
仕事帰りの土曜日。
何時もの通り、ガレージに寄って。
FDのエンジンかけて、様子見していると。
背後、シャッターの方から誰かいる様な気がして振り向くと。
誰も居ませんでした。
実父の気配があった様な気も・・・。
今日は実父の月命日。
実父の他に、叔父(実父の弟)と母方の祖母も同じ月命日。
これも身内の縁でしょう。
土曜日のこの時刻になると、実父が何処からともなく?ガレージに来て。
仕事帰りにガレージで遊んでいる私に「早く帰れよ」と言うのが毎週の日課でした。
ガレージで私がFDを触っていると、「もう止めて、早く帰れよ。」と言うのも口癖でw
それでも、「ブレーキフルードの交換を手伝って」と言えば、手伝ってくれましたね。
今から20年前の某部品メーカー在籍時、休日に自前でLSDを組んだデフを車体に載せて。
整備経験が少なかった私はデフキャリアにドライブシャフトがナカナカ入らず難儀して、マツダディーラーで整備経験のある実父に手伝って貰った事を今でも覚えています。
頼まれたら嫌とは言えない性格の実父。
4型FDを新車で買ってからの25年間、そんな実父のお小言を聞いて過ごす毎日でした。
そんな感じでしたので。
自分でFDの次のエンジンを組んで載せて。
実父を助手席に座らせて、「また、こんな物(FD)に金使って(呆)ヤレヤレ」と、恒例のお小言を聞く機会を楽しみにしていたのですが・・・。
昨春、実父が居なくなった事で、それも叶わなくなりました。
それ以来、クルマを弄る気力、テンションが以前の様に維持出来ないのです。
呪縛の様なものか??。
一旦、弄り出してしまえば出来てしまう、やれてしまうと思うのですが。
一年半前のクルマ馬鹿な感じに戻れない。
「時間」が解決してくれるのだろうか?(。´・ω・)?
クルマ馬鹿の妄言と笑われそうですが、

自前OHした次期エンジンを載せる機会が来れば。
実父との別れを認められそうな気がするのです。
Posted at 2022/10/15 21:18:34 | |
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