左: 1990年代発行 全国版
右: 昭文社創業 50周年記念 発行 全国版
今や多くの車に車載してあるカーナビゲーション 通称:カーナビ 便利だが、広域的に視覚的にプランニングするには、パソコン画面や、スマートフォン、カーナビの画面より紙ベースの道路地図のほうが断然使いやすいと思っている。
しかも、道路地図の一頁当たりの大きさが大きいほど、広域的に見られので便利だ。
昔、大判のマップルが売られていた。
地図縮尺が、1:250.000 の全国版と 1:100.000 の地域版 だ。
たとえば、東京から山陰へ行くとなると、全国版で経由路線をいろいろ検討した上で、1:100.000 の地域版で裏道の把握や、目的地の道路の把握をすことが出来る。
ネットやパソコンの地図データーでは、ピンポイントの詳細な道路地図の把握や、コンピューターのプログラミングされたアルゴリズムによって、経路プランが表示されるが、いろいろな複合条件でプランニングするなら、紙の道路地図でないと、効率よく調べられなかったりする。
早い話が、液晶画面では表示範囲が小さい。
スクロールして、部分部分をチョロチョロ見ていると、面としての道路網が一堂に見られないのだ。
なので、紙の道路地図は必須なのだが、大判の道路地図は、需要がないのか、新しい地図が発売されなくなった。
2017年に類似シリーズの道路地図は売っているのだが、改訂版はでないのだろか。
カーナビは、持っているがデータが10年前のまま更新していないし、カーナビの型が古いので、最新のデータを買うより、新しいカーナビを買ったほうがトータル的には安い感じだ。
大体カーナビでナビゲーションをセットしたところで、裏道横道と臨機応変に道路状況で走るので、カーナビはうるさいく、カーナビの決めた道に戻るように、右曲がれ、左曲がれというだけだ。
さらに、横道に入ったら、その先の先がどう行けばいいのか広域的にかつある程度細かい(詳細な)レベルの情報が瞬時に知りたいのだが、カーナビ画面では、こちらが求める画面情報にはならない。
昔の道路地図にネットワーク情報から最新の道路情報を拾って、複合的に調べたりするのが、現実的だ。
ネットワークやカーナビの良いところは、距離計算が瞬時に正確に出てくるのと、高速道路などルートで走ると、料金がいくらかかるのか正確に分かる点だ。
でも、紙の地図も欲しい。 だが現実的には、道路地図は、商業ベースで採算が厳しいのだろう。
需要があまりなさそうなのはどう考えても解る。
道路地図作成会社さん。
特に「昭文社」さん、大判のマップルシリーズ、たまにでも良いので再発売して欲しい。
Posted at 2020/05/27 05:50:14 |
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