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2023年10月15日 イイね!

超広角レンズ

超広角レンズ7月にデジイチを新調して以来、何箇所か観光したのだが、建物が十分にカメラアングルに入らないストレスが発生。





<写真:入手したレンズ。マウントアダプターをつけているので大きく見えるが>

例えば、平泉の中尊寺の能舞台を撮影したときには、大屋根全体を入れようと下がると柵や看板が入ってしまったり、木があったりして悩ましい。また、仙台の瑞鳳殿では、後ろに壁があって十分下がれないので建物は全体が撮影できない。10年前以上のデジイチも広角側が18mm(35mフィルム換算で28.8mm相当)と同じなのだが、今、なぜ気になるのだろうか。

考えれば、スマホの写真に慣れて、そのレンズの画角の24mm相当を普通に感じるようになったのかもしれない。フイルムカメラ時代は28mmレンズがあれば広角は十分といわれ、デジイチの標準ズームも28mmスタートが多いが、これは時代と共に変わるのだろう。

ということで、身内のイベントもあるので、より広角なAPS-C向けの10mm程度(15mm相当)の超広角レンズを手に入れようと考えた。

候補は、純正レンズ、中古レンズ、サードパーティ(中華)レンズなどいろいろある。
純正(RF)レンズは、あまりにも高価格なので問題外。
超広角なので、シャッター速度は手持ち1/10-1/20秒まで可能なので、レンズ手ぶれ補正がなくても良しとした。結果、選択肢が増えた。中華レンズは良さげなのだがcanon向けはAFはない。価格的には1.5-2.5万円で、中古も似たり寄ったり。中古には、修理期間切れの問題もあるが、壊れたら買い替てもよいかも(笑)

結局、もう一台の生き残りのeos kiss x4でも共通に使える、純正のEF-S 10-22mm F3.5-4.5 USMを中古で入手した。これも古いのだが、純正なのでカメラ本体や編集ソフトで収差などを修正可能なところもよい。

使用感は、かなり綺麗に写る。室内だと画角が広いので天井の蛍光灯は入るが、特に問題にはならない。記念写真で後ろに下がれない場合や、周りの雰囲気を出したい場合に超広角は有効。建物でも、たとえば屋根の隅まで写るので嬉しい。10mm(aps-c)は、自然なのではないかと思うようになってきた。
Posted at 2023/10/15 21:55:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジイチ | 趣味
2023年10月07日 イイね!

町工場:レンズ修理成功

町工場:レンズ修理成功
いよいよ、オートフォーカス(AF)が故障した、canonの標準レンズ(EF-S 18-55mm IS)の修理に挑戦します!










前記事のステップに従ってマウントを外す(1)


前記事のステップに従って分解(2):プリント基盤を外す




さらに分解(3-4)すると、問題のフレキシブルケーブルが切れているのがわかる。(鏡胴に反射しているので繋がっているようにみえるが)



(5-6)でケーブルを外してみると、買った修理部品と本物は同じ大きさでホッとする。



7)の新しいフレキシブルケーブルを貼り付けには手こずった。フレキシブルケーブルの両面テープの接着面が剥き出しの状態で、鏡胴の凸に沿ってぴったし入れるのが大変で、さらに、フレキシブルケーブルの耳(固定用の穴が空いている)の両面テープの接着が緩いとケーブルが暴れてしまう。

これとは別に、前レンズ部分も同時に外す方法もあるらしい。この方だと貼りやすいようだが、分解する部分が多く、組み立てリスクも高くなる。

8) 組み立てでは、複数あるケーブルを揃えてからプリント基盤をセットするのだが、なかなかうまくいかない。

1時間ほどで完了し、カメラに取り付けたら、AFは動作した。しかし、フレキシブルケーブルの貼り付位置がいまいちでなので、再度やり直した。フレキシブルケーブルは、鏡胴の凸との隙間をあまり開けないように沿わせるのが良さそうだ。


結果、撮影距離もDPP(canonの画像編集ソフト)経由でそこそこ表示できる。

実は、この修理は、難易度大。というのも交換するフレキシブルケーブルは外した接点ブラシと合わせて距離情報のエンコーダーになっているので、修理の過程でエンコーダの分解組み立ての作業も行うことになる。極端な喩えだと、パソコンの修理で、ハードディスクへの接続ケーブルが切れたので交換しようとしたら、接続ケーブルと磁気ヘッドが一体になっていて、磁気ヘッドの交換・調整までやらされるというもの。

撮影結果をみると至近距離、無限遠ともAFによるピントはちゃんとでているようだ。


<55mm側で至近距離>


<18mm側で無限遠。300m先の櫓を切り取って拡大>

とにかく、修理はできて、動いた。よかった!
また同じところが壊れたら、修理部品があるので直せばいいか。


今回の修理の感想は:
・レンズの中は、モータや電子部品の山だった。レンズとボディを切り離して設計するのは難しくなっていくんだなと実感。
・エンコーダと接点ブラシは一つの部品として扱ってもおかしくないのに、カメラ屋さんは剥き出しの構成要素として設計し、修理屋は当然と修理する不思議
・カメラはアナログ的な組み立ての世界だ!「時計・カメラ」、精密機械と呼ばれるのもわかる。自動車にも一脈通じるところがある。
・参考にした各種ブログ、youtubeの記事だが、距離情報の確認や、修理の結果の写りの確認などが省略されているのは残念だ。
・何年にもわたって、このcanonの標準ズームレンズの修理記事の多さは異様だ。特定時期の製品というのならわかるが、10年以上、同じ原因で延々繰り返されるトラブルには、なぜ改善されなかったのかと、違和感たっぷりです。

というわけで、レンズ修理の体験ができました。

Posted at 2023/10/07 11:53:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジイチ | 趣味
2023年10月04日 イイね!

町工場:カメラのレンズ修理はじめます

町工場:カメラのレンズ修理はじめますオートフォーカス(AF)が故障した、canonの標準レンズ(EF-S 18-55mm IS)の修理に挑戦!

随分前からフライス盤、バンドソー(帯鋸)、ミニ旋盤、バイス、リュータ、エアブラシ、3Dプリンタ、iModela、顕微鏡などを揃え、町工場化が進んだのだが、とうとうカメラのレンズ修理に手を出してしまいます(笑)

このレンズは修理対象期間は過ぎているので、メーカは有償でも修理できない。修理に失敗しても、eos r10のキットレンズは問題なく動いているので困るわけではなく、最悪中古は数千円で売っている。治れば、バックアップとして使える。これなら、自分で修理してみる以外の選択肢はない。

症状は、遠方から近方にAFが動かない。
原因は、ほぼ、特定のフレキシブルケーブルのストレスによる破断。
修理方法:破断したフレキシブルケーブルの交換。
修理事例:ネットには、同様の病状の事例が山のようにあり、修理部品がamazonで売られているほど。修理例はyoutune, blogなど多い。中には、レンズの版数により入手した部品が微妙に異なっていて中断した例もある。

修理部品は、amazonで売っている「レンズの焦点はキャノン用18-55mm EF-S IS のためのケーブルの取り替え」10個1200円を入手。

交換そのものは、ネット情報をみると比較的ステップが少ない:
1) マウントを外す
2) フレキシブルケーブルをプリント基盤から外し、プリント基板を外す
4) AFモータ一式を外す
5) 接点ブラシを外す
6) 破断しているフレキシブルケーブルを外し
7) 新しいフレキシブルケーブルを貼り付ける
8) 逆に組み立てる

実際やってみると何が起こるかわからないが、さあどうなるか?


<写真:amazonで買った修理部品>
Posted at 2023/10/05 17:38:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジイチ | 趣味
2023年10月02日 イイね!

望遠ズームレンズ復活!

望遠ズームレンズ復活!故障したデジイチのレンズだが、レンズ2本同時に不調はどう見てもおかしい!

その2本のレンズのうち、望遠ズームレンズ(EF-S 55-250mm IS)は、カメラとの接点をクリーニングしてカメラ(R10やX4)につけると、AF(オートフォーカス)モードでシャッターが押せたので、ひょっとして、 故障は接点クリーニングで解決したのでは?という疑問が湧いてくる。

しかしながら、問題は、ごく稀にシャッターが押せないこと。これは何かの操作ミスや誤解かもしれない。

とりあえず、簡単にレンズ内のフレキシブルケーブルのコネクタの緩みがないことを確認し、再度、CANON EOS R10につけて20分(181枚)撮影した。この間に5回失敗。高速連写中にも止まった。結果は微妙!

そこで設定と操作を見直し、
1) ピント優先をシャッター優先に設定を変更
2) AFしやすいようにAF領域を広く設定し
3) AFをAI servo方式に変更
4) 半押しでフォーカスがあった状態を確認してからにシャッターを全押しする
5) また、一度の連写での撮影枚数は少なくし、SDカードの書き込み待ちやカメラ中のバッファオーバフローが発生しにくい運用にする

この設定で、CANON EOS R10で、339枚撮影すると、失敗なしだった。

駄目押しで、古いカメラ(CANON EOS X4)で、
1)フォーカスポイントを9点にしてピントが合いやすくし
2) AFをAI servo方式に変更

EOS R10と同じ運用で、連続、ワンショット合わせて83枚撮影したが、シャッターが押せなくなるようなことは発生せず。

ということで、この望遠ズームレンズの「不調の原因は接触不良」で「接点クリーニングとフレキシブルケーブルのコネクタ確認」で問題解決となった。

(AI servoへの設定、AF領域の変更は必須というわけではなく、シャッターが切れないという状況を減らすのに意味があるというレベル)

このレンズは、軽く、最大250mm(35mmフィルム換算で400mm)になり、像も綺麗で、新調した 18-150mmズームレンズ(RF-S)とも離れているので、復活して嬉しい。

残り1本は(EF-S 18-55mm)は、本当に故障しているようだ。



<写真:白鷺(ダイサギ)オートフォーカスで目にピントが合っている>
Posted at 2023/10/02 11:57:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジイチ | 趣味

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