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脱炭素社会だか、環境問題だか、知らないけれども、内燃機関の自動車はもうすぐ終わろうとしている。
EV化に向けて車社会は動き出している。
ホンダは、
ホンダ新社長が会見で「2040年にはEVとFCEV」100%の目標を発表
2021年4月24日
ホンダの三部敏宏 代表取締役社長は2021年4月23日に記者会見を行い、2040年にグローバルで電気自動車、燃料電池車の販売比率を100%にする目標を発表しました。
と、
電気自動車になる。
電気自動車になるのは時代の流れでしょうがないが、息をするように、アクセルを踏み込むと、エンジンが息をして唸りだし、機械を操る感覚。
ちょっと癖があったり、タイムラグがあったり、ギアが変動してコントロールする感覚。
なにより、エンジン独特の振動が、エンジンを操っているというダイレクトな感覚になる。
そんな、感覚を味わえるのも終わりになると思うとちょっと寂しい。
電気自動車、モーターカー、では、モーターが高速回転して、振動も少なく、動き出しからトルクフルで、なんだか乗らされてる感たっぷりになるんだろう。
しかも、安全装置ガチガチで、運転している楽しさは減るんだろうと思う。
今後発売される、車はドンドンEV化されてくる。
純粋な従来のエンジン車は、新車では手に入らなくなる日も、もうすぐやってくるのだろう。
しかも、車の形態が、BIGワゴン車か、SUV系車か、ハッチバックか、ワゴン系軽自動車が殆どで、ステーションワゴンは、絶滅一歩手前になってしまった。
いま大人気というか、各社力を入れている、SUV系車は、リアゲート形状が絶壁タイプではなく、SUVなのに、昔のクーペ的な傾斜のついた、リアを絞り込んだような形状が主流になっている。
リアのカーゴスペースを考えると、リア空間が広い方がいろいろ荷物を積む際に、というか、リアシートと、リアカーゴスペースを一体化して車中泊する場合、絶対に不利になり、しかも、安全性向上のためか、最近のSUV車はリアシートのたたみ方というか倒して使用するアレンジ使い勝手がイマイチのものばかり。
こんなことなら、今使用している車を、もっと良いグレード(4WDとか)にしておくんだった。
とにかく、20世紀には、数多くの車種に設定があった「ステーションワゴン」
ここまで、無くなるとは思ってもいなかった。
時代は動く、時代は流れる。
しかも、マニュアルトランスミッション車も終わりになりそうな、絶滅危惧種。
クラッチ踏んでギア変えて
マニュアル車 楽しいんだけどね。
少し寂しい感じもする。
MT車いよいよ絶滅危機? 迫る自動ブレーキ義務化 脱炭素で待ったなし!
5/14(金) 10:10
Yahoo!ニュース
「MT車に自動ブレーキなし」は少数派
先日、フルモデルチェンジしたトヨタ「86」とスバル「BRZ」が公開されましたが、両車に採用されたある装備が話題になりました。それは「アイサイト」です。
アイサイトとはスバルの先進安全装備の総称で、中心となるのは衝突被害軽減ブレーキ(いわゆる自動ブレーキ)。ついにスポーツカーの86やBRZにも衝突被害軽減ブレーキが組み込まれたのです。
しかしこれは、必然といっていいでしょう。時代のニーズに応じたのに加え、実は2021年11月以降にデビューする新型車やフルモデルチェンジするクルマは衝突被害軽減ブレーキが義務化されることになっています。86/BRZは義務化前に発売されるので採用は必須ではありませんが、先取りして組み込んだのです。
ただし、86/BRZで衝突被害軽減ブレーキが組み込まれるのはAT(オートマチック・トランスミッション)モデルのみ。MT(マニュアル・トランスミッション)モデルにはオプションでも設定されていません。実は、2021年11月以前に発売のモデル(継続生産車)は、しばらく義務化の対象ではないのです。だから義務化が始まっても衝突被害軽減ブレーキ非採用のまま販売することが可能。継続生産車は2025年末から義務となる見込みです。
ところで、MTモデルには衝突被害軽減ブレーキの装着ができないでしょうか。86/BRZの「ATに採用。MTは設定なし」という状況をみるとそうとも思えますが、実はそうではありません。
たとえば同じスポーツモデルのMTでも、トヨタ「GRヤリス」は主要グレードに衝突被害軽減ブレーキが組み込まれています。マツダ「ロードスター」のMTモデルも全車採用で、スポーツカーではありませんが、ホンダ「N-VAN」や「N-ONE」のMTモデルにも組み込まれています。
決してMTと衝突被害軽減ブレーキが両立できないというわけではありません。そのため衝突被害軽減ブレーキが義務化されることにより、世の中からMTの新車が消えてしまうということはないでしょう。
「脱炭素」でMT車は消えるのか?
実は、スバルのようにMTに衝突被害軽減ブレーキを設定しないメーカーのほうが少数派で例外的なのです。その理由に関してスバルは「衝突被害軽減ブレーキ機能を組み込むことはできるが、『アイサイト』としてスバルが求める理想を実現するのは難しい」といいます。
MTモデルは衝突被害軽減ブレーキが強く作動した際にエンストする可能性があり、それを危惧しているようです。
しかし、同社は次期「WRX」が控えており、それにはMTモデルも用意されるでしょう。デビューは2021年11月以降なので、MTモデルにもアイサイトが組み込まれるはずです。
また、継続生産車にも義務化される2025年末までには、86/BRZのMTモデルにも標準で組み込まれることになるでしょう。
というわけで衝突被害軽減ブレーキが義務化されても、それによってMT車が絶滅するということはありません。
しかしながら、別の理由によってMTは消える運命かもしれません。それは脱炭素社会です。
脱炭素社会とは、地球温暖化を止めるために二酸化炭素を減らそうという考え方(そもそも地球温暖化の主な原因が二酸化炭素にあると確定されているわけではありませんが)。二酸化炭素を減らすにはすなわち燃費を向上する、もしくはエンジンを搭載しないクルマとすることが求められます。
エンジン車で燃費を向上させるためには、モーターを組み込んでハイブリッド化することが必須となり、ATやCVTと違って変速を車両側が制御できないMTと組み合わせるのはアンマッチといえます。今後もメーカー内の平均燃費の向上が求められ(欧州では基準をクリアできないと罰金を払う制度が始まっている)、その流れでMTはどんどん減っていくことでしょう。
こうした状況から近い将来、新車でMTが選べなくなる日がやってくるのはほぼ確実です。
今後登場するスポーツカーでは86/BRZのほか、日産の次期「フェアレディZ」にもMTの設定がアナウンスされています。
いずれにせよMT愛好家は、長く所有するつもりで今のうちにMT車を買って楽しむのがよいかもしれません。