
家の冷蔵庫の野菜室の野菜がが凍り付き、冷蔵室が冷えないと言い出した。冷蔵庫が壊れたから買え替えろと言ってきた。
冷蔵庫を買い換えるのは電気屋へ行って買えばいいので簡単だが、冷蔵庫を買う費用が馬鹿にならない。
全体的に冷えないのなら、冷蔵庫の心臓部である冷却機器の故障であろうから、買い換えの一択だが、冷えすぎる部分と、冷えない部分の冷えの
ムラという症状からすると、何らかの部品の故障で冷却熱がうまく循環していないのではないかと考えられる。
冷蔵庫の分解方法などいろいろ情報収集のためネットで検索しまくる。
「日立 冷蔵庫 故障」でググると出てくる出てくる、数多くの修理方法の皆様の情報が・・・
どうも私の家の冷蔵庫シリーズは、冷蔵用の霜取りセンサーが壊れるらしい。
多くの方々がこの霜取りセンサーを購入して取り替えているので、さっそく「日立コンシューマ・マーケティング」に電話し、冷蔵庫の型番と「シモトリセンサ」が欲しい旨を話すと、在庫有りで来店すれば売ってくれるという。
ちなみに
他の方のネット情報では、(以下一部抜粋した たぶんこの方の頁が一番わかりやすいかも)
冷蔵庫型番 R-***NPAM等 センサ(シモトリ)レイゾウ 部品番号 R-D40NPAM200(価格840円)
冷蔵庫型番 R-***MPAM等 センサ(シモトリ)レイゾウ 部品番号 R-K40NPAM200(価格840円)
故障内容
冷蔵室が冷えない(常温)、野菜室は冷えすぎ野菜が凍る、冷凍室は正常。エラーコード「F018」を表示。
この日立の冷蔵庫のエラーコード「F018」、霜取りセンサ故障はメジャーな故障らしい。
以下のシリーズが該当の模様。
R-***MPAM R-***NPAM タイプ
R-D37NPAM R-K37MPAM R-K37RPAM R-S38NPAM R-S38RPAM R-D40NPAM R-K40NPAM R-K40MPAM R-K40RPAM R-K401Rなど
以上、他の方のブログ情報より
勝手に冷蔵庫を分解するわけであるから自己責任だが、プラモデルや、車の日常点検が出来る程度の手の器用さがあれば、多分交換可能な程度の作業である。ここからは、あくまで自己責任で読んで作業して欲しい。
確実に修理するなら、日立のサービスマンか、電気店や電気製品修理店などの作業保障が伴う所へお願いする事をお奨めする。
ただし、電気店等へ修理を頼むと、きっと修理工賃(出張人件費)で数千円から1万円位はかかるだろうと想像出来る。
まあ、新品買い換え覚悟すれば、買い換える前に一度チャレンジしてみるのも悪くないだろう。ダメなら新しい冷蔵庫を買うだけである。840円でレッツトライだ。
修理方法についても多くの方がいろいろ書いているので、検索して探して参考にしてください。本当にたくさんの修理記事があって驚く。
まず、冷蔵庫の電源コードを必ず抜いてください。通電していると危険です。
① 野菜室を全て外し、野菜室上部に付いているパネルを取り外す。この野菜室上部のパネルは、3箇所ではめ込み突起で止まっているが、前面2箇所の突起を外すには、結構力がいる。でも力を入れすぎると、突起が折れる可能性があるので慎重にかつ大胆に・・・
こつはパネルを、たわませるらしいのだが、なかなかたわまない。
このパネルの取り外しには、他の人のブログの画像を参照する事もお奨めする。
② 野菜室上部のパネルを外し終えたのち、野菜室奥のパネルをプラスドライバで外す。ネジは全部で5箇所。左部の配線等を隠してあるパネルと、冷却管等ヒート部本体を覆うパネルの2パーツからなる。
冷却管等ヒート部本体を覆うパネルは、裏に冷蔵室へ冷気を送るためのファンが内蔵されているので、配線に注意。
なお、このパネルを外す際に、冷蔵室の棚や、製氷の為の製氷水ユニットが干渉している機種があるので、その時は面倒だが、干渉している冷蔵室側のパネルなども取り除く。
③ 野菜室奥のパネルを取り除くと、ヒート部本体があらわに・・・
霜がビッシリ付いているなら、シモトリセンサの故障が原因だろうと推測できる。
シモトリセンサを触る前に、シモトリセンサの取り付いている位置(状態)を記憶しておいてください。センサの位置が異なって取り付けてしまうと、センサが正常に感知しなくなり、正常に稼働できなくなります。できれば触る前に写真を1枚撮っておくと良いでしょう。
④ 取り外したファンにも霜(氷)が付着していたならこのファンの氷も取り除く。
霜を取り除く際には、ドライヤーで温風を吹き付けて溶かします。なお、冷蔵庫内は断熱のため発砲スチロールが使われているため、少し離して時間をかけて溶かしてください。慎重にゆっくり時間をかける事が必要です。
霜を取り除いたら、ピンセットなどで、冷却フィンの間にゴミや発砲スチロールのカスなどがあるならば取り除いておくと良いでしょう。しかし、ヒート管などを傷つけないよう慎重に・・・
霜取りセンサの交換方法は、シモトリセンサを購入した際に、部品と共に交換作業の説明書が同封されていますのでその説明書に沿って作業すれば出来ます。
シモトリセンサを交換し終えたら、外した順番と逆に取り付けていきます。
できれば、ついでに冷蔵庫内の掃除もついでにすると良いでしょう。
全てを取り付けたことを確認し、電源コードをコンセントに差し込み、冷蔵庫が起動することを確認してください。なお、電源コードを抜くと、各種設定がリセットされ初期化していますので、再設定作業は忘れずに・・・
いろいろファンやヒート部が動く音がすれば問題はないでしょう。
しばらくしてから各室の冷却状況を確認してください。通常の個室温度になっていれば修理完了です。
表示パネルの温度がおかしかったり、実際にうまく冷却されてなければ、他のパーツの故障が考えられます。
以上参考まで・・・ メモ 終わり
余談だが、冷蔵庫は何処のメーカーが一番良いのだろうか。今回はセンサ交換作業で故障を乗り切ったが、いつまでも壊れずに使い続ける代物ではない。
ヒート部が壊れれば、素人が修理することは出来ないだろう。また、修理に頼んだところで、数万円するなら耐用年数の兼ね合いもあり新規購入をした方がよいだろう。だが、冷蔵庫は結構値段がする。見れば良さそうなのは、諭吉が10人以上必要みたいだ。
日立、東芝、三菱、シャープ、パナソニックなど何処が良いのだろうか。冷却系のヒートポンプ性能を考えると、三菱、東芝?当たりが総合基本性能(エアコンの性能や、冷却の点で見れば)がしっかりしているのか?
庫内の棚や付加価値などトータルの使い勝手でいえばやはり日立なのか?
冷蔵庫はメーカ別の特徴というか、良い所、悪い所の傾向情報を知らないので、すこし情報収集しておく必要があるのだろう。いずれ壊れて買い換えることになる日はやってくる。
追 記
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