写真は EOS R50
マウント系が大きく 中のイメージセンサーの小さいこと!
CANON EOS M series
2012年9月に発売を開始した CANON の ミラーレス一眼カメラだ。
CANON は、この新シリーズカメラを、APS-Cイメージセンサーで作成した。
当時のミラーレス一眼カメラは、AF精度、速度が今ひとつで有り、コンパクトカメラの上位機種的な位置づけのような、とにかくコンパクトさを最大の特徴として売り出した感じである。
このEOS M series は、改良を重ね、「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載した、EOS M5 が、2016年11月 に発売され、
更に、2018年3月 に、EOS Kiss M が発売される。
この EOS M は、マウント径 47mm フランジバック 18mm と小さく、結局、後に発売されたフルサイズ ミラーレスカメラ、新しいマウント 「RFマウント」マウント径 54mm フランジバック 20mm のカメラ EOS R が、2018年10月 に発売となった。
この EOS R の、新マウントが登場したことにより、CANON は 3種類の マウント製品を保有することになり、いつの日にか、EOS M マウントは RF マウントと統合され消滅するだろうと予想されたが、
RFマウントのAPS-C機 EOS R7 が、2022年7月に発売され、EOS M series の終焉が見えてきた。
更に 2023年4月に 実質 EOS kiss M2 の後継機となる、EOS R50 が発売された。
そして、EOS M 用のレンズも販売終了の製品が多くなり、 EOS M series は11年で実質幕を閉じる形になるのだろう。
CANON APS-C フォーマットのカメラとしては、レンズも含めてコンパクトなシステムだとは思うのだが、 このシステムもこれで終わりになるのは、残念な気もする。
個人的には、CANON EOS M シリーズ と SONY NEX シリーズ のどちらのシステムを買うか、迷った時期があったが、結局、CANON EOS システムから、SONY NEX-5R,NEX-6 の SONY Eマウントシステムに乗り換えた経緯もあり、EOS M システムを選択していたなら、発展性も乏しく、今頃頭を抱えていたかもしれない。
SONY NEX シリーズを選択した理由
① 2015年時点で、NEX シリーズのカメラ本体およびレンズの中古が市場に数多く出回っていて、安く入手可能だった。
② カメラ本体のUSBで充電可能で、屋外でモバイルバッテリーを使用することにより、バッテリー充電が可能
③ イメージセンサーが、同じAPS-C 規格サイズでも、CANON より若干大きい
CANON が良いと思う点
① カメラのメニュー画面が、使いやすい SONY NEX シリーズは、機能別にメニューを分けてない 使い勝手が悪い
② 画像の色味、使い勝手が、CANON のほうが使い慣れている。 純正RAW 現像ソフトが、CANON のほうが使い勝手いがよい
結局 SONY NEX の利点ポイント 特に価格と、センサーサイズを重視して、とりあえず お試しとして、NEX-5R の、中古を 2015年に購入した。
正直、CANON は、EOS M を開発する時点で、フルサイズミラーレス一眼カメラを視野に入れて、最初からRFマウントで、開発、製品化していれば、今のミラーレスカメラのCANON のシェア率も大きく変わっていただろう。
そして、ここまでSONY αシリーズのシェアも無かったかもしれない。
なにより、私自身が、CANON EOS システムから、SONY E マウントシステムに、システム変更する事も無かったかもしれない。
Posted at 2023/04/24 16:16:59 |
トラックバック(0) |
camera | 日記