拡散する恐怖 20120117

福島県二本松市の賃貸マンションで発覚した、放射性物質による目に見えぬ汚染。

大変残念だが、福島第一原子力発電所の事故後の対応・対策があまりにもずさんで、目先の経済性を優先させた対応に徹したために、起こるべくして起こった事案である。

この事は多分氷山の一角に過ぎないのだろう。
これからさらにジワジワとあらゆる所から放射性物質の恐怖がやってくるのだろう。

追記

「放射能に関する知識がなく、正直『何で住んじゃいけないの』という程度の感覚だった」と言っているが、採掘会社が余りに無知というか、政府の対応が余りにもずさんであった事が、下記の記事からもいえるのではないだろうか。

このような事にならないよう、十分に対処できる時間と方法があっただけに、無念である。

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採掘会社の社長（５０）は１６日朝、郡山市内の事業所で記者会見し、生コン会社以外にも、建設会社など１７社に出荷していたことを明らかにした。一部は、県内の農場やゴルフ場などで土木工事に使用されているという。昨年４月１１日に計画的避難区域の設定が政府から発表された後も砕石の出荷を続けたことについて、社長は「放射能に関する知識がなく、正直『何で住んじゃいけないの』という程度の感覚だった」と釈明した。

以上　.読売新聞 1月16日(月)11時26分を一部転記
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