル信号にAD変換し、デジタル計算でフィルターをかけたり復号するもの。名前は十数年間から聞いていたのだが、ここまで安くなるとは驚きです。

安さには、量産されたワンセグ用チップを使い、AD変換は8ビットという仕様でコストダウンされ、一体型とは違いかなりの処理をPCに頼り、ソフトはオープンソフトを使うなど、様々な工夫が効いているのかもしれません。

買うとなると、3dプリンタと同じで、すごい数のバリエーションの中国製品が出回っていて選ぶのが大変。ケースをアルミの代わりにプラスチック製にしたり、発信機の精度、放熱対策、基板の簡素化などでさらに激安にしている。通販のページからそれを読み解くのは難しくてゲームに近い！
私の場合は、そこそこ広まっているアルミケースの「ブランド品」をfake品に騙されないように選びました。fake品の特徴を説明する動画もありました。

実際にFM放送を受信してみると、とても綺麗に聞こえる。おまけのアンテナでDate fm 81.4(仙台）なども聞こえる。受信ソフトはCW、AM、SSB、FMの各種の電波型式が受信でき、見た目も派手で広域の電波状態が見えてスペクトルアナライザの様です＜写真下：FM TOKYOを受信中＞。受信ソフトは数種類ありwindowsだけでなく、mac, linux用もあります。受信のときは、猛烈な数値計算のために本体はすごく発熱します。

というわけで、当然とは言え、ラジオの世界もデジタル化と価格破壊が起こっていたわけです。